こんにちは。ANNEです。
今朝テレビを見ていたら、
たまたまある幼稚園が取り上げられていました。
タイトルにも書いた【不便性】
これは、
不便にすることで得られる利益
のことだそうです。
特集されていた幼稚園
とてもユニークな設計をしていました。
屋根の上がウッドデッキになっていて、
ドーナツ型の園舎というなんとも斬新なデザイン。
大人も楽しくなる場所になっていました。
しかし、こだわっているのは
デザインだけではありません。
園庭もわざと凸凹に作っていて、
転びやすいつくり。
一回転んで、学び、転ばないように学習する。
転ぶことに慣れてるから、
転んでもいちいち泣かないし、
子ども自ら立ち上がることができます。
集中力を養うために、
壁を取り付けず、わざとうるさい状況に。
隣のクラスが合唱をしている中、
発表会の練習をするなど、
雑音の中で自分が聞かなきゃいけない音を
拾えるように工夫されていました。
他にも、水を出しっぱなしにしないために、
跳ね上がった水で脚が濡れるようなデザインも
採用されていました。
自分の手で水の量を調節して、
出したい量だけ出せるようにする。
今では全自動の水道も多く、
それに慣れているとコップから溢れないように
水を入れることも至難の技。
でも、自分の手で調節するように訓練すると、
自分が入れたい分の水をこぼすことなく
入れられるようになるそうです。
雨樋から落ちてくる雨水が触れたり。
そういうことをしながら、
濡れたら冷たいとか寒いとか感じたり、
あまり濡れないように自分で腕まくりを
するようです。
「腕をまくりなさい」
と先回りして注意するのではなく、
自分で気付いてやる。
電気も裸電球で、一つ一つ紐を引っ張ると電気がつく仕組み。
最初は子どもたちが、「リモコンはどこ?」と言ったそうですよ。
どう使うのかしらないのですね。
便利になることが悪いことだとは思わないし、時代の流れだと思うけれど、
それを知ってそこを補う環境は必要なのかなと感じます。
この園では、
わざと不便にすることで、
物事の道理を理解していけたり、
五感を養い、自分で気付き
考える力をつけていくことができる
環境作りがとっても考えられているようでした。
子どもが育つための環境には
本来子どもたちがもっている
“自ら育つ力”
を十分に発揮させることが大事!!
転んだら起き上がらせてあげるのではなく
自分で起き上がれる力をつけてほしい
と思って私も日々、子どもの運動指導に
携わっています。
子どもが自ら育つ環境作りをしていきたいものです。
朝のバタバタした時間に
他ごとしながら見てたにも関わらず
とても印象的でした。
健康な心と身体をつくる『土台づくり講座』
美構造®︎開脚セッション
女性が知りたい生理のお話『おまたぢから®︎講座』
乳がんは予防できる!?『美乳講座』
個人カウンセリング『女性のカラダ相談室』
初めましての方へ
自己紹介はこちらから
毎週木曜日は会社のブログ更新中
子どもの運動能力やトレーニングについて書いています。
ANNE