前回の記事で「反り橋」について取り上げました。

 

  

 

 

 

そこで、「反り橋は、渡るのではなく、くぐるもの」? ということを書きました。

 

 

「反る」「くぐる」、ということで頭に浮かんだのは・・

 

 

 

「なべなべそこぬけ」! ( ^∀^)

 

 

   

 

 

わらべ歌。 子どもの遊び歌ですね。

 

歌詞は、

 

 

「なべなべそこぬけ そこがぬけたら かえりましょ」

 

 

・・のみです! (短っ!( ゚д゚))

 

 

この歌には振り付けがあって、二人向かいあって手をつなぎ、歌いながらつないだ手を左右に振って、「かえりましょ」のフレーズで、両手をつないだまま体を反転させて、背中合わせになります。

 

    

 

 

これをまた歌いながら元に戻したり、反転させたりして、向かい合わせと背中合わせを繰り返します。

 

 

 

・・なので「かえりましょ」は、「帰る」という意味と共に、「反り返る」「反転する」という意味もあるのでは?と思えます。

 

 

 

「なべなべそこぬけ」は3人以上でも遊べます。

 

3人の場合は、3人で手をつないで輪になります。

 

 

「かえりましょ」のところで、1人が他の2人のつないだ手の間をくぐり抜けます。

 

引っ張られるように、2人も体を反転させて背中合わせになります。

 

 

 

大勢の場合は、2人が手でアーチを作り、そこへ残りの人たちに次々とくぐり抜けてもらい、最後に2人が体を反転させてもどに戻ります。

 

 

体を反転したり、戻したり、大勢でアーチをくぐり抜けたり・・何か、「反転」「もどる」「逆行」「逆回転」・・などを表しているような気がします。

 

 

 

「かえる」→「反り返る」→「反転」→「ひっくりかえる」

 

 

「かえる」→「帰る」→「故郷に帰る」→「神の元(天界、宇宙?)に帰る」? 

 

 

「くぐる」→「アーチをくぐって天国に帰る」??

 

 

(アーチをくぐって降りてきたので、逆行して戻る?)

(だから茅の輪くぐりとかあるのかも!? ( ゚д゚))

 

 

   

 

 

 

  『  くぐって、かえる  』

 

 

 

こらから世界が反転する?と言われていますが、そのことを暗示しているのでしょうか・・?? ( ・∇・)

 

 

 

「わらべ歌」って、なんだか意味深で、謎に満ちて興味深いんですよね〜 ( ´∀`)