雑記 Vol.193 帰宅しました | なじょんしょば

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ゆる~くまったりと日記を綴っていきます。

皆さんこんばんは。なじょんしょばのanniです。


本日(1/3)に栃尾(新潟県長岡市)から帰宅しました。

北陸自動車道は能生~糸魚川間と小矢部~森本間で復旧工事があったものの、比較的スムーズに帰ってくることができました。これも迅速な点検・復旧に当たられた方々のお陰です。ありがとうございました。

 

 

帰宅すると棚から落下したものが床に散乱して足の踏み場がないといった小さなトラブルはありましたが、人的・物的な被害がほぼなかったのは幸いでした。

しかし被災地では未だ賢明な救出・復旧作業が続いています。また、新潟よりも金沢の方が被害の詳細に関する報道・情報量が多く、帰宅して今回の地震の被害の大きさを改めて知った次第で、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

悲しい話題が続きますが、羽田空港で悲惨な事故が発生しました。

JL516の乗客乗員全員が無事に脱出したことが報道されて安堵したのも束の間、その後海上保安庁の職員5名が亡くなられたことが報じられ愕然としました。

事故機は直前に小松へ救援に飛んでおり、夕方のフライトはこれまた救援で新潟へ飛ぶ予定だったと知り、どちらの場所も馴染みのある身としては何とも言えない気持ちになりました。

今回犠牲になられた方のご冥福を心からお祈りいたします。

 

その後の報道では原因追及や犯人捜しじみたことが行われているように見受けられますが、誤った推測が広がることで偏った世論が形成されないことを心から願っています。

また、警視庁が特別捜査本部を設置し、業務上過失致死傷罪違反容疑で捜査を進める予定などと言っていますが、「誰が悪い(ミスを犯したのか)」という観点で捜査するのではないかと邪推してしまいます。「犯人を特定する=被害者が納得しやすい」というのは正直あるかもしれません。自分が亡くなられた方の家族だった場合を想像すると、その悲しみと怒りの矛先を求めない自信は私にはありません。

しかし一方で、このような事故を二度と繰り返さないために、覚悟と信念をもって事故の本質を追求することも大切で、航空運航の高い安全性はこれによるところが大きいのではないでしょうか。その点で運輸安全委員会はしっかりとした仕事をしてくれると期待しています。

そんな訳で、偏った情報には踊らされないようにしなければ、と強く思いました。

 

悲しい話題が続く中、世の中まだまだ捨てたもんじゃないなという話もあります。

地震発生時に小松、能登、新潟に着陸しようとしていた飛行機や、事故直後に羽田上空を飛んでいた飛行機は一斉にホールドして順次ダイバート。飛行機は車と違って停まれないし、燃料がなくなったら墜落します。そんな時間的制約がある中、各航空会社、各空港、航空管制が協力し、一体となって見事に混乱を収束させていました。もちろん、今日も明日もこれからも、安全な運航のためにがんばられています。

その後、空港で立ち往生する搭乗客を救済するために、JR、私鉄、バス各社も臨時便・増便を出したり、宿泊を提供したホテル・施設もあったかと思います。

小松空港では津波の危険もあったため、展望デッキに一時避難させて救援物資を配布するなど、空港関係者さん達自身も被災者であるにもかかわらず、対応に当たられていました。

惨状だけでなく、こういったことも多く報道されると良いですね。

地震・事故の余波はまだ続くと思います。皆様もどうぞご安全に。