医師のコロナ療養 DAY10 「療養5日目では抗原陽性、10日目は?」の巻 | 【狭山市 安斎医院 院長ブログ】入間川徒然備忘録

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DAY 10

本日で療養終了となります。

 

明日から仕事復帰しますが、免疫学的にどうなんだろう?と興味がわくので、自身で抗原検査とPCR検査をやってみました。

 

抗原検査


PCR検査


 

 

実はDAY5の8/20にも抗原検査していて、その時はこんな感じで「陽性」でした。

国は療養期間の短縮も考えているようですが、5日でまだ抗原性があるとすると(5日療養での)解除はまだ感染リスクがあるかもしれません。

7日くらいが落とし所でしょうか。

 

一方で、10日経つと抗原性は失われている可能性が高いと考えて良いでしょう。

ウチのPCR検査はNEAR法(定温核酸増幅法)です。

この機械はCt値<33を90%以上での確率で当たりを付けるスペックですから、増幅し続ければ陽性と出るかもしれませんが、NEAR法で陰性ならまぁ感染力はほぼ無いと言って良いかもしれません。

正直PCRが陰性になるのは意外でした。

 

 

 

いやしかし。

精神論的で申し訳ないですが、この病はマジでメンタルアタックですよ。

いかにポジティブに療養するか?で、療養期間中および解除後のメンタルヘルスがだいぶ変わると思います。

 

以前の記事にも書いた通り、この病は「不安」を煽り、常に自身の健康状態に疑問を持たせます。

なるようにしかならない事をクヨクヨと考えさせて、いろいろなシチュエーションを想像させ、ネガティブな方へ誘導するのが常套手段です。

背景には「情報過多」「情報氾濫」という社会的に作り上げられた無意識のネガティブキャンペーンにあると感じます。


もちろん、重症化したり死亡したするケースはありますし、医師としても気の毒だと思いますが、ほとんどの人は「軽症で済み」「時間が解決し」「身体的ダメージは軽い」です。

「自分がそうだからそう言ってるだけ」「医師としてどうなんだ」「亡くなっている人もいるんだぞ」と言われればそれまでですが、コロナになった大多数の人は僕と同じ意見だと思います。

 

この病の課題は、

決して慌てずに、

療養をポジティブに捉え、

感染症法上のルールに従いつつも、

自身の健康状態を客観的に評価し、

全てダメでなく何が出来るか?を確認しながら、

うつむく事なく、

経つ時間を如何に上手く使うか

です。



決して甘く見ているわけでなく、僕は経験上本当にそう思いますよ😊


明日から仕事再開しますが、今週中はリハビリ期間とさせてもらいます🙇‍♂️


皆様

応援ありがとうございました

🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️