クロサギ(ペリカン目サギ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

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個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

黒鷺 L58cm ♪グアッ 本州中部以西で留鳥 日本海側岩礁 河口

ほぼコサギ大。雌雄同色。単独で見かけることが多い。
黒色型と白色型が存在する。(白型は南西諸島以南に生息)
黒色型の夏羽は喉元だけ白くなるものもいる。
黒色型は全身がすすけたような黒色。後頭と首の付け根に飾り羽がある。
クチバシは太く、色は黄色や褐色、緑褐色などの個体差がある。
脚は短めで、普通は黄緑系。足は大きく、黄色い。
 
私の通勤途中の朝、毎日の日課になっているバードウォッチングですが、
ここでは思いがけない出逢いがあります。
コウノトリや、シマアジ、アメリカヒドリ、クロガモ、ツバメチドリやムネアカタヒバリ、
ササゴイやキアシシギ、マヒワにコムクドリ、ヒレンジャクにキレンジャク、
毎年見かけるものもあれば時々イレギュラーに見かけるものもありますが、
近くでは思いがけずヒクイナやヤマシギ、ミゾゴイに出逢うなんてこともあります。
遠くに行かずとも鳥は日本中の空を飛び回っているというのがよく分かります。
今日は、普段見かけることが無いクロサギがひょいと目の前の岩場に現れてくれました。
 
色が黒と言うよりも薄い灰色ですが、クチバシと脚の黄色ははっきりしていました。
たぶん、この時期親から独立した若鳥ではないかと思います。
 
それにしても、どこから飛んできたのでしょうね。
 
 
 
飛んでいる姿(過去画成鳥)は、どこか独特で、遠目に見ても何となく分かってしまいます。
 
ついでに、この日、初見から一週間近く見続けたコムクの群れです。
たぶん、入れ替わり立ち代わり来ていたのだと思います。