今年3月に公開された「シン・仮面ライダー」
現在Amazonプライムで見られるようになっています。
(おススメです! ^o^)
最近、頭や兜などについて、いろいろとトンデモ自説を展開中なんですが、この「シン・仮面ライダー」はそもそも仮面(マスク)ありきのお話ですから、気になるシーンが多くありました。
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中でも特に気になったこのシーン。
映画のラスト、一文字隼人が、仮面ライダーのマスクをかぶって、海にかかった橋をオートバイで走り抜けるシーンです。
実はこの一文字隼人が被っているマスクには、ショッカーとの戦いで死んだ「本郷猛の心」が固定されています。
ですから、一文字隼人がそれをかぶってオートバイで走ると、本郷猛の魂は、自分が走っているようにリアルにそれを体感します。
一文字隼人(ハマり役の柄本佑さん♪)
「本郷、感じるか、この風を」
「ああ。
僕のプラーナは、魂はマスクの中だが、一文字の感じる風の力も、排気音も、匂いもすべて感じる」
「スピードを上げてくれ一文字、 新しいサイクロンを味わいたい」
( サイクロン号 = 一文字隼人のオートバイ)
オートバイに乗っている一文字隼人の体感を、マスクの中の本郷猛が感じる・・・
まるで、アバターの体感を、VR用のマスクをつけているプレイヤーが感じているかのようですよね!! (・Д・)
アバターの視点をプレイヤーが共有するような・・・
・・ちょっとこれに似ているかも?と思える話があって・・
「鏡の国のアリス」
騎士(ナイト)が、自分が発明した「かぶと」について、アリスに説明するシーンです。
「・・・ でも、確かにそのかぶとそのものの中に落っこちる危険は確かにあってね。
一度そういうことがあって・・
しかも最悪だったのは、ぼくがそこから出られる前に、もう一人の白の騎士(ナイト)がやってきて、それをかぶっちゃったんだ 。
じぶんのかぶとだと思って 」
「そしたら、相手の方をけがさせちゃったんじゃないですか?
だってその方の頭のてっぺんにいたんですもの」
「もちろん、けとばさなきゃダメだった」
「そしたらあいつもかぶとを脱いでくれたんだけど・・・
でも、ぼくを出してくれるのに、もう何時間もかかっちゃってね 。
もうはまりかたがきつかったもので・・お酢のにおいみたいにね」
「でもそれって、『きつい』がちがうでしょう」
「ぼくの場合は、いろんなきつさだったんだよ、これは保証してもいい!」
「いろんなきつさ、ね。
でもあいつも他の人のかぶとをかぶるなんて、不注意もはなはだしい・・
それも中に人が入ってるのをかぶるなんて 」
(山形浩生訳より抜粋)
かぶとと、かぶってる人との間に、ナイトが入っていたわけですよね。
それは、出すのが大変なほど、きつくはまり込んでいる・・・
これは、さきほどの仮面ライダーのように、マスクに魂が固定されていることと似ているような・・・
また、プレイヤーとアバターが一体化していることの比喩にも思えます。
そして、さらに気になる部分を発見・・・
馬の鞍から転げ落ち、深いみぞに頭から突っ込んでいるにも関わらず、いつもの調子でしゃべり続けるナイトにアリスがたずねます。
「頭を下にして、いったいどうしてそんなにおちついてしゃべってられるんですか?」
「ぼくの体がたまたまどこにあったって、関係ないでしょう 。
頭はぜんぜん変わらずにはたらき続けるんだよ 。
いや実は、頭が下にあればあるほど、新しいものをどんどん発明できるんだよ」
騎士の足をつかんでひきずり出そうとするアリス
まるでマトリックスや、その他いろんな作品にあるように、体は別の場所で眠っていて、頭は仮想現実の映像を見ている・・ことを言っているかのような・・・???( ( ゚д゚)考えすぎ??)
「不思議の国」と「鏡の国」のアリスシリーズは、今までずっと、
「もともと意味なんてない、しっちゃかめっちゃかなストーリー」
・・・と思っていましたが、ひとつひとつ見ていくと、全てに深い意味があるのかも・・・?
もしかしたら、トンデモなく深い真理を表している・・??と思えてしまうのでした・・ ( ゚д゚)
やっと気づいた?
( AI生成! ^o^)