前回「あじまりかん」について書きました。
その神呪について書かれた「すべてがひっくり返る」。
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この中に、古事記に登場する「阿遅鉏高日子根(アヂスキタカヒコネ)」のことが書かれています。(日本書紀では「味耜高彦根(アジシキタカヒコネ)」、その他いろいろな表記があります)
「アヂスキタカヒコネ」とは、妹の夫である「アメノワカヒコ」の葬儀に訪れた際、「アメノワカヒコ」とそっくりだったため死者と間違われ、それに怒って剣で喪屋を切り倒し、蹴り飛ばして飛び去ったとされるトンデモナイ神さまです(すぐキレちゃう? ^_^;)
さきほどの「すべてがひっくり返る」では、この
「アヂスキタカヒコネ」のことを、
「とどめの神(=あじまりかんの象徴 )」
と、解釈しています。
その「アヂスキタカヒコネ」には
「迦毛大御神(カモノオオミカミ)」
という別名があります。
この「大御神(オオミカミ)」という名前を持っている神さまは、
「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」
「伊邪那岐大御神(イザナギノオオミカミ)」
「迦毛大御神(カモノオオミカミ)」
の「三神だけ」なんだそうです! (・Д・)
「アマテラス」「イザナギ」という超VIPな神様と肩を並べる「アヂスキタカヒコネ」! ( ゚д゚)
この神が「大御神(オオミカミ)」とされる理由はわかっていないそうです。(登場回数が少なく、知名度も低いのに! ( ̄∇ ̄))
きっと隠された 特別の役割を持つ すごい神さまなんですよね!?
(「切り札」みたいな? ^o^ だから「とどめの神」?)
そしてまた、
「アヂスキタカヒコネ(=カモノオオミカミ)」=「八咫烏」
とも言われます。
八咫烏
「アヂスキタカヒコネ(=カモノオオミカミ)」が主祭神である、奈良県「高鴨神社」のお守りには「八咫烏守り」があります。
「八咫烏守り」カワイイ! ^ ^
やっぱり「八咫烏」と関係があるんですね ( ゚д゚)
「八咫烏」・・
自分の解釈では、覚者の象徴のように思えるんですよね (^_^)
(3本目の足があるので、魔法の杖、エネルギー使いの象徴?)
その記事はこちら
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「あじまりかん」、「アヂスキタカヒコネ」、「カモノオオミカミ」
「八咫烏」・・
・・面白そうなので、これからも考えていきたいです ^ ^