さあ、今日からはいよいよ想像力の出番。
土壌に手を入れ、丁寧に耕し、もう一度あたらしい自分になると覚悟を決めたあなた。
ここからは、そのまっさらな土壌にいよいよ種を蒔いていく時がやってきた。
理想とするあなた、理想とする未来にフォーカスしていく作業。
あなたの素敵な土壌に植える種を選んでいく作業。
まずはじめに注意して欲しいのは、あなたの土壌が一度まっさらになったからといって、そこに異物が入り込まないとは限らないということ。
どこかから飛んできた害虫に荒らされることもあるだろうし、いつでも雑草は生えてくる。一度手を入れてはいそれで終わり、ではない。
心の中ではいつでも、隙あらば「過去の私」が囁きかけてくる。
- そんなの無理だよ
- できっこないよ
- だって今の私はそうじゃないし…
- そんなことをしたら親が悲しむよ…
「不安」「恐怖」「罪悪感」実に様々な形をとって、あなたの土台、丁寧に耕した土壌を、再び人の手に委ねようとしてくる。
土壌には、常にいろんなものが入り込もうとする。それをきちんとメンテナンスしながら、芽を育て苗を育むのはあなた以外いない、ということをもう一度しっかりと覚えておいて。
OK? では、次に進もう。
ここから先は、あなたの想像力を鍛える問いがたくさん出てくる。
ルールはふたつ。
・自分に嘘をつかないこと、罪悪感や自分責めに逃げないこと
自分責めに逃げると、そこで全てが止まる。逃げ込まず、現状をしっかりと俯瞰するめを持つことは何よりも重要だ。
・「可能性があるか」「現実的であるか」から、答えを出さないこと。
突拍子もないような、ものすごいことを書いてもいいと自分にしっかり許可を出す。自分の想像力を自らの思考でせき止めないことだ。
この先は、書き出しワークの量が爆発的に増えていく。書けば書くほど、うっすらと見え始めたあなたの理想とする世界のもやが外れ、ありありとクリアに見えてくるはずだ。
そこに、思考を挟み込ませない。過去のあなたを持ち込まないことは、非常に重要だ。
1.まず一番最初に、あなたが人生で大切にしたいことは何か、思いつく限り書き出してみよう。
いつも通り制限はなし。
自由であること、表現者であること、家族を大事にすること、パートナーと仲良くすること…実にいろんなことが出てくる。それらをひとつ残らず書いてみよう。
2.1で書き出したもので、特に重要だと思うことを5つ選び、優先順位をつけてみよう。
3.それらは現在の生活で、どのくらい満足できているか。パーセントで表してみよう。
4.達成率が100パーセントでないものについて
- なぜ100パーセントでないのか、その理由
- 100パーセントにするために何が必要か
- その中で、たった今すぐにできることは何か
それぞれ、書いてみよう。
上記のワークが満足度100パーセントでなくても、がっかりする必要なんて何一つない。誰もがみんな、現状に100パーセント満足などしていないのだから。
もし100パーセント満足していたら、あなたはこのブログを読むこともないし、そもそも自己探求の旅に出ることもない。
現状把握は、これからの行先を知るために非常に重要なステップの一つだ。
1.自分が好きな活動について、20個書いてみよう。あなたが「これをやっている時が何よりも幸せ」と思うことを書いてみよう。
Lesson9のワークのリストを参考にしてもいいし、あたらしく書き直してもいい。
2.1で書いたリストに、下記の質問を当てはめ、それぞれについて書き出そう
- 最後にそれをしたのはいつ頃?
- お金がかかること? かからないこと?
- 1人でやれること? それとも、他の人と一緒にすること?
- 仕事に関係あること?
- 家ですること? それとも外ですること?
- 命の危険が伴うこと?
- 頭、心、体、どれを使う?
- いつ頃から好きだった?
この書き出しワークで、あなたが自分でも気づいていない、大切にしていることがわかるはずだ。
最初にやった「自分の好む生き方を知るワーク」のリストに出した「大切にしたいひこと」の中に当てはまる人も多いはず。
もし、自分で気づいていなかった大切にしているものがわかった人は、それも「自分の好む生き方を知るワーク」のリストに加えよう。
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自分が好む生き方が今できていないことに、嘆き悲しむ必要は一切ない。
これまでの間に何度も繰り返しあなたに伝えてきたように、これらは全て、あなたの手によって自由に作り変えられるからだ。
「どうせ無理」そんな声が自分の中から聞こえてきたら、目を閉じて深呼吸。
あなたは自由だ。
完全に自由だ。
あなたを、不自由にできるのは、他ならぬあなただけ。
過去に引っ張られたら、今まで書いたノートを読み返そう。その都度あなたはリセットされ、新たな気持ちでワークに臨めるはずだ。
次回はさらに細かく、理想の追求をしていく。
たとえ何が起ころうとも
一つ息をするたびに
一瞬が過ぎるたびに
私は人生と一つになる
たとえ何をしようとも 私は人生から離れることはできない
〜パトリス・ジュリアン
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