「雉(きじ)」について、さらに考えてみました。
今までの記事はこちら
↓
前回までの記事で「草薙剣(クサナギノツルギ)」=「雉(キジ)」と解釈しています。
「草薙剣」はヤマタノオロチの尾を割り裂いて、取り出しています。
・・ということは「もともとオロチの中に存在していた」ということですね。
「本当の自分をオロチの中に隠していた」・・と言えるかも!?
=「キジは固まって「剣」になっていた」
「キジの圧縮ファイル状態」
そして剣になったキジは、外側のオロチが死ぬことで姿を現します。
雉のつくことわざに「雉も鳴かずば撃たれまい」というものがあります。
「雉は鳴かなければ居所を知られず、撃たれることもなかったのに」
・・という意味から、無用な発言をしたために自ら災いを招くことをいいます。(=口は災いの元)
古事記には「高天原から芦原中国へ派遣された雉の鳴女(ナキメ)が、訊問したために矢で射抜かれて殺されてしまった」というお話がありますが、これがことわざの由来とも言われます。
失礼しちゃうわ!💢
実際キジは、「ケーン、ケーン」と大声で鳴きます。
「剣、剣」= 「事情あって剣になってんの!」
でも、見つかったら、殺されてしまうかもしれない・・
音を立てずに静かにしていなければならない・・
・・なので、自分を圧縮し、姿を剣に変え、眠った・・
個人個人の中に「本当の自分が圧縮ファイル状態で眠っている」?
それが何かのきっかけで、目醒める。
オロチという、盾にしていた鎧を取った時、中から本当の自分が姿を現す。
・・そういうことを表しているのでは? と思ってしまうのでした・・ ( ゚д゚)
ちなみに・・ ^ ^
この、雉が鳴きながら羽ばたいている様子が、鳳凰の姿に見えちゃうんですよね! (・Д・)
一万円札の絵柄も雉から鳳凰に変わっていますよね ( ゚д゚)
キジから鳳凰へトランスフォーム?