前回の記事で、アリスの詩に登場する「ジャバウォック」を取り上げました。

 

 

 

 

 

「ジャバウォック」とは、コウモリのようなギザギザの羽を持つ、

  正体不明の「魔獣」です。

 

 

       

           「ジャバウォック」

 

 

そしてそれは、同じギザギザの羽を持つ「スナップドラゴンフライ」のように「虫」なのでは? と推測したのですが・・(鏡の国の虫)

 

 

 

       

  「スナップドラゴンフライ」

 

 

 

このジャバウォックの元になったといわれるのが、イギリスの竜伝説「ラムトンのワーム「ソックバーンのワーム

 

 

(イングランドの民話では「ワーム」はドラゴンの意味)

 

 

「ソックバーンのワーム」の伝説

 

 

中世時代、ソックバーン村を恐怖に陥れていた毒の息を吐く巨大なワーム を、ジョン・コンヤーズ卿が退治した。

 

 

倒したワームは「ワイバーン」や「ドラゴン」の類であった。

 

 

 

       

 

 

 

この「ワイバーン(wyvern ・ wivern)」とは、イギリスの紋章学を起源とする架空の怪物です。

 

 

ドラゴンの頭、コウモリの翼、ワシの脚、先端が尖ったヘビの尾を持つドラゴンの一種です。 (脚が4本でなく2本なのが特徴)

 

 

 

           

 

 

 

このワイバーンは、フランス語では「ヴィーヴル(Vouivre)」

 

 

ニヴェルネー地方(フランス)においては「ウィーヴル(Wivre)」となるそうです。

 

 

 

・・「ウィーヴル」といえば・・( ゚д゚)

 

 

甲虫の「ゾウムシ」は英語で「ウィーヴィル(weevil)」です。

 

 

 

・・・似ていませんか・・? 

 

 

 

                   

         お鼻が長い 「ゾウムシ」くん!  

 

 

 

 

「ゾウムシ」は、漢字では「象虫」

 

 

 象の鼻のような長い口吻(こうふん) を持つことが、その名前の由来です。

 

 

                      

 

 

 

そしてこの虫から連想するのが、アリスの「鏡の国の虫」

 

 

「鏡の国の虫」

 

 

「あら、あそこでハチミツを集めてるあの生き物は何かしら?」

 

「普通のハチみたい」

 

 と、アリスは思いました。

 

 

  ところが普通のハチなんかではありませんでした。

 

   実のところ、それはゾウだったのです・・

 

 

 

   

 

   

 

 

また、ディズニーの「くまのプーさん」にも、これに似た生き物が登場します。

 

 

「プーさんと大あらし」

 

 

この作品では象のようなズオウがプーさんの夢の中に登場し、プーさんから蜂蜜を奪おうとします。

 

 

作中では「彼らは自由自在に姿形を変える」と説明されています。

 

 

        

 

 

 

・・もしかしたらこれらは「ゾウムシ」の比喩なのでは?

 

 

     プーさんは夢の中で、ミクロの世界を見ているのでは?

 

 

ドラゴンを「ワーム(虫)」と呼ぶのも、ミクロとマクロがひっくり返った表現の違いだけでは?

 

 

(不思議の国のアリスでは、食べ物を食べて体が大きくなったり、小さくなったりします。

 

ミクロの世界とマクロの世界を行き来していることを表しているのではないでしょうか?)

 

 

 

  「彼らは自由自在に姿形を変える」・・

 

 

 

「ジャバウォック」→「ワーム」→「ワイバーン」→「ヴィーヴルウィーヴル」→「ウィーヴィル」?

 

 

「ウィーヴィル」=「ゾウムシ」

 

 

 

 ・・・違う?? (゚∀゚)??