J1リーグ2017
第33節アウェイ広島戦
広島 2 - 1 東京
もうどうしようもないけどさ、
また足掛け10年出直しましょうや
あら、稲垣いるじゃない。
えっ、椋原は広島なのね。
残留が掛かるホーム最終戦の広島は、ビッグアーチに2万2千人。大観衆、とまでは言わないけど、ホームエリアを埋め尽くし雰囲気良好。好機に湧く歓声には迫力があった。残留決めて、良かったね。
既に残留を決めている東京側スタンドは、当然ながらリーグ戦としては寂しい。第三者的に言えば、牧場的な雰囲気すら漂う。仕方ない。
試合は言わずもがな低調。
前節鳥栖戦で見られた、数少ないポジティブな要素「太田・永井の縦関係」「相手DFライン裏を狙う意識」。これらは僅か1週間で何処かへ消えてしまった。
最も大事だったのは、成績ではなく姿勢だったのにね。
今年の代償を払い再構築するのに、また10年単位の時間が掛かるでことでしょう。付き合わせて頂きますが。
良い時もあれば、悪い時もある。今年、東京は大勝負に出て、そして華々しく散ったんだよ。成績と関係なく忠誠を誓うファンの信頼すら失ったのは余計だったけど。
思えば「5年分の得点王3人を前線に並べて、どうだ!」って、見る人が見たらバカバカしいけど、考えようによっては夢があったよ。
そして学んだよ。監督にも金掛けないとな、監督の意向に沿った人選をしないとな、元代表って逆に言えば定着出来なかったわけで何の保証にもなりはしないんだな、って。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど、大枚叩いて実際イタイ目見ないと、それを本質として学べないから、またリセットの足掛け10年になるだろうけど、必要な経験だったかも知れないぞ。
ともあれマイナス・スタートの来年は、10年先はさておき、1にも2にも残留。淋しい話だけど、仕方ない。