蟻と象の敗戦
蟻と象の戦いだった
蟻は象の攻撃を何とかかわそうと試み
蟻は何とか象に立ち向こうとしたが
象の身体はあまりに巨大で
象の力はあまりに強くて
象の頭はあまりに明晰で
蟻は一太刀何とか浴びせるのが精一杯のうちに
敗れてしまった
前回の先発のヤクルト戦
そして途中当番の阪神戦
いずれのときも
小野は本来の変化球の切れがなく
見ている側からしても冷や冷やの投球で
決して中身は褒められたものではなかった
なによりカウント球と決め球の差が余りないため
投手有利のカウントになっても
打者はあまりプレッシャーを感じることなく
打席に立っており
その余裕を持たせてしまっていることが
小野本来の打たせて捕るピッチングを
成立させていない
こういう話を聞いたことがある
打者と言うのは
味方投手があまりにも三振ばかりを取り
守備機会が少ないと
試合の中でリズムを失い
試合への集中力が薄れ
あまり良いスウィングが出来ない
という
小野という投手はその点
内野ゴロを基本に打たせて相手をアウトにする
そういう技術に長けた投手であるから
守備機会が多く
身体を動かし、試合にのめりこんだ味方打者が
奮起してくれる機会も多いはずだ
だが序盤に、しかも
真綿で首を絞められるように
徐々に、そして圧倒的力で攻め込まれてしまうと
どんなに優れた打者とはいえ
疲労がたまり、集中が切れ、モチベーションが下がり
打ち損じも多くなってきてしまうことだろう
相手中日は日本一の力量を
まるで大上段に構えるような姿勢で
ゆったりと見せ付けてきた
無理のない、そして無駄のない攻撃
ここの選手が役割を自覚した打線
そして
球界を代表するセンターラインを中心にした堅実な守りと
それを信用するがゆえの
エースの余裕と深い懐のある投球
この強大な象と戦うには
今のレベルでは決して勝つことは出来ない
思いつきや五分五分の作戦では
同じ土俵にさえ立てない
先発は7回までを3失点までに抑える
投球の意図を汲み取り守備をこなし
先頭打者は出塁を優先し
送りバントはバントとして成功させ
逆方向を意識した打撃で打線のつながりを重視する
この一見地味な守備と攻撃の基本こそが
象が象たる所以であり
日本一の野球なのであろう
・・・だが
一寸の虫にも五分の魂があるという
ベニーの激走が
暴走でなく、魂を込めた走塁だったのなら
明日の試合は
暗雲が垂れ込めているこの天気を
吹き飛ばす可能性がないわけではないだろう
悪戯な敗戦
DREAMIN'・・・GIGS、行きました?
心を落ち着かせて考えてみよう
18安打14得点
もちろん相手はプロ
名解説
沈着冷静の理論派
大矢監督の率いるベイから
18安打14得点
お互いの現状順位を無視して考えれば
すごい戦果だ
(横浜の一部ファンに現状を憂い
大矢監督を批判する声が聞こえるけど
横浜もうちも主力の怪我が続出したり
投打の噛み合いが悪かったりなだけだから
決して監督がすべて悪いわけではないと思う。
チームがピンチのときこそ
ファンが応援しなくちゃ!
って姿勢がマリサポは素晴らしいですね)
でもそれ以上
心を落ち着かせて考えてみると
先週から6勝1敗
そのうち5点以上得点が5試合!
でもそれ以上心を落ち着かせて考えると
6月に入って12戦で7勝5敗
このうち先制点を得点したのがなんと9試合
つまり、打線の調子が相当上がってきていて
攻撃力は相当あるチームになってきている
あとは投手陣の整備だけだが
松本を1軍に上げるなど
とにかくリリーフ陣の底上げを
首脳陣が急ピッチで進めようとしているのが分かる
宏之と唐川の抹消は
登板間隔の問題だけなのか
肩か肘かふくらはぎか のケアなのか
不明なところだが
来週大きく試合間隔が開くことを考えれば
新たな顔ぶれをラインナップに加え
適材適所を探るのも必要な時期だと思う
とにかく
あとはリリーフだけ
もうちょっと言うなら
川崎の復調次第ってところだろう
6月にはいって序盤はまずまずと思わせたものの
ここ最近は登板して被安打0で終わることの方が少なく
HRも浴びている始末
これでは、緊迫した場面での当番を任せられる信用は薄い
では、彼に代わって
高木?根本?松本・・・?
呉を後に回すとか
ファンはアイディア豊富だけど
あのひどい5月でも
久保を後に回しただけで
大きな投手陣再編をしなかった首脳陣の姿勢を考えると
やはりピッチングスタッフの体制には
相当自身があるのだろうし拘りがあるのだろうから
このまま大きな変革がないとすると
やはりキーマンは
川崎なのだ
ただ楽観的に考えるならば
5月は
先発も駄目
打線も駄目
両者は噛み合わず
しかもリリーフが崩壊
こんな状況で
宏之まずます
俊介完封
直行まずまず
成瀬完璧
と先発が復調しつつあり
打線は
西岡バットも守備も恋愛も絶好調
根元使ってくれれば絶好調
福浦腰痛がない日はまずまず
大松使ってくれれば絶好調
サブローいつもどおり安定感抜群
里崎味方投手が調子いいとまずまず
今江初球を無理に引っ張らなければまずまず
早川ガッツがようやく実ってきた
オーティズグラブで当てるよりバットでボールを当てる方が似合う
ベニー解雇になりたくないから必死
ズレータ・・・・・・・・・・・・
と
心配はなくなりつつある
(勿論、打線は水物なので
打線が調子が良いときにたくさん勝たないと
いつジェットコースター下降するかわからない)
だから、先発が7回を最低投げ
打線がリードしていれば
リリーフが一人1アウト戦法でも
何とか試合にはなるだろう
5月のようにお手上げ真っ暗ではなくなると思う
こうなると
チームに勝ち癖がつき
全体の調子が上がり
フォアザチームの精神が宿り
ロッテが一つにまとまって
勝てる集団へと変貌していけるだろうと思う
ズレータは言った
まだ諦めない と
西岡は言った
3連勝どころで喜んでいられない と
そう
そうした強気で勝気な雰囲気が
漲ってくれば
ひょっとして秋には
ひょっとするのではないだろうか