ある青年が準社員として東京ディズニーランドで働くことで、

成長する姿を描いた小説。


フィクションだが、しっかりした取材をもとに、

ディズニーランドの裏側を衝撃的なまでに描いている。


やはりディズニーランドも一企業なんだなと感じた。


とともに、裏側でたくさんの努力があるから、

あれだけの楽しい空間ができているのだと、

あらためて実感した。


最初は、ただの暴露小説かと思ったが、

読み終えてみると、ディズニーランドが

もっと好きになった。

エリート銀行員だった主人公が、

あるきっかけで会社を辞めざるを得ない状況になる。


転職先が見つからず、一旦タクシードライバーになる。


なぜ自分はこうなってしまったのか。


今までの人生の様々な岐路に思いを巡らし、

他の選択をしたらどれだけ幸せだっただろうか

もっと幸せになっていたはずだと思ってしまう。


昔の彼女、入りたかった出版社などの今を見に行くと、

みんな変わっている。


自分が昔の彼女と結婚しても、出版社に勤めたとしても、

本当に幸せだっただろうか。


今までしてきた選択は正しく、なんだかんだ今が一番幸せなのではないだろうか。

タクシードライバーの主人公のそんな心境の変化を描いた小説。


自分も、「あの時こうしていれば…」と思うことはよくある。

しかし、それは変えられない事実。

今を生きよう。

今を幸せだと感じよう。

なんだか読んでいてほっこりする作品だった。

ワタミの社長である渡邉美樹の半生を

登場人物全員の本名を出しながら、

ありのままに追っている小説。


今は輝かしい人生を謳歌しているように見えるが、

自分に厳しく生きてきたことがすごく伝わってくる小説だ。


渡邉氏の自分の決めたことをやりきる行動力・バイタリティは

本当に素晴らしいと思った。


また、人のつながりはもちろんのこと、人に感謝をすることが、

人生の成功につながるのだなと感じる生き方をしている。


彼の生き方には本当に見習うべきことが多い。