琉球目白 L12cm 奄美以南に生息するメジロの亜種。
本土から渡ってきた基種のメジロと今群を作って飛び回る。
喉の黄色部は、アイリング輪郭の黒色部に達しない。体側面および胸部は赤みを帯びない。
本土のメジロと極めて近く、あまり気にしない方が良いレベルの違い。
※以下は基本種のメジロの解説です。
目の周りが白いから目白。身体は黄緑色。雌雄同色。
日本の野鳥ではミソサザイやキクイタダキに次いで小さい鳥の部類。
花の蜜やミカン、柿など、甘い物が好物だが、虫なども食べる雑食。
椿や山茶花、梅や桜などの花の蜜を好み「はなすい」とも呼ばれる。
群れを作り、活発に動き回る。他の小鳥と混群を作る中心的存在。
英名でもWhite-eyeと、白いアイリングに由来したネーミング。
ちなみに「目白押し」は枝にぴったりと押し合うように群れる習性からできた言葉。
奄美諸島や沖縄諸島には本土と若干色や行動が違う亜種の野鳥が色々いて、
教えられないと気付かない小さなレベルの違いのものが多いです。
南の島では冬場に基本種のメジロが渡ってきて、混群を形成するそうです。
なので、春になると基本種に紛れ、間違って北上してしまう個体もいるようです。
時々、マニアックなバーダーさんが見つけたりもしていますが、
本当は結構一緒に本土まで上陸している個体もいるのかもしれません。
うーむ、どこがどう違うのか、さっぱり分かりませんが・・・。

まあ、メジロはメジロで良いかもと言うことにしておきましょう・・・。