少し前「馬は神さまの乗り物」ということについて、取り上げました。
↓
その時馬のことを調べていて、面白いことを知りました。
「左馬(ひだりうま)」です。
「左馬」とは、馬の字が左右反転して書かれている、天童(山形県)独自の将棋駒の置物のことです。
福を招く「商売繁盛の守り駒」とされています。
この左馬の由来は・・
「うま」を逆から読むと「まう」
「まう」は「舞い」を連想させるため縁起がよい。
「馬」の字の下の部分が、富のシンボルである巾着の形に似ている。
馬は人がひくが、逆になっているため、馬が人をひいてくる(招き入れる)(=商売繁盛)
馬は右側から乗るとつまづいて転んでしまう。
そのため馬は左側から乗るもの(馬は左に倒れない)
・・など、諸説あるようです。
「馬は 反転することで 、良い意味を持つ」ということですね。
・・じゃあ「今の向きは 間違っている 」のでしょうか??
・・なので、本当の能力が見えてない・・??
「この世界はひっくり返っている」という説があるので、もしかしたら「左馬」こそが本来の姿なのかもしれません・・・?? ( ゚д゚)
反転して(ひっくり返って)、「うま」から「舞う」に
地上の「馬」から、空へ 舞い上がる「ペガサス」へ
人の「乗り物(駒)」から、馬蹄の重りを外し「自由」に・・
そういうことを表しているのかもしれませんよね・・??
(な〜んて! (・∀・) )
(左馬=ペガサス?)
ちなみに、こちらは伝統工芸品「大堀相馬焼」の左馬「走り駒」の絵柄。
「右に出るものがいない」(=最も優れている、勝るものはいない)という意味を持っているそうです ^ ^