カイツブリの群 | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

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個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

入鳥(入に鳥)

L26cm W43cm ♪キュルルルル

カモのそばにいると、幼鳥と間違いやすいが、

潜りの名人で、神出鬼没。小魚や昆虫を食べる。

遠目のかわいらしいイメージとは裏腹に、結構こわもての顔。 

夏と冬で模様がかなり違う。草で作る浮き巣で有名。

 

カイツブリは、とても身近な水鳥ですが、

警戒心が強くて、なかなかゆっくり姿を観察させてくれません。

長崎では大きな群を作っているのはほとんど見たことがなく、せいぜい5-6羽位・・・。

それが、山口ではどうかすると50-100羽の大きな群で見かけることが度々あります。

 

この時は、美味しいものがあったのかどうかは分かりませんが、

50羽位がキンクロハジロの近くにたむろしていました。

ただ、カイツブリは結構もぐっていることが多くて、

実際には写っている数の数倍はいたのですが・・・。

 

元々愛想無しのカイツブリ、人相も無愛想だし、人見知りだし、

ちっとも好かれる要素は無さそうに思えますが、

♪キュルルルルという鳴き声はとても可愛らしいです。

思い起こせば、普段単独で行動しているように見えますが、

仲間のカンムリカイツブリやハジロカイツブリも時として大きな群れを作ることがあります。

ただ、群れる場所は決まっているようで、海岸の沖合だったりして、

普通には、なかなか大きな群れは見かけません。

 

カイツブリの場合は淡水性の水鳥なので、

大きな群れを作るような場所があまりないのか、

それとも、私がただ知らなかっただけなのかか・・・。(^_^;)