このところ「雉(キジ)」について、いろいろと書いていますが・・
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前回も取り上げましたが、キジは「ケーン、ケーン」と大声で鳴き、同時に翼を激しく羽ばたかせます。
これは、オスの繁殖期の縄張り宣言の意味があると考えられています。
そしてこのことを「母衣打ち(ホロウチ)」といいます。
厳密には鳴き声ではなく、羽ばたきの音のことを指します。
「母衣打ち(ホロウチ)」
「母衣(ホロ)」とは武士の鎧の背面にたわませた布のことで、騎乗中に風でふくらみ流れ矢などを防ぐことを目的とした武具です。
「戦国大名の遺宝」より
前田利家像の「母衣」
他に「ホロ」といえば、浮かぶのは・・
「幌(ホロ)馬車」
「ホロ」という言葉からは「ふわっと覆う膜」のような印象を受けますね。
ふわっと覆って何かと何かを隔てる膜。
そして、中は空洞です。
さらに「ホロ」といえば・・連想してしまう「ホログラム」
この世界は、実は、2次元平面のホログラム映像かもしれない?という説があります(理論物理学「ホログラフィー原理」 )
つまり実体のない、幻のようなもの・・ということですね。
その件についてはこちら
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「母衣打ち(ホロウチ)」
不死鳥の翼を羽ばたかせ・・
「幻のホログラムの世界を打ち破る」!
「真実の世界に目醒める」!
そういう意味を持っていたりして??と思っちゃうのでした・・
( 個人の妄想でーす( ̄∇ ̄))
打ち破るケンね ♪