少し前、イギリス・グラストンベリーの「チャリス・ウェル(Chalice Well)」を取り上げました。
「チャリス・ウェル」と は「聖杯の井戸」という意味です。
この井戸の蓋のデザイン「ヴェシカパイシス(Vesica Piscis)」は「すべての始まり」を表す神聖幾何学の図形です。
このデザインは世界的に有名ですが、今回は蓋ではなく井戸の方に注目してみました。
井戸に設けられた「柵(?)」は、落ちないための安全対策に思えますが、この格子状の形を見ると「九字」や「ドーマン」を思い出します。

「九字」とは呪力を持つ九つの真言、
「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前
(りん・ぴょう・とう・しゃ・かい・じん・れつ・ざい・ぜん)」
を用いた「強力な結界」です。 (四縦五横とも)
この「九字」が入った「セーマン・ドーマン」(五芒星と九字紋)は、伊勢の海人さんが身につける魔除けのお守りとなっています。
(星形の印「セーマン」、格子状の印「ドーマン」)
「無事に戻ってこられますように」
・・そんな意味が込められているそうです。
前回、蓋のデザインを自分なりに解釈し、ヴェシカパイシスと交差する直線を「刺さっている槍(剣)」と考え「井戸の蓋が開かないよう、封印している印象」と書きました。
もし・・もし仮にこの格子に「九字」のような意味があったとしたら、蓋と共に「二重に封印」しているような気がするのでした・・
(違う? (^。^))
「九字」についてはこちら
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「セーマン・ドーマン」についてはこちら
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