【マレーシア②】どこでもいいからアジアの夜市で美味いもんが食いたいんや | 世界の道の曲がり角 The Bend in the Road around the World

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山と旅と写真の記録
2019.1.7~2020.3.11世界一周旅行 完
山を求めて長野県に移住。

5月3日(金)

 

9:25 成田発

↓バジェットエア

15:55 クアラルンプール国際空港(KLIA1)

KLIA1

↓電車 RM2(66円)

KLIA2

↓電車 RM55(1829円)

KL Setral

↓モノレール RM2.5(83円)

Bukit Bintang

 

アロー通り

泊 The Bed Bukit Bintang

 

本日は9:25成田発の飛行機に乗る。ゆとりがありそうに思われるが、8:40には搭乗口に着いておかなければならないし、GWの混雑がいかほどのものか分からない。保安検査通過にとんでもない時間を要するかもしれない。というわけで念には念を入れさらに念のため3時間前の5:40には空港に到着した。4時過ぎ起床。これまで成田といえば関西からの乗り継ぎでしか利用したことがなく、自分の足で向かうのは初めてだ。

 

 

いざ空港に到着すると思いの外ガランとしている。チェックインカウンターはどこも開いていない。チェックインは昨晩のうちにオンラインで済ませておいたので特に深くは考えなかった。みんなこんな早朝便には乗らないのかな?とか思いつつ保安検査に向かう。

 

 

CLOSED

7時にならないと開かないって。え、そーなん?成田って24時間稼働してるんじゃないんや??じゃあこんな早く来なくてもよかったね??

またひとつ旅の知識が増えたのでヨシとする。

 

 

一時間以上ぼんやりとセキュリティが開くのを待って無事通過。免税店をうろうろと見てまわってから搭乗口待機。

そこへお客様お呼び出しのアナウンスがかかる。私のお名前が呼ばれている。へ!!

慌てて搭乗口カウンターへ行くと、紙の搭乗券って持ってないですよね?と。あら、紙の券必要だったのか。オンラインチェックインしたらQRコード発行されたからそれでいいんだと思っていたわよ。その場で紙の搭乗券を発行される。完全ペーパーレス時代はまだ遠い。

 

 

定刻で離陸。約7時間半の空旅。機内のことは特筆することないな。半分以上寝ていて、起きている間はkindle本を読んでいた。

 

ほぼ定刻で無事クアラルンプールに到着。外に出るとむわっとした東南アジアの空気感。そしてさっきまで機内にたくさんいたはずの日本人たちも入国審査に辿り着く頃には不思議と誰も見当たらなくなる。入国審査を通過して到着ゲートをくぐる。そこはもう完全に外国だ。

 

ふぁ〜!なんだろう、この解放感。

 

日本という枠組みから切り離されて思いっきり羽を広げて伸びをするような感覚。自分の足で自分の道を歩いているような気持ち。そうだそうだ、私、すっかり社会人に馴染んで常識的に暮らしているように見えるけどその本性は自由を愛する旅人だった〜。本当の私、取り戻した〜。普段どんだけしがらみに囚われてんだか。

 

 

さてここから私はKLIA1から2へターミナルを移動しなければならない。なぜなら母と合流するから。

そう、今回のマレーシア旅は母との二人旅。正月に帰省した際に旅行計画を伝えたところ母も行きたいというのでじゃあ行くかとなった次第。でも地元関西に住む母と関東に住む私ではどうにも一緒に行って帰ってくる上手い方法が出てこない。うーーん、どうにも上手くいかないいい。じゃあ仕方ない。

 

現地集合、現地解散。

 

これや。もうこれでいこ。クアラルンプールで待ち合わせよ。世界一周旅のときもカナダで合流したわけですし、やればできるはず。ちょうど成田発と関空発で同じぐらいの時刻に到着する便がある。一番の難関と思われる入国審査前で合流すればいいでしょう。と思ったらまさかの到着ターミナルが違うことが後程発覚する。残念。到着ゲートを出てくるところまで母には頑張っていただくこととした。

KLIA1↔︎2のターミナル移動は電車KLIA espressoで数分。とっても簡単。そして無事合流。やれやれ。

 

空港のATMキャッシングでマレーシアリンギットを調達して準備は整った。街へ移動する。

 

 

電車で宿があるブキッ・ビンタンBukit Bintangに到着。ものすごく賑わっているブキッ・ビンタン。なにしろここは日本でいう渋谷ポジションの繁華街。人が溢れ、ネオンが煌めき、ものすごく都会だ。

その人混みをかき分けて無事宿へチェックイン。時刻は19時半。まだまだ夜は長い。旅行は短い。荷物を置いたら早速街へ繰り出す。

 

 

行き先はアロー通り。観光客にも人気の夜市街だ。まさにごちゃついたアジアの夜市を感じられるスポットで、ここで串焼きサテーを食べることが今回の旅の目的の一つである。

宿から歩いていって通りに辿り着く。人口密度が凄まじい。じゅうじゅうと焼ける肉の煙に客引きたちの声。熱気と湿度にむせかえる。

 

 

うーん、これこれぇ!

この「アジアの夜市」ってやつを堪能するためにここに来たんだよ!目的をひとつ達成できて大満足である。

 

 

お目当てのサテー。甘辛ソースにつけていただく。ビールが最高に美味い。

二人で数品食べてRM58(1962円)。思っていたより割高。記録によると5年前は1RM=26.5円。現在は約33円。1.2倍。円安な上に物価高もあるのかもしれない。何かにつけて「あれ、ちょっと高いな…思ったより高いな…」と感じざるを得ない。

 

 

ココナッツジュース。

 

 

目の前でおっちゃんが割ってくれる。一個目は全然ジュースが入っていなくて不発だった。そういうこともあるんだ。屋台で食べたのは冷えていなくてぶっちゃけビミョーだったが、それすらも海外じみてて楽しい。

 

 

それからドリアン。フルーツの王様でありその強烈な臭いが特徴とされるドリアンは世界一周旅中にも食べてみたけど、なんだかぼやっとした味であんま記憶に残っていないので再確認しようともう一度食べてみた。

あ、こんなかんじだっけ〜。臭いはやっぱり言うほど強烈でもないな。味は…なんというか…強いて言えばマンゴー寄り?でも全然違うといえば違う。食感はべちゃっとしてクリーミー。また食べたいかと言われると別にもういいかな。再確認できて満足。

 

お腹いっぱいになって宿に帰る。時刻はすでに22時を回っている。こんな遅くだというのに街はどんどん賑わいを加速させている。眠らない街ブキッ・ビンタン。

我々は明日も早いので就寝。明日ももりもり行くぞー。