このところ、「達磨大師」について書いています ^ ^
禅の開祖「達磨大師」
インドで布教していた達磨大師は、その後中国へ渡り活躍していましたが、既存の仏教勢力からは禅は異端とみなされました。
そのため5度の毒殺をはかられ、その都度難を逃れていましたが、6度目に亡くなります。
ヒドくない?
3年後弟子がお墓に来たところ、墓は空っぽで、片方の靴だけが残っていました。
その後西域からの旅人が、「片方の靴をもって西(インドの方向)へ行く達磨の姿を見た」と言ったことから、達磨大師が故郷に帰る姿だったのではと伝わっているそうです。
(❇︎ このことを「隻履西帰(せきりせいき)」といいます)
「隻履達磨(せきりだるま)」 白隠作
クツ持ってます! (・Д・)
「片方の靴を置いていく」・・( ゚д゚)
・・・といえば・・・
✨「シンデレラ」!✨ ( ´ ▽ ` )
12時で魔法がとけるシンデレラは、途中で脱げてしまったために、片方のガラスの靴を残して、お城から去りました。
「中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)」 (後の天智天皇)
飛鳥寺の蹴鞠(けまり)の会で、鞠を蹴った中大兄皇子の靴が、勢い余って脱げてしまいます。
それを拾って丁寧に返したのが、中臣鎌足(なかとみのかまたり)。
二人はこれをきっかけに親しくなります。
そしてこの縁により、その後二人で「大化の改新」を行うのです・・
わあ♡ ありがとう✨
ギリシャ神話、「イアソン」
「イアソンと金羊毛」ミケーレ・コルタッツォ
イオルコス国の王子イアソンは、幼い頃王が亡くなり叔父ベリアスが王位を継いだため、賢者ケイローンに育てられます。
成人したイアソンは王になるため帰国しますが、その途中困っていた老婆を背負って川を渡ります。
この時、片方のサンダルを、川に流してしまいます。
故郷に到着したイアソンは、王位の譲与をベリアスに要求します。
その片足のサンダルを見て、ベリアスは困惑します。
実はベリアスは、過去に「サンダルを片足だけ履いた人物に王位を奪われる」と予言されていたのです。
そのためイアソンが二度と故郷の土を踏むことができないよう、「王位を譲るには、黄金の羊毛を持ち帰ること」という危険な条件を出しました。
イアソンは黄金の羊毛を求めて旅立ち、物語は有名な「アルゴナウタイの冒険」へと続きます・・
「アルゴー船」 コンスタンティノス・ヴォラナキス作
(❇︎ イアソンが助けた老婆は、実はゼウスの妻の女神「ヘラ」で、ヘラはあることでペリアスを恨んでいたため、イアソンを助けたのです。
イアソンはこれ以降、ヘラからの手厚い加護を受けることになります)
「黄金の羊毛」についてはこちらにも
↓
「片方の靴を残す」 「片方靴が脱げる」
=「隻履(せきり)」 (一対のうち一方の靴という意味)
・・これに何か特別な意味があるかはわかりませんが・・( ゚д゚)
上記の三つの物語からは、靴が脱げたことが幸運のきっかけとなったような・・? (・∀・)
この件に関しては、さらに考察してみたいと思います・・(^。^)
一本足 になるという意味?( ゚д゚) ?



















