ウミウ(カツオドリ目ウ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

海鵜  L84cm ♪濁った声で鳴くグルルorゴアゴア 留鳥or冬鳥 
岩場のある海岸。雌雄同色。カワウとよく似るが、基本的に住む場所が違う。
海岸の岩場に群れて暮らす。岩棚に枯れ草や海藻で巣を作る。

潜って魚を捕る。飛翔は直線的で力強い。

鵜飼で使われるウはウミウを使っている。

カワウとウミウの大まかな生息域は分かれているが

オーバーラップして混在している事も多い。

口元の黄色い裸出部が広いのがカワウで

黄色い裸出部の口角が尖っているのがウミウ。

 

大分の日田に温泉旅行に行ってきました。
朝早く河川敷を散歩していたら、岩場に佇むウが一羽・・・。
 
あまり人を恐れることもなくのんびりとしていましたが、
最近はカワウをゆっくり撮ることもなかったので、
撮る鳥も他にいなかったので、とりあえずパシャリ・・・。
 
でも、何かいつものカワウとは雰囲気が違っていたので、
帰ってからPCでしっかり観察することにしました。
 
顔を引き伸ばして、よおく見てみると、
いつものカワウと違って、黄色部が少なく、口角も尖がっていました。
これは、ウミウで間違いなさそうです。
 
山間の盆地を流れる川で見かけたので、
絶対カワウだと思って撮っていたのですが、何故に・・・。
 
そう言えば、この川では観光用の鵜飼いもしているそうな・・・。
 
図鑑には鵜飼いのウはウミウを使うと書いてありました。
ひょっとして、鵜飼い用のウが住み着いちゃったのかしら・・・。
 
ちなみに、参考までに沿岸部でもよく見かけるカワウです。
黄色い部分が広く、口角も尖っていません。 
海で見かけるけど、カワウです・・・。(^_^;)                       
 
このところ、野鳥の生息域も変わってきているので、
図鑑を鵜吞みにすると痛い目に遭いそうです。「ウ」だけに・・・。(笑)
 
おまけ鵜飼いでも有名な「天領日田の街並み」