業界の常識にとらわれない
サロンブログ でアップされているまつげ上下カールの施術写真です 一重まぶたさんの施術は本当にいろんなやり方があるので、カウンセリングで相談のうえ、エクステにするかパーマにするか、また上まつげはエクステ&下まつげはパーマのミックスメニューにするかなどを決めていきます まぶたの厚みが薄い方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいますし、まつげが下向きの方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます 技術だけでなく、カウンセリングでの提案力を磨くことは小さなサロン経営にはマストですね
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2016年Ⅲ期（7月～9月）の単発講座の募集を開始いたしました
ナカシマです（ナカジマではありません）
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技術はもちろんですが、デザイン・フォト・カウンセリング・
ブランディングなどについてアップしていきます
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さて、ビジネス本やその業界に長くいる人などから、
いろんな情報を入れると、「そうしなければならない」
という既成概念が生まれがちです
美容の仕事を始める際も、「美容室をはじめ、美容系のサロンは
1店舗あたりの粗利が少ないから、多店舗展開をしなければ、
商売としてなかなか成り立ちにくい」と美容業界の人から言われました
最初から多店舗展開を視野に入れている人は別かもしれませんが、
ほとんどの人はそのようには考えていないと思います
私も、美容サロンの1店舗あたりの平均売上や個人効率を聞いて、
「それだったら会社員やっていた方がいい」と率直に思いました
箱と人を持てば持つほどリスクを伴います
「1店舗あたりの粗利が少ないから他店舗展開をする、そういう業種です」
と言われても、そんな恐ろしいことはできないと思いました
それ、誰の常識？ 私には非常識にしか思えなかったですし、
将来的に、自分がそうなるというイメージもつかなかったです
だったら、1店舗でも収益が十二分に出るような
店舗経営をしようと思って起業しました
今の店の改善点はいくらでもあるのではないでしょうか
私も改善点が多過ぎて、優先順位をつけるたびにため息が出ます(^_^;)
「周りの人の意見を参考にして・・・」という声も聞きますが、
周りは周りであって自分じゃないです
「起業するときは支援制度を受けた方がいい」と言う人もいますが、
もちろん、受けられるものは全て受けた方がいと思います
ですが、自己資金がどのくらい用意できているのかが最重要で、
その上で公的支援を受けることが大切ですよね
いらぬお世話ですが、「そもそも会社員の頃に貯蓄ができないような人間に、
会社の経営ができるんかね？」と思ってしまいます
足元を良く見て、身分相応な箱と人でやる
業界の常識にとらわれない、調子に乗らない、過信しない
経営は続けていくことが一番大切なことです
大きくすることは、二の次、三の次です
先日、上海にディズニーランドがオープンしましたが、
同時に、中国のテーマパークがことごとく
閉鎖される理由についても報道されていました
売上のほとんどが入場料だけになってしまっていて、
来場者の物販売上が少ないため、たくさんの来場者を
常に呼び込まなければならない運営になっているそうです
中国人自身も粗悪なコピー商品だと分かっているため、
「1度は遊びに行くけど、物は買わない、そして2度と行かない」
となれば、いくら13億人の人がいるからと言っても、
すぐに採算がとれなくなるのでしょう
これって、サロンにも言えることですよね
ほぼ施術料金のみの売上構成で物販売上はなし、
という状況になってしまっていると、すぐに売上が頭打ちになり、
スタッフ一人当たりの施術人数を増やさない限り、
前年度対比をアップし続けるのは難しくなります
増やそうと思うと、スタッフの人数や店舗数を増やしていく、
という方法に限定されることになります
予約のない時間帯にどうやって、スタッフに売上を作ってもらうのかも、
小さなサロンの経営者の大切な仕事です
それができるようになると、
サロンの売上も、その構成比も劇的に変わります
そして、スタッフの意識も変わって行きます
独立開業を目指しているスタッフなどは、
「これこそ、技術以外や接客以外に、私が今学ぶべき仕事だ」
と嬉々として取り組むようになります
そうでないスタッフも、得手不得手が見えてきたり、
苦手なことにもチャレンジするようになります
「そんなこと、ウチのスタッフにはムリ」と思われるかもしれませんが、
人間は何歳になっても成長するものですし、したがっているものです
また、女性の場合、避けて通れない、
結婚・妊娠・出産・育児・介護がある以上、
一生、職人では生きていけません
施術以外のことが少しずつでもできるようになると、
先を見通していくこともできるようになります
「みんなの常識、私の非常識」、「業界の常識、自店の非常識」
という部分があると強いんじゃないですかね
経営者だけでなく、スタッフ全員にその認識があると、
さらに強い組織になりますね
非常識と言われる中にビジネスチャンスがあるし、
やってみないうちから「そんなのできっこない」とか、
「どうせうまくいかない」と思ったりすると、
ムダな価格競争をしたり、いろんな諸問題に常に振り回されたり、
外で見せている組織の姿と内情とがかけ離れていたりするようになります
「美容師時代から物販が苦手だったんです」というスタッフが、
めきめき力をつけて、お客様から喜んでいただいている様子を見ていると、
施術や接客以外の業務が功を奏していると思わざるをえません
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