自分は、今まで自分の居場所がないと思ったことはない。

しかし、多くの人とコミュニケーションをとる中で、

自分の居場所がないと常々悩んでいる人にも出会うだろう。

そこで、そのような人たちの気持ちを理解しようと、

自分には全く必要ないなと思うハウツー本を読んでみた。


読んでみて驚いた。

今までの自分は、「自分の居場所を求めている人」や「認められたいと思っている人」に対して、

無意識のうちに傷つくことをやってしまっていたことに気付かされた。


本書の冒頭にも書かれているが、

部下との関係や恋人、子供との関係が壊れる原因は

「ちょっとした『言葉』や『行動』」なのだ。

本当に「ちょっとしたこと」でも、関係を大きく崩してしまうのだ・・・


たとえば、部下と話すとき、パソコンを見ながら話したり、

彼女を話すとき、テレビを見ながら話したり。

こんなことは日常茶飯事でやっていた。

猛省しなければならない。

自分では無意識に、些細なことと思っていたが、

受け取る側は大きく傷ついているのだ。


日頃から、相手に興味を持って、真剣に話を聞く。

それだけで、人間関係はより豊かになると気付かされた。


1時間もあれば読み終わる本なので、

たまに読みなおそうと思う。


4年ほど前に、大学のゼミの先生に勧められて読んだ本。

内容は全く覚えていなかったが、

改めて読んでみると、非常に大切な気づきを与えてくれる本だった。


人は、なんとなく「わかった」状態になると、思考が停止する。

それは、「わからない」状態より危険だ。

「わからない」状態だと、わかろうと努力する。

しかし、なんとなくでも「わかった」状態であれば、そこで「わかった」と思い込む。

本当はもっと理解しなければならないことがあるのに。

そんな状態を、著者は「わかったつもり」の状態とし、

より深く物事を理解するには、「わかったつもり」という、

なんとなく「わかっている」という安定した状態を壊さなければならないと述べている。


たしかに、普段の生活を思い返してみても、

説明しろと言われたらなんとなくしか説明できないけど、

自分の中ではなんとなくわかったつもりになっている

という事柄をよくある。


この本は、基本的に「読む」というシーンで「わかったつもり」状態をよろしくないと言っているが、

「読む」シーン以外の、どんなシーンでも、有効な考え方だと思う。


本書の中で「文脈」が「わかったつもり」状態を引き起こしもすれば、

「わかったつもり」状態を解決する手法だと書かれているが、

これは、「読む」シーン以外で考えると、「思い込み」と言い換えられると思う。


「思い込み」によって、人は正確な判断ができなくなる。


どんなに、知識や経験が増えても、

「わかったつもり」にならず、いつもいろんなことに疑問を持ったり、

矛盾点を考えるようなちょっと斜めの視点も大事にしよう。

初めて?恋愛小説を読んでみた。


自分は恋愛小説に、面倒くさいイメージを持っていた。

浮気があったり、嫉妬したり、純愛であったり・・・


しかし、この本は、恋愛というよりも、

「死」と向き合う人間の姿を、恋愛小説という形をとって

描いている作品に思えた。


死んでしまった人は戻ってこない。

忘れてもいけないし、意識しすぎてもいけない。


自分はまだ身近な人間が死んだ経験がない。

だからどのくらい思い事実なのかわからない。


いずれ経験するであろう、身近な人間の死を、

この本を読むことで前向きにとらえることができた。


そんな気がする。