ハチクマ(タカ目タカ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

八角鷹or蜂角鷹

L57~61cm W120~130㎝   ♪ピーエー 烏帽子岳・冷水岳 夏鳥

カラスより大きく、飛ぶと太くふくらみのある翼が特徴。

羽先が人の指のようになっていて、6本ある。

九州以北の低山の林で繁殖し、東南アジアで越冬する。

スズメバチやアシナガバチの巣を襲い、

幼虫や蛹を主食とするのでこの名前が付けられた。

羽が固くウロコ状に密集しているので、蜂に刺されにくい。

模様は千差万別で、個体差が大きい。白っぽい淡色型と褐色が濃い暗色型に大別。

春は大陸側を北上し、秋は列島側を南下する。

長崎では9月中旬から10月の前半から少し遅くまで見られる。

 

タカ類では、オスが黒ボタンのような眼をしたオスがけっこう多いです。

で、このハチクマはたぶんオスでしょう。

 

このハチクマは色彩が黄色で、強面の顔をしているので、メスでしょう。

 

 

渡りの長旅では、あちらこちらで色んな難敵と出会うこともあるようで、

ハチクマの中には、カラスの群に襲われたのではないかと想像される

羽がボロボロになっている個体もしょっちゅう見かけます・・・。(^_^;)