【マレーシア】海外旅行を再開!GWマレーシア旅プロローグ | 世界の道の曲がり角 The Bend in the Road around the World

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山と旅と写真の記録
2019.1.7~2020.3.11世界一周旅行 完
山を求めて長野県に移住。

もうそろそろ2023年も終わるなー。今年は何かと健康を見つめ直す出来事があってとても厄年らしい年だったけど無事それも終えられそうでよかったな。

さて2024年のGWは…うちの職場はカレンダー通りの休みだから3連休と4連休かー。長野県に来て早三度目のGW。過去二回は人混みを嫌うあまり特にどこに行くでもなく終わった。さすがに何の遠慮もなく休める連休をこれ以上無駄にはできない。

じゃあさ、人混みが嫌ならいっそのこと連休関係ない海外に行けばいいのでは。お!それいいね、採用!

 

海外行くならより長く行ける後半4連休だなー。となると近場のアジアか。アジアなら日本で働きながらでも行けると思って世界一周旅のときにはさらっとしか巡らなかった。行ったことのない場所はいくらでもある。今回は「アジアの夜市で美味いもん食べ歩く」ってやつができたら満足なのでどこでもいいっちゃいいな。そうだ、友人がマレーシアに住んでるじゃないか。マレーシアは世界一周旅でも行ったけど、この機会に友人のところに遊びに行ってみよっかな。

 

航空券を調べる。GWなどというガチのハイシーズンに海外旅行に行くだなんてこれまで考えもしなかった。果たしていかがなものか。調べ始めた2023年12月時点ではGW価格もまだ「やっぱ高いけどとんでもない高騰というわけでもないな」という印象。手は出せる。ちなみに他に検討していた場所もあったけどどうやら直行便がないらしい。今回は4日間しかないしパス。

 

続いては長野県松本の自宅から空港までどうやって行くか。日本各地の空港発を検討して直行便がある東京か大阪にしぼる。うーーーん、5/2フル出勤してから向かうとなるといずれにしても厳しい。厳しい〜〜〜。松本ってアルプスが毎日見えて快適に暮らせる素敵な町だけど、こういうときにはやっぱり不便を感じざるを得ない。いや、アルプスがあるんだからいいじゃない。そうだそうだ。

 

5/2中に成田に辿り着いて空港泊案が最有力。ところが公共交通機関では終発でも成田空港まで辿り着けないことが分かる。成田って遠いんだね。やむを得ず進めるところまで進み安宿もある浅草あたりで前泊して翌朝始発で向かうという苦肉の策に変更。マジ苦肉。そこへ5/2に半休を取らせてもらえるという幸運が舞い降り成田空港近くで前泊というゆとりある行程を組むことができた。

 

帰路もこれまた困難。時刻表通りにいけば連休明け朝からフル出勤も可能だが、なんせGW。そんな保証はどこにもない。これまた5/7は午後出勤とさせていただき遅延の保険をかけておく。体力がもつのかは知らん。

 

というわけで結局半日+4日+半日の行程で決定した。全て自分で調べて考えるのは大変だが夢中になって没頭できるので嫌いじゃない。というかこれが一番楽しいともいえる。

 

航空券は2024年元旦に目星をつけた。2020年元旦に世界一周の帰路便を決めたらコロナ鎖国を直前で回避して無事帰れたことが縁起の良いジンクスとして記憶に刻まれているのだ。しばらく価格変動を見守ってから1月半ばに往路便をエイヤッと購入。復路便はうだうだして2月まで保留にしていたら値上がりしてしまった。これが円安…?慌てて購入。往復で約7万5千円。

 

航空券を確保さえすればあとは何とでもなる。と呑気にかまえていたらいつの間にか旅行まで2週間と迫っている。時の流れ早すぎ。

 

いそいそとパスポートを出してくる。2020年3月に世界一周から帰国してすぐに更新したまま眠っていた真新しいパスポート。葛飾北斎の浮世絵デザインが美しい。本当ならもっと活躍するはずだったのに10年の期限のうちすでに4年が過ぎてしまった。マジで行きたいところは行けるうちに行っとくべし。

 

海外旅行保険はクレジットカード付帯のものでいくことにした。EPOSカードなら持ってるだけでそれなりの保険が付帯する……というのが2019年当時調べだが、2024年現在では利用付帯に変わっていた。航空券をこれで支払っておく。補償額やキャッシュレス診療対応か、緊急時の連絡先など改めて調べる。

 

マレーシア通貨はリンギット。現金は現地でカードキャッシングして早急にpay-easyで返済。再度やり方を復習しておく。

お守りとして日本の千円札数枚と、世界一周旅で残った米ドル札も持って行く。円安が凄まじく、日本円換算すると当時の記録と比べて明らかに値上がりしている。日本円が紙切れのように見えてきてツラい。でも円高になるのを待っていてはいつまでたっても海外に行けない。コロナでどうやったって海外に行けなかった時代を知った今、金を出せば行けるというなら行こうじゃないか。出せるうちに行こうじゃないか。ほらこれが毎日朝から晩まで働いて稼いだ金だよぉ!ダァン!(札束を叩きつける)

あと世界一周旅思い出箱をあさると当時残ったリンギットのコインが2枚出て来たのでこれも持っていっとく。

 

宿は前回はKLセントラル駅周辺にとって便利だったからまたそのあたりにしようと思ったけど、どうやらブキッ・ビンタン駅あたりも観光に良いようだ。お目当ての夜市も近くにある。Booking.comで手配する。

 

2019年当時と変わったところといえば、マレーシア入国カードの代わりにMDAC(Malaysia Digital Arrival Card)の登録を済ませておかなければならないところだ。2024年1月から始まったそうだ。入国3日前からできる。何事もデジタル、オンライン。ちなみに現在ではコロナに関する色々な制限はなくなっている。ここまで長い道のりだったな。

 

さあめんどくさい準備は整った。あとは荷造りを仕上げる。

マレーシア旅の必需品といえばとにもかくにもトイレットペーパー。マレーシアはお尻は水洗い式で、トイレットペーパーがないところも少なくない。自宅から1ロール持っていった。後はスマホを守るもの。スマホがなくては何もできない現代の旅人なので、スマホは失わないよう常にカバンに繋いでおき、念のため古いスマホを予備として持っていく。そこまでしなくてもと思われるかもしれないが、そこまでしたくなるほどにスマホに依存しているのだ。他にはコンセント変換プラグやビーチサンダルなど。衣類は最小限とし、機内持ち込み可能な7kg以内に収めて完了。

 

いざ4年ぶりに海外旅行へ。

 

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