今月で棄教から4年半になる。
もはや現役時代の自分と今の自分を比較しようとしても、無理やり感しか感じないが、恒例の宿題なのでこの記事を書く。
統一教会は破壊的カルトだという言葉がある。もちろん、私はこの言葉に異論はない。
かつて信仰という名のもとに、世界平和だとか、献金だとか、真の愛だとか、そんなアレコレに完全投入したあの時節は、一体何だったのだろうか?
それは信仰だったのか、それとも偽りの信仰だったのか?
そう、破壊的カルト…なのだ。
しかし、そんな区分自体は、今となってはもはやどうでもよくなってきている。
そのくらい現役時代の記憶は薄れてきている。
さて、私は棄教してからというのも、現役時代の負の遺産を払拭しようと、躍起になってきた。
その過去の生き方により家庭問題などをこじらせて、いくら自分を責めても、問題は解決しなかった。
そのツケを払い、悪循環を断ち切るために、もっぱら自分自身を正すことに注力してきた。
特に今年は、そういう生活習慣を確立しようとした一年だったと思う。
その成果もあって、今は自分の気持ちを保ち、自分自身の生活を立て直すこと自体は、あまり苦痛でなくなった。
しかし、それは、ネガティブな思考停止の悪循環をテクニカルに食い止めただけに過ぎない。
それほど現実の問題は好転しておらず、解決できていない事項が山積みである。
だから今から、そして来年は、心に考え、思い描いたことを速やかに決断し、試行錯誤でポジティブな循環につくり変えていきたい。
そしてそれが、家族や周囲の人たちに、うまく波及していくようにしたい。
そういう創造を生み出し、そんな判断力と決断力を身に付けたいと思う。
これが、棄教から4年半経ったシンプルな心の現在地である。
棄教後の人生。それは『棄教!!劇的ビフォーアフター』。では、ピアノ演奏『匠』を聴きながら、さようなら。
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