帝戯
帝戯
体操やフィギュアスケートをイメージした牌戯です。
使用牌:萬子1~9 索子1~9 筒子1~9 東南西北白發中 各4枚ずつ 計136枚
推奨人数:1人+審判数人
手牌:13枚+1枚
基本和了形:1帝頭(対子)+4君子(刻子または順子)または0帝頭+7対子
定型課題、大技課題、自由課題の順に三回の演技を行い合計点を競います。
1:演技構成も提出
行う演技構成を審判に提出します。
→配牌へ
2:配牌
牌を裏返しにして136牌をよく洗牌し、17列2段の壁牌を4つつくり、正方形を形成する。
目の前の壁牌の右端から14枚を手前に持ってきて開き、理牌する。
和了している場合→和了へ
和了していない場合→捨牌へ
3:捨牌
手牌の中から不要な牌を一枚選定し、正方形の中に並べる。
壁牌が残っている場合→自摸へ
壁牌が残っていない場合→終局へ
4:自摸
壁牌の右端から1枚引き、手牌に加えます。
和了している場合→和了へ
和了していない場合→捨牌へ
5:和了
和了型を記録します。
規定和了数を満たす場合→終局へ
規定和了数を満たさない場合→捨牌へ
6:終局
和了型の合計得点を計算します。
定型課題終了時→大技課題
大技課題終了時→自由課題
自由課題終了時→終了
演技構成及び得点
構成点は演技構成に含まれる場合、成功すれば2倍の得点を得ることが出来、失敗すれば減点されます。
例えば天牌を10に構成した場合、王牌の残りが12枚の場合22点、9枚の場合17点、6枚の場合8点となります。
天牌を20に構成した場合、王牌の残りが12枚の場合16点、9枚の場合7点、6枚の場合2点減点となります。
芸術点は演技構成に含まれる場合、成功すれば得点を得ることが出来、失敗すれば10点減点となります。
構成点
【和了点】
副底点【10点】一帝頭・四君子による和了1回につき加算される得点
【基本点】
刻子点【1点】刻子1つにつき加算される得点
幺刻点【1点】1・9・字牌の刻子1つにつき加算される得点
嵌牌点【1点】嵌牌による和了1回につき加算される得点
辺牌点【1点】辺牌による和了1回につき加算される得点
帝頭点【1点】帝頭による和了1回につき加算される得点
白帝点【1点】白の帝頭1つにつき加算される得点
發帝点【1点】發の帝頭1つにつき加算される得点
中帝点【1点】中の帝頭1つにつき加算される得点
【状況構成】
天牌点【1点】第一自摸を行う壁牌の残り牌1枚につき加算される得点
王牌点【1点】最後尾の14牌の使用した牌1枚につき加算される得点
【牌構成】
帯牌【1点】全ての帝頭・君子が指定した牌のいずれかを含む場合、指定しなかった牌1枚につき加算される得点
断牌【2点】全ての帝頭・君子が指定した牌を含まない場合、指定した牌1枚につき加算される得点
大帯牌【10点】指定した牌を全て含む場合、指定した牌1枚につき加算される得点
芸術点
【君子構成】
白刻【1翻】白の刻子を含む和了
發刻【1翻】發の刻子を含む和了
中刻【1翻】中の刻子を含む和了
一色同順【1翻】同色で同じ組み合わせの二順子を含む和了
三色同順【1翻】三色で同じ組み合わせの三順子を含む和了
三色同刻【1翻】三色で同じ組み合わせの三刻子を含む和了
一気通貫【1翻】一色で連続する9牌によって構成される三順子を含む和了
平和【1翻】基本点が0点の和了
対々和【1翻】刻子を4つ含む和了
王牌和【1翻】王牌点を含む和了
天牌和【1翻】天牌点を含む和了
【門構成】
絶一門【1翻】数牌一色含まない和了
五門斉【1翻】数牌三色・風牌・元牌を全て含む和了
混一色【2翻】字牌と数牌一色による和了
清一色【3翻】数牌一色による和了
字一色【4翻】字牌のみによつ和了
定型課題
規定和了数:4
天牌和→平和→対々和→王牌和の順に4和了する。
大技課題
規定和了数:1
王牌和で1和了する
自由課題
規定和了数:1~10
自分の構成で自分の決めた回数和了する。
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富戯
富戯
麻雀牌を使った大富豪風な牌戯です。
使用牌:萬子1~9 索子1~9 筒子1~9 各4枚 計108枚
推奨人数:3~4人
1:本ルールの趣旨
中国に遊びに行くと、大体麻雀か頭地頭という大富豪によく似たゲームをやっています。
また麻雀の原始のマーチャオという遊びは大を以って小を打つ遊び、つまり大富豪のようなルールであったのではないかとききます。
このことから察するに麻雀と大富豪は比較的かかわりが深いのではないかと思います。
本ルールは麻雀牌で大富豪的なルールで遊ぶことにより、麻雀の原点を探ろうという趣旨で創作してみました。
2:本ルールの概要
1人13枚ずつ牌をもらい、順に1枚山から引き、場に牌を出す。
基本的には前の人の出した牌よりも強い牌を出す。
手持ちの牌が一枚もなくなったらあがり。
配牌後に民の一番高い数字の牌を1枚と地頭の選ぶ任意の1枚を交換し、地頭からスタートする。
地頭が勝てば地頭を継続、地頭以外が勝てば地頭が流れます。
3:ゲームの進行
席決め
任意の方法で席順を決めます。
↓
親決め
任意の方法で地頭を決めます。
↓
洗牌・壁牌
牌をよくかき混ぜ壁牌を作ります。
↓
配牌
各プレイヤーに13枚ずつ牌を配ります。
↓
牌交換
地頭以外のプレイヤーは地頭に手持ちの牌の中でもっとも高い数字の牌を渡します。
地頭は他のプレイヤーに手持ちの牌の中から任意の牌を渡します。
↓
開局
地頭からプレイを開始します。
↓
ターン開始
プレイヤーは自分のターン開始時必ず1枚壁牌から牌を引きます。
↓
打牌
プレイヤーは場に出ている牌よりも強い牌または役を1ターンにつき1回だけ出すことが可能です。
出すことが出来ない、または出したくない場合はターン終了を宣言しましょう。
↓
ターン終了
ターン終了後特別な条件のない限り半時計まわりで次のプレイヤーにターンが移行する。
↓
流局
誰かがあがるか、壁牌がなくなったら流局です。
地頭があがった場合は地頭継続です。
他のプレイヤーがあがった場合や牌壁がなくなった場合は地頭の右の人が次の局の地頭となります。
↓
ゲーム終了
全ての人が地頭を2回降ろされた時点で終了となります。
4:打牌役
通常役
下位の役の後に出す事が出来ます。
単騎(単○などと呼びます。)
牌を一枚で出す役です。
対子(対○などと呼びます。)
同色で同じ数の牌を2枚で出す役です。
刻子(刻○帯▲などと呼びます。)
同色で同じ数の牌を3枚で出す役です。
特殊効果として任意の通常役を1つ帯びて出すことが出来ます。
(例えば、222帯99や、444帯333帯111帯5などが可能)
特殊役
いつでも出すことが出来ます。
槓子(槓○などと呼びます。)
同色で同じ数の牌を4枚出す役です。
特殊効果として色毎に、
萬子の場合
場の牌を全て流し、もう一度自分のターン開始からはじめることが出来る。
索子の場合
役の強弱を逆転させ、もう一度自分のターン開始からはじめることが出来る。
筒子の場合
出した槓子の単騎として扱い、もう一度自分のターン開始からはじめることが出来る。
どの状況でも出すことが出来ます。
一盃口(一盃口と呼びます。)
同色で連続する3つの数牌をそれぞれ2枚ずつ計6枚出す役です。
特殊効果として任意の通常役として扱うことが出来ます。
三色同順(三色と呼びます。)
連続する3つの数牌をそれぞれ全3色計9枚出す役です。
特殊効果として任意の通常役として扱うことが出来、任意の通常役を帯びて出すことが出来ます。
一気通貫(一通と呼びます。)
同色で連続する9つの数牌をそれぞれ1枚ずつ計9枚出す役です。
特殊効果として任意の役として扱うことが出来ます。
5:役の強弱
単騎の場合
場に牌がない場合か場に単騎且つ数出す牌よりも低い数字の牌が出た後に打つ事が出来ます。
基本的には数字が高いほうが強く低いほど弱い。
ただし、最も高い数字が出た場合同色の最も低い数字打つ事が出来ます。
対子の場合
場に牌がない場合か場に対子且つ出す牌よりも低い数字の牌が出た後に打つ事が出来ます。
基本的には数字が高いほうが強く低いほど弱い。
ただし、最も高い数字が出た場合同色の最も低い数字打つ事が出来ます。
刻子の場合
場に牌がない場合か場に刻子且つ出す牌よりも低い数字の牌が出た後に打つ事が出来ます。
基本的には数字が高いほうが強く低いほど弱い。
ただし、最も高い数字が出た場合同色の最も低い数字打つ事が出来ます。
※帯びている役は数字の強弱に関係ありません。
特殊役の場合
いつでも出すことが出来ます。
6:得点
あがった人は得点を得ることが出来ます。
ゲーム終了時に一番高い得点をもっている人が勝ちとなります。
通常あがり・・・1点
親のあがり・・・2倍
刻子あがり・・・2倍
特殊あがり・・・4倍
牌底あがり・・・2倍
配牌あがり・・・4倍
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対戯
対戯
二人で対戦する牌戯です。
使用牌:萬子1~9 索子1~9 筒子1~9 東南西北 白發中 各4枚 合計136枚
推奨人数:2人
1:本ルールの趣旨
麻雀は、歴史ある伝統娯楽であり、伝統娯楽の中でも最も変化に富んだ遊戯・競技です。
世界中の人が麻雀を好んでプレーしているが、知的な娯楽であるはずの麻雀が賭博の道具に使われているのは非常に残念なことです。
競技麻雀というものがありますが、お金を賭けていないだけで麻雀の賭博性はそのままです。そもそも勝敗の存在するものにはどんなものでもお金を賭ける事は可能です。
しかし、もっと賭博性を薄めることは出来ます。具体的には、偶然性と射幸性の限りなく少ないルールを目指せば限りなく賭博性を薄めることができると思われます。
本ルールはその偶然性と射幸性の抑制と技術性の向上を目指して考案し、今後も改善していく予定です。
2:本ルール特徴
・対局制
3人以上になると偏向が生まれ偶然性を高めます。よって本ルールでは対局型とします。
・同時摸打制
同時に打牌することによって先手後手の不公平をなくします。
・搭子副露制
搭子で副露することによって捨牌を見やすくします。
・得点加算方式および16点先取制
得点支払い方式はそのままギャンブルのお金のやり取りにつながります。よって本ルールでは得点は加算型とし、先に16点を獲得したものを勝者とします。
3:ゲームの進行
3-1:準備
3-1-1:始礼
まずお互い席に座り軽く会釈をし、『お願いします。』といい、握手をしましょう。
3-1-2:ルールの確認
細かい決め事をお互い対局前に確認しましょう。
3-1-3:使用牌の確認
使用する牌に不正はないかお互いが確認しましょう。
3-2:積込※全自動の場合は省略
3-2-1:洗牌
牌を裏返しにしお互いの納得のいくまでかき混ぜます。
3-2-2:積牌
牌を裏返しにしお互いが17敦(17列2段)の壁牌を2つ作り、一つは卓の手前にもう1つは卓の左端に並べます。
3-3:配牌
3-3-1:配牌
自分の手前の壁牌の右端から13枚とり、相手に見えないように開きます。
3-3-2:判定
3-3-2-1:九種九牌
配牌で1・9・字牌が9種以上含まれていた場合、積込からやり直しとなる。
3-3-2-2:天聴
配牌で聴牌または和了していた場合、積込からやり直しとなる。
3-3-2-3:天聴
配牌で聴牌または和了していた場合、積込からやり直しとなる。
3-4:摸打
3-4-1:自摸
お互い自分の壁牌の右端から1枚ずつ引き、手牌の右に置きます。
3-4-2:自摸判定
3-4-2-1:和了
3-4-2-1-1:宣言
和了していた場合、『和了』を宣言し牌を倒します。
3-4-2-1-2:加点
和了したプレイヤーは得点板の点数に1点加え積込に移行します。
3-4-3:打牌
3-4-3-1:伏牌
不要牌を裏向きにして卓中央に配置します。
3-4-3-2:開牌
お互いが伏牌し終わったら表向きにします。
3-4-4:副露判定
3-4-4-1:和了
3-4-4-1-1:宣言
和了していた場合、『和了』を宣言し牌を倒します。
3-4-4-1-2:加点
和了したプレイヤーは得点板の点数に1点加え積込に移行します。
3-4-4-2:副露
3-4-4-2-1:宣言
副露可能な場合、『副露』を宣言し該当搭子を倒し、卓右端につけます。
※この際河の牌は加えません。(順子または刻子が完成する場合副露できます。)
3-4-4-2-2:打牌
副露したプレイヤーは牌を倒したまま続行し、1枚打牌をします。
※次の配牌まで副露した牌は固定されます。
3-5:荒牌
壁牌がなくなってしまった場合は荒牌となり再び積込に移行します。
3-6:終了
3-6-1:終了条件
どちらかが15点以上を獲得した時点で終局となります。
3-6-2:例外条件
お互い同時に15点に達した場合、お互いの得点が13点に戻ります。
3-6-3:終礼
お互い軽く会釈をし、『ありがとうございました。』といい、握手をしましょう。
3-6-4:片付け
お互い協力して牌を片付けましょう。
4:本ルールの和了型
4-1:平和
一雀頭(対子)と四面子(順子または刻子)をそろえる。
4-2:七対子
七つの対子をそろえる。
4-3:国士無双
13種14枚の1・9・字牌をそろえる。
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