入間川徒然備忘録

入間川徒然備忘録

埼玉県狭山市にあります、安斎医院のブログです。
とりあえず、何でも書きます。

今年はインフルエンザワクチンの接種で、大泣きする子が少ない印象です。
ウチの看護師もそう言ってるので、おそらく僕の気のせいではないでしょう。


真面目な話を先にすると。
多分ですが、COVID19の流行が社会へ及ぼしている影響を子供ながらに感じていて、同じ感染症で流行が懸念されているインフルエンザへの対策や、ワクチンを接種する意味を咀嚼理解しているのだと僕は思います。

親や僕らが説明しないでも、しっかり受け止めているんだと思います。
偉いです。


一方で泣く子もいるのですが、それはそれで当然っちゃ当然なので、別に悪い事ではありません。

乳幼児は接種後の大泣きも、アンパンマンの人形を見ると泣き止むので、アンパンマンの偉大さに感謝しつつ、この時期重宝しています(笑)
もう10年以上前にアンパンマンミュージアムで買った彼らですが、未だに健在です。
しっかり洗浄と消毒をしています。





で。
最近、小学生くらいにアンパンマンに匹敵する対応法を見つけました。


それは。











全集中
注射の呼吸


みたいな
(笑)

もはや
「言いたいだけでしょw」
っていう説もありますが、小学生くらいだと、接種する前にコレを言うと、なんか頑張ってくれますw


ありがとうアンパンマン
ありがとう鬼滅の刃


内容
全然
知らん
けどw


僕は浦和レッズが好きです。
ミシャが率いていた時の能動的で創造性に富んだフットボールの魅力は、僕のサッカー観を大きく変えました。
あのフットボールが去ってからは、熱狂さは冷めましたが、今でも試合は必ず見ています。


現代フットボールにおいて攻守の切り替えは非常に重要で、特に「どこでボールを奪い守勢から攻勢へ転じるか?」というのは各クラブでも様々です。

その戦略が徹底し、共通認識が強くあるクラブが強いのは言うまでもありません。

前線が追い回しても、ディフェンスラインが引いていれば中盤にスペースが空き、大きなリスクを背負います。

逆に完全に引きこもり受け身を取ってばかりだと、一向に得点の匂いはしません。
いわゆる○ソつまんね〜サッカーですw

以上、長い前置きでした(笑)



COVID19に対峙する際に、攻撃する必要はありませんが、守備を固める事は重要です。

人から人への拡大する(まるでボールを繋げて来る)相手に対して、どこでそれを食い止める(ボールを奪う)か?に注目して、僕は考えるようにしています。



現在、感染拡大傾向にある中で、どこに手を打てば最も効果的な拡大防止(ボールを奪う)に繋がるか?というのが、なかなか統一されずに混乱を引き起こしています。


非常に「ボールの取り所」が曖昧です。

どこで
感染拡大を
抑えるか

個人的には2つポイントを考えてます。

①感染しないように国民の行動制限を強化
サッカーで言うならば、早い段階でボールを奪う(拡大を防ぐ)前線からのプレッシングとでも言いましょう。
リスクを出来るだけ早い段階で摘み取る作業で、場合よっては不必要な場への影響(無駄な動き)が生まれやすいです。

強化の度合いも様々ですが、ロックダウンのようなあまり強い強化を打ち出すと、社会経済活動が落ち込み、国民の生活が悪化します。
そして何より「持続が難しい」です。
サッカーも前線がバテますので90分プレッシングするのは「持続不可能」です。


大切なのは
「持続可能な行動制限」
です。
継続が困難なミッションを強要しても、その効果は一時的です。

拡大している現在においては、
「会食を控えましょう」
「不特定多数が集う場所には長く留まらないようにしましょう」
「マスクを外した屋内でのおしゃべりはやめましょう」
などが現実的です。


総理の言う「マスクしながら飲食」は別な意味で「持続不可能」です。

もし言うならば「不特定多数が集まる場での長時間の会食をやめましょう」くらいの方が具体的かつ現実的かつ持続可能です。

もちろんプレッシングも効果はありますが、それだけでは持続出来ませんし、現実として「GO TO なんちゃら」などプレスに穴を開けるような曖昧さもあるので、潜り抜けるように感染の拡大が起きています。



そこで必要なのが

②感染者を早めに特定し拡大を防止する
サッカーでいうならディフェンスの最終ラインの役割です。
ゴールが近いという点では、得点の確率は上がっていますが、ボールを持っていそうな人を見つけ出し、そこで孤立させる対策を行います。
シュートやパスのコースを隠し、ライン際まで追い詰めるイメージです。

まずはボールホルダー(感染確認者)を的確に把握する必要がありますので、体調が優れない人を見つけ出し、速やかに検査へ繋げる事です。


しかしながら現在、コレが出来なくなっていると個人的に感じています。


どうしてか?


「体調不良を申告しない」
「体調不良で活動している」
「医療機関にすら行かない」


本当のサッカーと違うのは、ボールホルダーは自己申告となる点です。
健診での指摘を除けば、COVID19に限らず、ほとんどの医療は自らが体調に対して疑問を抱き、体調不良である事を申告する事から始まります。
つまり「ボールを見せないとディフェンスできない」んです。

そのため、
「自分は大丈夫」
「これくらいなら」
「まぁ動けるし」
など、自らがボールを隠していると、医療の介入は不可能であり、ディフェンダーはノーチャンスです。

これらに潜むリスクを想像出来なくなっているのかな?と10月くらいから感じていました。
一種の「慣れ」なのかもしれません。
以前はもっと言ってましたよね?





国や県は主に前述した①を訴える事が多いです。
ですが、根本的には②に対する個人の意識を高める事も重要です。



繰り返しお伝えしていますが。

体調不良
なら
出勤/登校
せず
自宅療養
医療機関
相談
して下さい



長いエントリーになりましたが、狭山在住のとある熱狂浦和サポの方からいただいたマスクで〆ときます(笑)





Yさん、いつもありがとうございます!
ポストカードがアベユキっていうのが、何かこう感じてしまいますが、気のせいでしょうか。





当院は埼玉県指定診療検査医療機関として、COVID19の診療を行なっています。

注意:自費対応はしてません。

かれこれ100件以上やってますが、気になる点があるので書いておきましょう。



まずなんらかの経緯(有症状/濃厚接触者/COCOA反応など)でPCR検査を受ける事になった場合ですが、

①必ず保険証を持参して下さい。
「検査費用は患者負担ゼロ」というのはご存知かと思いますが、医療機関から行う費用請求は国保や社保を通す形となるため、保険証がないと医療機関が請求出来ません。その場合は「全額自己負担」となります。¥26,000くらいします。
保健所から濃厚接触者の指定を受けて検査をする無症状者に多いのですが、手ぶらで来る方がいます。それでは「全額自己負担」になりますし、先日はそれを断って検査せずに帰ってしまった方がいます。(もちろん保健所に連絡してその後の対応をお願いしましたが)
保健所も指示をしているとの事ですが、保険証を必ずお持ち下さい。ない場合や紛失した場合は、医療機関に行く前に必ず保健所に伝えて下さい。


②検査費用
前述した通り「検査費用は患者負担ゼロ」ですが、診察料は自己負担が発生(1割負担や3割負担など)します。

それは必ずお支払い下さい。
「全部無料」と勘違いしている方も少なくなく、支払い時に「え?払うの?」っていう方がいます。
そこは誤解しないようお願いします。




次にPCR検査を受けたあとについてです。

①検査後は自宅療養です。
PCR検査は結果が出るまでに1-2日かかります。
有症状だったり濃厚接触者だったりCOCOAだったり、検査する理由は様々ですが、検査結果が出るまでは、絶対に!自宅療養してください。
間違ってもその1-2日で仕事や学校には行かないで下さい。

以前、濃厚接触者と指定されて検査を受けた無症状の学生が、部活の試合があるために結果が出る前に出場してしまった事例があります。
学生はPCR陽性だったため、その試合に関わった一部の方々も「濃厚接触陽性者の濃厚接触者」と指定され、それはもう大変な状況になりました。


②検査後のメンタルケア
検査結果が出るまで不安だと思います。
たった2日ですが、その2日がもの凄く長く感じるでしょう。
その間に自分が陽性だったら「どこまでが濃厚接触者になるのか」「家族に迷惑かけるかも」「会社をクビになるかも」など、様々な思いが錯綜します。
ですが、どうか普通通り過ごして下さい。
しっかり食べて、しっかり休む。
自宅内であれば何をしても良いわけですから、気持ちをリラックスさせてください。
どうあがいても結果は早まりませんし、変わりません。

無症状や軽症が多いため、なんとなく時間を持て余すケースが多いようですが、もちろん、油断せずに自身の体調しっかり管理しましょう。

悪化する傾向があるなら、迷わず医療機関や保健所に連絡して下さい。


これから検査数はもっと増えると思うので、雑感ながら書いておきました。

最近の講義や講演はインフルエンザ絡みの依頼が多いですね。

国内発生は皆無ですが、12月以降の診療体制を整備しましょう。