人生をピンセットでつまむ -75ページ目

マーボー豆腐

マーボ



晩ごはん:ピリッ!!ピリピリッ!!辛っ!!マーボー(シビレちゃう♪)


感想

マーボー豆腐を食べた
ピリッと辛いその料理は
あの娘のことを思い起こさせた。
暑い夏に汗をかいて辛い料理を食べる事が好きな娘だった。
「ねぇねぇこれ辛いね」
そう言ってはニコニコし美味しそうに食べた。
そんな彼女を僕は眺めているのがとても好きだった
「君はさ本当に美味しそうに食べるから作っているこっちも楽しいよ」
そう言って僕は笑った
僕の笑った顔は目が細長くなって無くなる
そんな僕を見て彼女はクスクス笑いながら甘えた声で言った
「面白い顔~」
「そうか?」
そう言って僕はまた目を細長く閉じて笑った。

そんなあの娘が亡くなったのはその二日後の事だ
信号無視をした乗用車にはねられ即死だった。
その時はじめて、死は突然やって来るものだと知った。

今年もあの暑かった夏とそのマーボーの辛さを思い出す。

僕が君に誤魔化して言わなかった事を今言うよ


















「君の事が大好きだよ・・・」

僕は瞼に涙をいっぱいためそうつぶやいた。

遠くの方でカナカナとひぐらしが鳴いた。


それは生きている証を叫んでいる様に僕には聞こえた・・・






コスト

悲しみ価格・・・

って分かりません!!

今日の一言

僕の屁が異常に臭いのは何のせいでしょうか?



ロールキャベツ

ロールキャベツ


晩ごはん:ちょいとおしゃれなロールキャベツ(ヨーロッパの香り)


感想
何やらホワイトソースがかかっているので

「これは何味ですか?」と問いました。

するとこんな答えが返ってきました。

「帝国ホテルのソース」

帝国ホテル・・・?

はて・・・?

私の家は帝国でもなければホテルでもありません。

なのに帝国ホテルのソースとは何事か!?

もしや・・・市販されているのか?
いや、聞いた事が無い。
牛角でもあるまいし、天下の帝国ホテルがそんな安易に出すはずがない!!

という事は・・・盗んできたのか!?

こっそり調理場に忍び込み、持ってきたクレハのラバーメイドコンテナー に入れ

「逆立ちしても、こぼれません。」とか言いながら持って来たのか?

そんな妄想を広げながらもう一度

「帝国ホテルのソースとは何ですか?」と問いました。

そうすると

「レシピを見たので作ってみた。」との事でした。



・・・・・・



こんなにも妄想を膨らませた私を無視し

何の変化もしないど真ん中のストレートを投げつけられ脳天に直撃

私は後方にスローモーションで吹っ飛びながら今までの出来事を回想するのでした。




(回想)


バブ食って凄い冷たい目で見られたっけぇ~


腐ったハム食って大変な事になったけなぁ~


オレンジ色のキノコ食ったなぁ~





微かに残る意識の中で私はそう思いました。

好奇心を抑える事が出来ない人間が織り成す命を懸けたエピソード・・・


コスト

値段は高いですよきっと~

だって帝国ですよ、帝国、町とか村じゃないんですから~

今日の一言

味はまさに帝国級!!町とか村なんて目じゃないぜぇ!!(しつこい)



焼きそば

焼きそば


昼ごはん:心なしか焼きそば(振り向けばヨコハマ)


感想

「焼きそばって~簡単だけどマジ美味くね!?」

と僕はいつもの様に棒で地面をいじりながらアリンコに話しかけていました。
しかし、その問いには誰も答えてはくれません。

「青海苔はイッパイかける派?どんだけかけんだよって言う位かける派?」

またしても仕事が忙しいのかスルーです。

「じゃさじゃさ具は何入れちゃってる系?シイタケとかも入れちゃってる
イヤむしろ入れられちゃってて母さ~ん何でシイタケ入れるんだよ~
嫌いだって言ってるジャ~ンとか我がまま言っちゃう系?ちゃう系」



・・・無視・・・



ってきたもんだからさすがの温和な僕も

「ふざけるなー!!」

と怒りをあらわに棒を真っ二つにへし折って鼻の穴へと差し込んだ





























「マンモスッ!!」


















穏やかな鳥のさえずりがこだまする夏の昼下がり・・・



コスト

至って普通の材料なのでコストも普通。

コメントも普通。

今日の一言

食の安定が俺のハングリー精神を壊す!!


うに丼

うに


晩ごはん:ウニ丼らしき物体X(涙が零れ落ちました)


感想

「うっ!!」
「うまい!!」
「美味いであります少佐!!」

普段無口で表情をあまり変えない少佐がその時少しだけ笑った気がした。
外人部隊に所属する私は訓練に明け暮れる毎日を過ごしていた。
外国という土地で根を下ろして数年
時折思う事は日本の食べ物を想像することだった。

「和食が食べたい」
「ここの日本食はどこか違う」

そんな愚痴の様なことを呟いていた私を少佐は何気なく気にしているようで

少佐「何が食べたいんだ?」
少佐「ウニどんぶり?」
少佐「ここじゃ手に入れるのは無理だろうな」

そう世間話の一つとして語り少佐は去って行った。
その数週間が経ったある日
少佐が私を呼び出した。

少佐「これお前が言っていたやつだ」

と小包を差し出された

私「少佐これは?」

少「いいから開けてみろ」

私はよく分からないままその小包を開けた
それはクーラーボックスに入れられたウニの箱詰めだった
そのパッケージには気仙沼産と表記があった。

私「こっ・・・これって・・・」

驚いた事にそれは私の故郷の物だった。

私「少佐どうしたんですかこれ!?」

少「いいから食え」

そう言ってそれ以上は何も語らなかった。
少佐はいつもそうだ部隊の者たちを気遣い支えてくれる
無口であまり表情は変えないがそういう人だ
私は「ありがとうございます」と言う言葉を告げ
少佐の部屋を去った。

私はその夜、ご飯に海苔とウニを乗せてワサビを添え食べた。
その時の味を忘れないように・・・
ゆっくりとゆっくりと舌に染込ませる・・・
少佐のくれたウニの味を・・・

翌日、緊急の出動命令が告げられユーゴスラビアへと飛んだ

そして間もなく・・・

少佐は死んだ・・・

流れ弾であっけなく・・・

私は今も時々思い出す
あの時のウニの味を・・・
この星降る戦地の夜空を眺めながら・・・












少佐・・・ウニ今度は一緒に食べましょうよ・・・








コスト

きっと洒落にならない位高いよ!!

でもこれを食わされる事によって代償に何を要求されるのかが僕は怖いんだ・・・

今日の一言

言っとくけど軍事オタクじゃないよ!!



うなぎ

うなぎ


昼ごはん:ヌルヌルした長いやつ(絶倫


感想

昨日は土用の丑の日と定められた祝日だったので

もれなく僕もヌルヌルした長いやつを食べました。

何故ならばそれは国民の義務だからです。

税金は払っていませんがヌルヌルした長いやつは食べます。

しつこいようですが国民の義務だからです。

またそのヌルヌルした長いやつにサンショウとか言う

得体の知れない緑色の粉を

振り掛けることも義務づけられていましたので

僕は迷いながらも

その得体の知れない緑色の粉を一振り二振りしますと

プ~ンと怪しげなオドロオドロしいニホヒがして来るではありませんか!!


しまった!!

罠かっ!!

気付いた時にはもう遅く

薄れて行く意識の中で微かに思うのです。

役所・・・役所の罠・・・

税金を払っていない僕を確保する為の罠だと・・・


どれ位、時間が経ったでしょうか、

苦しさで目を覚ました僕はぼやけた思考で状況を把握するのです。


・・・

なっ!!


僕は真四角の部屋に亀甲縛りのフンドシ姿で吊るされているではありませんか!!


入り口には屈強そうな黒いマスクを被った上半身裸の男が二人門番の様に立っています。


ギィ~~~~イ


っと突然ドアが開き、まん丸のサングラスを掛けた麦わら帽子の小柄な男が入って来ます。

男は置いてあったパイプイスに腰掛け話しかけて来ました。


男「よぉ~ダンナ」

男「ここにいる意味、あんた分かるかい?」

男「フフフフ~ウフ、フウフウ」


奇妙な笑い方をしながら男はそう言い

縛られた僕の背中にヌルヌル液体を塗りたくり

その上得体の知れないサンショウとか言う粉を掛けるのです。


男「ひゃひゃひゃひゃひょ」

男「あんたうなぎの気持ちって考えた事あるかい?」


僕は怯えながらブルブルと頭を振りました。


男「はは、怯えてんなあんた、俺達の気持ち少しは分かったかい?」

男「でももう遅いよ・・・お前ら、やっちまいな!!」


そう言って僕の下にマスクの二人が火のついた備長炭入りの火鉢を置くのです。

ジリジリ、ジリジリ、僕はじっくりとじっくりと焼かれて行き

ついにはドンブリに美しく盛られるのでした。


役所の陰謀・・・


否っ!!


うなぎの復讐っ!!


はっ!!


パッチリと目を見開き

訳が分からず目を覚ました僕の前には先ほどのうなぎが


うなぎ


そのままの状態で置かれていました。


・・・夢か・・・


・・・白昼夢か・・・


僕はぼやけた脳みそでそう思いました。

そして、先ほどの事を思い返しながら

大事に、大事に、うなぎを頬張るのです。


美味いよ・・・君は・・・


ありがとう・・・


サンショウの香りを乗せ土用の丑の日は過ぎて行くのでした・・・


コスト

コストよりも今はポスト小泉の方が気になります。

実を言うとポストにも小泉にも興味がありません・・・

今日の一言

男「画面の向こうのあんた、次はあんたが恐怖する番だぜ・・・」



ホヤ

ほや


晩ごはん:ホヤ~ホヤ~(酒のお供)


感想

氷水で締められ冷水滴るホヤを口にそっと運んだ

!!

ホヤホヤホヤホヤ~♪

気分を高揚させる程肉厚でジューシーな

その物体を咀嚼する喜びは言葉で伝えることは難しく

例え言葉にする事が可能であっても

おそらくはただの陳腐な羅列に過ぎない

美味さを伝えると言う事は

それ程難易度が高い行為だと私は思うのだ

ガタガタと言葉を並べ美味さを表現する位ならば

シンプルに

「ただひたすらに美味い」

と言ってしまうのも正しいのではないだろうかと思う

美味さを正確に伝える言葉は

実はシンプルな言葉の中に潜んでいるのかもしれない

そして、ここで一つ私が伝えなくてはいけないことがある

それは







































私はホヤが嫌いだって事だ



コスト

コストなんて今の私にはもう関係のない言葉なのかも知れない

コスト意識を忘れ行く男

彼の背中が寂しく映るのは赤々とした夕焼けのせいなのかもしれない・・・(実は今日は雨だ)

今日の一言

良い子のみんなは好き嫌いしちゃダメだぞっ!!

カツカレー

カレー


昼ごはん:勝つカレーライス(己に)


感想

「ほれ食えほれ」


と母ちゃんに言われたので言われるがまま

僕はスプーンを持ち初めて道具を得たチンパンジーの様にカレーを頬張った


「美味いキー!!」


そう叫びたくなったチンパンジーの僕ははやる気持ちを抑え


「うん、美味いよ母さん」


そうスタイリッシュでかつスマートに答えた

が本能とは恐ろしいもので体が勝手に反応するのだ


「美味いを表現するのはそんなじゃないぜっ!!」(DNA)


そう体に意思を伝えられ

歯をむき出しにし

手をパンパンと叩いて大喜びするチンパンジー(僕)

その上ジャンプまでしだしたではないか

狂喜乱舞するチンパンジー(僕)


と、いつの間にかチンパンジーと共鳴してしまう僕がそこにはいる

こんなにも気持ちが分かるのは

きっと僕がドリトル先生の生まれ変わりに違いないそう確信した出来事だった。

よって明日から白衣を着て外を歩こうと思う。(もちろん中は全裸だ)


コスト

ハイグレードなコストに違いないのだ!!

そして「コスト」と言う欄はいらない気がしてきた今日この頃なんだ!!

今日の一言

金なしドラゴン改めドリトル先生と呼んで下さい。

ちなみにドリルみたいなチンチンをしていますが

ドリルチンチン先生とは決して呼ばないで下さい。
傷つきます。

ブログ書いてみたよ!!

こんなのも書き出してみたよ!!


良かったら読んでチョンマゲ!!

http://ameblo.jp/sky49/

カニ~カニ~

かに


晩ごはん:まるで可憐に咲く花の様な毛ガ(超ど級のドリームフード


感想

今日はサークル仲間数名で飲む事になっていた

いつもの事だ

僕はあまり喋らずみんなの会話を聞いては笑っているフリをした

というのも目の前に座る彼女(カニ)の事が気になって仕方がないのだ

するとちょっと目を離した隙に目の前に座っていたはずの彼女(カニ)が僕の隣に来て座っていた

僕の鼓動は瞬時に高鳴り手にはジンワリと汗が滲んだ


カニ「何さっきからジロジロこっちばかり見てんのよぉ~!」

いつもの甘えた口調で彼女(カニ)は言った


僕は目を背け

僕「別に見てねぇよ」

とぶっきら棒に答えた


カニ「あぁ~もしかしてぇ~私の事好きだったりしてぇ~」

クスクスと彼女(カニ)が笑う


あまりにも言われた言葉が唐突だった為

僕は居てもたっても居られず

店を出て降りしきる雨の中を傘も差さずに歩きだした

僕はからかわれてるのか?

自信と言う物を持ち得ない僕は気持ちを打ち明けられないまま
長い時間だけが経過していた

もう卒業も間近だと言うのに


僕「好きなのに・・・こんなに好きなのに・・・関係が壊れるのが怖い・・・君を失うのが怖い・・・」

ただただ考えの行き着かない迷路に迷い込み雨に打たれ立ち尽くしていた

すると突然雨が止んだ

振り向くと彼女(カニ)が僕に傘を差し心配そうな面持ちで僕の顔を覗き込んできた


カニ「大丈夫?急に出て行っちゃうから・・・」

そんな彼女を見て僕は

ふぅ~っと肩で大きく息をついた後、意を決し

グイッ!!と右の前足を掴んだ


カニ「いっ!痛いよ!どうしたの!?」

そう膨れっ面で言う彼女(カニ)に向かって僕は思いをぶつけた。

僕「実は・・・おっ・・・俺、昔からずっと・・・お前の事がすっ・・・好きなんだっ!!だっ!!だから食わしてくれっ!!」



カニ「えっ!?」(頬の色がみるみる変わる)

カニ「・・・・・・・」


しばらくの間、耳には雨音だけが聞こえ

夜の闇が二人をシットリと包んだ


すると僕を真似するかのように

ふぅ~っと肩で大きく息をついた後

彼女(カニ)は満面の笑みでコクリと一つ頷いた

頬を微かにピンク色(茹でガニ色)に染め

二人はいつまでもいつまでも見つめ合った・・・


二人を包む雨は少しだけ暖かい匂いがした気がした。


かに


PS:僕はひとつ残らず足を引きちぎりむしゃむしゃと思う存分頬張った
君はやっぱり素敵な人(カニ)だ・・・


コスト

超ど級の400円っ!!

久しぶりに食ったけどやっぱ美味めぇよ!!

あんでもねぇよ!!(志村けん気取り)


今日の一言

カニに恋する5秒前!!


肉うどん

肉うどん


昼ごはん:NI・KU・UDON(ジャパニーズヌードルランチ)


感想

「NI・KU・UDONが食いてぇぜぇ!!」


俺のDNAがそう叫び出したのは晴れ渡った梅雨の切れ間の事だった。

体がうずく


「NI・KU・KU・RE!!NI・KU・KU・RE!!UDON・YOKO・SE!!UDON・YOKO・SE!!」


熱い・・・

体が熱いよっ!!

火照る体を抱えながら冷蔵庫を漁ると冷凍した豚肉と乾燥わかめ、そしてうどんも出て来た

作れるぞっ!!

そう確信した俺は豚肉をあえて中華味にし

和の心と中の歴史を足すと言うドラスティックにして

かつ乙女チックな趣を出そうと心に決めて台所に立った


「目覚めよ俺の乙女心っ!!」


と叫んではみたもののやはり男子の私は

乙女心の分からぬ愚図な男でございます。

愚図でのろまな亀でございます。


結局のところ乙女チックな趣を出すことなく

男の料理的な物が完成したのでございます。


味はといえば・・・

さして感動も無く、美味からず不味からず

ただそこにはズルズルと麺を頬張る

無表情の男が居るだけなのであります。


ここで今日の一句


梅雨晴れの

乙女心と肉うどん


お粗末っ!!

お後がよろしいようで・・・

テケテンテンテケテケテンテン~♪(フェイドアウト)


コスト

あった物だから分からないよ!!

きっとそんな高くないよ!!

もう既にコスト意識の欠落した大人になりかけている僕がそこに居ます・・・

「大人になんか成りたくないっ!!」(ピーターパン症候群発症)


今日の一言

「O・RE・MANZOKU!!O・RE・MANZOKU!!」(DNA)」