マルタ・アルゲリッチのピアノ協奏曲
アルゲリッチのショパン・ピアノ協奏曲第1番・2番が素敵です。指揮者は、シャルル・デュトワ。何番目かの旦那さん。2番の方が先にできたそうですが、若々しくて、ロマン派の面目躍如たる曲ですね。曲想を捉えきったというべき演奏でした。プレストになるとピアノの響きが断然輝かしくなります。
「じゃじゃ馬アルゲリッチ」のあだ名がついているらしいのですが、そうだろうなあ、と思わせるのは、チャイコフスキーの1番。あの超有名なピアノ協奏曲。アバド指揮、ベルリン・フィル、グラモフォン。指揮者との「競奏曲」になるといい演奏だ、と言われるようですが、そのまんま。息もつかせず最後まで突っ走るような勢いです。
iPod ができてから、駅まで歩くのが苦にならなくなりました。