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  1. 【重要記事】ぜき的最強ノート術〜書く前から、始まっておるのだ
  2. 【Lesson1】ぜき的最強ノート術〜革命の第一歩。主人公のデータを集めよう
  3. 【Lesson2】ぜき的最強ノート術〜主人公の特性チェック
  4. 【Lesson3】ぜき的最強ノート術〜前提・思い込み・解釈の因数分解をしよう
  5. 【Lesson4】ぜき的最強ノート術〜解釈を変えるとどんな気持ちになる?
  6. 【Lesson5】ぜき的最強ノート術〜登場人物を選ぼう
  7. 【Lesson6】ぜき的最強ノート術〜あなたはすでに成功している
  8. 【Lesson7】ぜき的最強ノート術〜価値観システムの点検・言葉の魔力を知る
  9. 【Lesson8】ぜき的最強ノート術〜セルフイメージは100%変えられる

 

 

こちらの話の続きをしよう。

 

 

結果的にどう転んでも学校の勉強に一切興味が持てなかった私は、人生の落伍者のレッテルを貼られることとなった。

勉強ができることが全てにおいて勝る、という世界においては、私はできそこないでみっともない、なんの価値もない存在だった。その現実は私のセルフイメージをどん底にまで突き落とした。この先の人生は、暗くて闇の中で、ひとつもよいことがないかのようにさえ思えていたからだ。

 

 

ここで朗報をお伝えする。もしあなたが、周りの人間たちから私と同じようなレッテルを貼られていたとしても、たとえ世界中から烙印を押されようとも、全くもって問題はない上、喜ばしいことに、そのことはこの先の人生になんの影響も及ぼさない。

 

 

あなたの想像力は、何ひとつ傷つけられることはなく、あなたの中にきちんと眠っている。ただそれを思い出しさえすればいいだけのことだ。

 

 

 

実際、私の主人公はありとあらゆる「想像力」のおかげで、高校にも大学にも進学し、自らの手で人生を楽しんでいる。望む仕事を存分にやることももちろんできているし、44歳になった今が人生でもっとも「勉強している」時だ。しかも誰からも強制されることなく、自らそれを望んで、楽しんで、ワクワクしながら学んでいる。

 

 

いったいどうやって、あのどん底の人生から一転したのか。答えは非常にシンブルだ。

 

 

私はただ、物事を見る視点を切り替えただけ。そこに到達するまでに、ものすごい回り道と無用な努力をし尽くしたのはいうまでもないけれど。

 

 

問題の解決策は、問題の中にはない。

 

 

問題の解決を「どうすれば学校の勉強ができるようになるか」からスタートさせていた私は、まさに「ハヤシライスが角煮になるにはどうしたらいいか」という、大変無謀な挑戦を繰り返していたのだ。

 

そもそも、私の人生で「学校の勉強ができる」必要が、果たして本当にあるのだろうか?

その視点で物事を考えたことがなかった。

ハヤシライスがすべきことは、まず自分がハヤシライスであると自覚して、その素晴らしさを発揮すればいいだけのことではないだろうか?

 

私の好きは、書くこと。本を読むこと。表現すること。伝えること。興味のあることをとことん追求すること。自分の世界観をつ追求すること。それを表すためのアイテムを探し集めること。

 

だとしたら。

私は、私の人生を、好きなことに使うべきなのではないか。そうしたことに全ての時間と労力を注ぐべきなのではないか。

 

もう大人になった私たちは、本当はとっくにわかっているはずだ。

私たちの人生は、いつだって私たちに「自分が一番好きなことをやっていいよ」と許可を出してくれているのだ。いちばん好きなことに没頭して熱中していて生きていっていいと、むしろそれこそを望んでいるのだと、いろんな手段で私たちに語りかけてくれているのだ。

 

 

だとしたら。

どうして好きでもないことを好きになるために、自分の時間を費やさなければならないのか。

 

 

重要なのは、自分の本当にやりたいことに100%、自分の力を注ぐこと。情熱をそこに注ぎ続けること。

自分がほんとうに、心の奥底から大好きなこと、やりたいことを自分の全てを使って表現していく。そんな自分自身でいたら、人は自分を自然に好きでいられるようになる。

 

 1.あなたにとって、私の「学校の勉強」のように、苦手なもの、やりたくないものはなんだろうか?

 

 2.あなたが。それをするのが大好きで、とことん極めたくて、その才能に恵まれていると思えることはなんだろう? 決して「お金を稼げるかどうか」なんて考えなくていい。ただ純粋に単純に好きで好きで堪らないことを書いてみよう。

 

 

 

 

覚えていてほしい。

あなたが今「やりたいことがやれない」と思い込んでいるとしたら、それはあなたが間違った視点から人生を見つめているからにすぎない。

 

周りの人たちで「成功している人」を見てみよう。これは決して「お金持ち」とか「ビジネスがうまくいっている」とかそういった短絡的な要素ではない。

真の成功、つまりは「調和のとれた人生」を送っていて、自分を綺麗に花開かせている人たちのことだ。

 

 

だけれど、そこに達するのが決して安易な道だと、そうは思って欲しくはない。

 

私の人生の師匠である、パトリス・ジュリアン。この学びを私に伝授してくれた人だけれど、彼の「世界観の追求」のストイックさといったら半端なかった。彼がいちばん最初の店を作った時、工務店が持ってきた素材が気に入らなくて、何軒も何軒も自らの足で素材を扱う店を回って探し続けた。インターネットのない時代、たった一枚のタイルにだって、彼は妥協しなかった。

 

それも、そうすることが自らの歓びに繋がっていると、はっきりと自覚していたからだ。その一枚に妥協することで世界の調和が崩れることを彼からは幾度となく教わった。

 

 

自分の好きなことをする、とは責任も生じるし、苦しくてつらいことも時にはある、ということはしっかりと覚えていてほしい。

それでも、それをやり続けられるのは「好きだから」の一言に尽きる。

 

 

私たちは、人生において「自分を喜ばせる義務」を担っているのだから。

 

 

 

 

 

最初、勢いよく情熱をむき出しのまま世に放ったあなたが、次にぶつかる壁。

それは「コンフォート・ゾーン」と呼ばれるものだ。

 

そのお話は、また次回に。

 

 

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気づいたら3月も終わり。

桜もほぼ満開。

そして明日は新年号の発表。どんな日になるのかな。

 

 

春の風物詩。いちごジャムを煮る。

グラニュー糖をまぶして半日からひと晩おくと、浸透圧でいちごから水分が上がってくる。なんとも言えない良い香り。年に一度のお楽しみ。




 

今日も、良き日を。

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