別人の敗戦
まさに別人と言ってもよいだろう
もちろん成瀬のことだ
去年と今年
いや
今年はもっと悪いことに
試合後とに別人になる
ある試合では制球が冴え
変化球の切れも鋭く
まさしく去年の成績に叶う内容であり
ある試合では投球の合間に首を捻り
投じるすべての球種が相手に通じなくなる
これは
成瀬自身の問題もあるのだろうが
相当相手チームが
「成瀬」対策をしてきたということだ
140キロに満たないストレートで三振を喫し
プロ4年目の若手に
数々の投手タイトルを与えたことは
他チームの打撃陣からすれば
屈辱的なことであっただろうし
監督コーチ、スコアラーを含め
相手チームは躍起になって成瀬を研究したはずだ
だから
今年は僅かな調子の差で
成瀬が別人となる
すなわち
去年のデータやイメージを上回るときには
良い結果が出て
去年レベルかそれ以下では
去年のような結果は出なくなってしまう
ということだ
つまり常に「去年以上」が求められるし
「去年同等か以下」では
惨憺たる結果も予想されると言うことだ
後藤選手のバッターボックスに入ったとたんにみなぎる自信や
中島選手やブラゼル選手の初球のHRを見ている限り
配球もボールの軌道もなにもかも
成瀬は裸にされている
と言ってよい
これは相手の研究に対する
的確なアドバイスの出来ていない投手コーチの責任でもあるし
更なる躍進を誓いつつ
更なる飛躍が出来なかった成瀬自身の責任もある
しかし
シーズンはもう半ばであり
彼が左のエースであり
ローテーションの軸であることは
もう変えようがないわけで
成瀬は失われた信頼と
失ったであろう自信を回復するべく
一日も早い再生を遂げるしかないだろう
オールスターがあり
オリンピックがあり
彼にとってもチームの責任以上の
負荷がかかるのは目に見えているが
逆にそれを飛躍のためのヒントと捉え
何かを吸収して来て欲しいものだ
その吸収の結果が
去年の札幌ドームの悲劇を乗り越える
大きなヒントになるのではないだろうか
チームには成瀬が必要だ
それは
去年と同じ成瀬 ではなく
去年以上の成瀬 である
・・・何とかにゃるせ、なんて
言ってる場合じゃないぜよ・・・
駆け引きの敗戦
果たしてあの場面
西岡へのバントの指示はどうだったのだろう
セットアッパーの岡本投手は
2イニング目に入り、
4連打を食らい、明らかに限界だった
制球もばらつくようになり
中日時代からの
マウンド上で仁王立ちし
相手の反撃を食い止める
猛々しい姿はそこにはなかった
1点差に詰め寄りなおも無死1,2塁
もちろん、ここでバントは定石中の定石だ
ゲッツーを防げるし
外野フライでも同点となる
あるいは相手が満塁策をとった場合でも
塁が詰まった状態で上位打線につながる
だが
ここでそれぞれのチーム事情を考えると
確かにゲームの流れはロッテに傾き
ホームゲームアドバンテージからしても
同点狙いは結構なのだが
相手は首位を走るチーム
こちらは躍進を続けているとはいえ
まだ借金を背負ったBクラス
必死に食らい突き
がむしゃらになるのはロッテのほうで
定石やセオリーで試合を進めるべきは上位の西武だ
だが、ここでロッテは
ふらふらの投手に1アウトを差し出し
ランナーを進めた
しかも
ロッテ打線において一番相手にとっていやな打者
西岡に簡単にバントを命じてしまった
がむしゃらになるべきロッテが
スマートに試合を進めてしまった反面
西武渡辺監督は
がむしゃらさを前面に出して
この1戦をものにしようと必死の防戦を敷く
グラマンの投入である
先日のソフトバンク戦で
救援に失敗したこのサウスポーの守護神は
自らの信頼回復に相当燃えていたはずだ
その心意気を買って
渡辺監督はあえて
8回1アウトから守護神をマウンドへ送った
このがむしゃらさは
ひょっとしたらロッテのベンチの意表をついたのではないかと思う
ボビーはセットアッパーやクローザーの投入は
イニングごとの交代を徹底させるし
球界全体もその流れにあるが
そのボビーの常識を
勝手に相手に当てはめて考えてしまうのは危険だ
あるいは
左投手に弱い成績が残るグラマンに対し
その後回ってくる福浦なら
何とか対処できると考えたのだろうか
もし
グラマン投入後の、福浦との勝負を考えたのなら
西岡にはフリーでも良かったはずだし
サブローにはスクイズなどの
小技を考えても良かった
いずれにせよ
素晴らしい送りバントを決めて
ベンチに帰る西岡の表情は
ベンチのナインのハイタッチにも笑顔がなく
憮然としたままだった
それほど
西岡自身も打って試合をひっくり返す覚悟でいただろうし
自信もあったのだろう
西岡の打席では西武ベンチは動くそぶりを見せなかったし
岡本投手続投に最大のチャンスがあった場面であったのだから
マジックが売り物のロッテベンチが
似つかわしい綺麗な野球をしようとして
がむしゃらな首位チームに敗退したことは
定石やセオリーと言った言葉の
甘美で危険な罠にはまってしまった
野球の怖さを見せ付けられた試合だった
架け橋の敗戦
また大嶺が勝てなかった
勝てなっかた
という表現をするからには
勝てそうだけど、結果勝てなかった
という意味を十分に含んでいると言える
大嶺は大きな成長をした
ここ3試合で
すっかりファームで甘えていた姿から脱皮し
多くのファンの視線を背中に背負い
プレッシャーと戦いながら
1球1球を大事に丁寧に強気で全力で
投げる
投手の本能を自ら呼び起こすことが出来るようになったと思う
主力投手が30代前後と
ベテランの域に達するチーム事情からすると
投手がばてる夏場に
唐川だけでなく、大嶺に目処が付いたことは
チームにとって本当に大きい
そしてその流れに乗るかのように
チームは連勝を重ね
そして敗戦の昨夜も
よもや と思わせるような
猛追撃を見せることが出来た
現状のチームの勢いは恐らく12球団一かと思うけれど
それは実力あっての勢いだと
この連勝中の逆転劇を見ると
そう実感させてくれる内容だった
だが
勝負はここからだ
確かに連勝は嬉しかったし
一気に順位が上がったことは
ファンとしては誇りを取り戻した感があるが
まだ勝負はここから
これでようやく
西武、ハム、ホークスに対し
戦いの名乗りを挙げることができるようになっただけ
これでようやく
同じ土俵の上で戦う資格が得られただけなのだ
ここからは当然
相手も良い投手をぶつけてくるだろう
ここからは当然
西岡、大松、福浦ら、主力打者への攻めも厳しくなるだろう
そして
ここからは当然
1試合1試合の意味も変わってくるだろう
あの昨年味わった
試合の序盤から重たい空気が流れ
緊張とプレッシャーの中
投球の僅かなコントロールの差
打球の僅かなコースの差で
試合が左右される
緊迫した試合が続くことだろう
オールスター前にして
このゲーム差は逆転が十分に考えられる
好位置につけている
この意味をチームで今一度噛み締め
昨夜の9回裏の攻撃を
栄光への架け橋とするべく
今日も全力で戦って欲しい
・・・
ほぼひと月経っている間に
大松が大きな成長を遂げ
唐川の制球が戻り
川崎、シコースキー、荻野の方程式が成立し
チームが1本立ちしてきました
さてここで問題です
このひと月、ブログを中断し、自分は何をしてたでしょう!?
1.出産のため富山の実家に帰っていた
2.交通違反がひどく市原にお世話になっていた
3.海外出張が続き、すっかりネイティブになっていた
4.持病の痔がひどく手術をしていた
5.洞爺湖サミットの準備のため色々忙しかった
6.星野ジャパンの選手の選出のためにひと肌脱いでいた
7.成瀬の君津住宅のCMをみて腰を抜かしていた
8.他のサイトのブログに浮気をしていた
9.ⅰPhoneの発売で大忙しだった
10.二岡と山本モナの関係は大人なんだからどうでもいいじゃんと思う
11.北朝鮮への制裁は続けて欲しかったよ、ブッシュ君
12.ガソリンが上がりすぎて電車通勤したら痴漢に間違われて大変だった
13.っていうか世の投資家はガソリン高騰させて責任とって欲しい
14.それより上原はないんじゃないかと思う
15.いろんな意味で帆足あたりが行ってほしい
16.それに田中より岩隈なのでは?
17.嫁さんへ、洗濯物は取り込んだから畳んでおいてくれ
18.嫁さんへ、洗濯物が山になっている
19.嫁さんへ、洗濯しにくいから脱いだ服はちゃんと表にしておいてくれ
20.嫁さんへ、たまにはテーブルの上片付けようよ
