先週、京都であまりにも対照的な美術展を同じ日に観て、
天才の絵の変遷を観ていたら、まさに、人生の変化そのものだ！
と気付きが多すぎたので、皆さまにシェアします！
まず、最初に訪れた、
村上隆もののけ京都展についは、
あの、世界のルイヴィトンとコラボをするという、 もの凄いビジネスマンだと感じつつ、20分ほどで、足早に見終わりました。
元々、芸大の日本画を志していて、全く稼げない時期が長かった辛い経験からの、
反骨精神から、一変して割り切って、ビジネスとアートの融合を成し遂げられたのだなと、
よっぽど悔しかったんだなと、村上さんの背景を思わされました
そして、ここからです！
ガラリと180度一変して、
富岡鉄斎展からがすごかったんです！！
もともと私は富岡鉄斎を知らなかったのですが、私の潜在意識のメンターが絶対見たほうがいいと、お勧めをされていたので
京都まで観に行ったのですが、まぁ、凄かった！
富岡鉄斎は没後100年なので、今でいう、110歳くらいの、かなり高齢の、
89歳で亡くなる直前まで描きつけたのですが、この年代別の変遷がを観て、
まず、感じたのは、
人間、生き方によっては亡くなる直前まで成長し続ける事ができるんだ！
ということでした
30代の初期の作品と比べて、80代の作品はまさに潜在意識で描かれた力強いものでした
絵から伝わってくるエネルギーが凄いのです
細かさで言えば、30代40代の方が繊細に描かれていのに、
70代80代のシンプルな絵の方が圧倒的に、訴えかけてくるものがパワフルなのです
多くを語らずとも伝わってくるんです
八十九歳亡くなる直前の力強く訴えかけてくる絵
それはやはり一流の人が、そのあり方、存在だけで、何も語らずとも伝えるのと同じで、
一流とは語らずとも、その存在で伝えると教えてくれました
ここで、顕在意識と潜在意識のお話ですが、
顕在意識とは、私達がふだん意識している部分で意識全体の5%ほどの領域です
潜在意識は、無意識のふだん殆ど使われていない、何でも出来るドラえもんのような凄いパワーを持つ95%の魂の領域です
頭であれこれ顕在意識で考えて描くのではなく、
まさに潜在意識で描いてるんだ
と感じたんです
心からの溢れ出てくるものを、そのまま描いているからこそ、
これだけ私たちに訴えかけてくるものがあるんだと感じ
頭であれこれは考えてないんです
心からの魂からの表現なんです
つまり、潜在意識からの表現なんです
それが高齢になればなるほど増してくるんです
それこそが成長であり
まさに私たちの人生の変遷を表してたと気付きました
私たちはまず、
誕生してから、赤ちゃんの時はまさに潜在意識で生きています
幼少の頃も、潜在意識で、心から自分がやりたいことに集中して生きています
だからこそ、2歳前後のイヤイヤ期、あれは本当にやりたい事はこれなんだと、
宇宙から地球へやって来て間もない、まだ、地球の実社会に馴染む前の子供が訴えかけているものだと気づきました
ただ、幼稚園に入り、小学校に上がり、だんだん、実社会の上でのルールを教えられ
こうしなければならない、
あぁしなければならない、
と言う枠の中にだんだん入り込み始めます
小学生中学生と、どんどんその枠の中にはめ込まれるようになっています
高校生にもなると、大人のこともだんだんわかるようになり、ますます潜在意識ではなく、頭で考える顕在意識で生きるようになります
大学生になると、時間があるので、まだ自分の世界、潜在意識に入り込む時間がありますが、
潜在意識で生きている部分と、社会の中で生きるのと、だんだん半々にはなってきます
大学を卒業し、就職をすると、
一気に顕在意識の社会の中に放り込まれます
自分自身も、なるべくその社会の中、会社の仕組みの中に馴染もうと意識して顕在意識を使うようになります
そうやって、何十年も生きてきた私たちは、顕在意識で生きるのが当たり前になっていました
幼い子供の時のように、潜在意識で生きることを完全に忘れてしまっているのです
そのまま歳を重ね、80歳90歳となり、顕在意識のまま、生涯を終える人がほとんどなんだ…
と気づきました
ただ、そんな中でも、人は歳を重ねるごとに50代位からどんどん丸くなり、
おじいちゃんおばあちゃんになる頃には可愛いらしくなる人達がいます
歳を重ねるほど子供に返っていく
これはまさに、
潜在意識は、子供の意識であり、顕在意識は大人の意識でありますが、
つまり、また、子供の頃のように、潜在意識で生きていくことができる人達がいるんです
それがちょうどアラフィフの頃からだんだん丸くなり
また、本当に自分のやりたいことをやり始めることができる人がいます
それは自分自身の潜在意識と向き合った人たちです
年齢は50代60代以降でも、
そういう人たちは、どこか可愛らしく、
少年少女のような雰囲気があります
自分が心からやりたいことに忠実に生きているからです
自分の潜在意識と向き合っている人たちです
そういう人たちの共通点は、自分も周りの人たちも幸せなことです
自分が心に忠実に幸せに生きていると、意識をしなくても自然に、周囲の人も幸せにできるのです
40代位までは、顕在意識バリバリで生きていた人たちも
ある時から、急に潜在意識で生きることができるようになることがあります
そのきっかけは人それぞれです
ある人との出会いかもしれません
潜在意識コーチングを受けたからかもしれません
ある夜、急に閃きがあるのかもしれません
たまたま読んだブログからかもしれません
富岡鉄斎が、89歳の亡くなる直前まで変化し、成長し続けたように
いくつからでも遅くないんです
いくつからでも自分の心に従い、魂に従う、潜在意識で生きることができるんです
そして、この成長こそが、
人生の喜びなのです
そもそも、私たちが、この地球に生まれてきたのは、自分の魂を磨くために生まれてきました
だからこそ、自分の成長が一番の喜びなのは当然です
そのことを思い出させ、気づかせてくれたのが、この富岡鉄斎展でした
富岡鉄斎は、一般的な社会に揉まれることなく、潜在意識に忠実に
生きていた人でした
その作品に触れることで
私自身にもインストールができました
やはり、人、物、場所、一流に実際に触れることがとても大切です
美術展に足を運ぶこと
会える人ならば、実際に会うこと
たとえ直接会えなくても、オンラインでも構いません
とにかく、そのような人やものに触れることで、自然に自分自身にインストールができます
これを積極的にするのかどうかで、確実に人生の質が変わります
一度インストールされたものは、生涯持ち続けることができます
皆さんも、ぜひそのような機会があれば、逃さずに実際に触れることをお勧めします
より豊かな人生が送れます
今まで一生懸命、顕在意識で社会の中で、無理をして、真面目に
自分のことよりも家族のため、子供のためパートナーのためと、本当に頑張ってきたあなたも、
これからは潜在意識で自分の心に忠実に、より豊かに生きていけませんか
そのほうが、よっぽど自分も周りの人も幸せになります
将来は、可愛らしい、おばあちゃん、おじいちゃんになりましょう♪
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