世界の道の曲がり角 The Bend in the Road around the World

世界の道の曲がり角 The Bend in the Road around the World

山と旅と写真の記録。旅中は生存報告ツールとして。
2019.1~2020.3世界一周完
2022.3山を求めて長野県に移住
2025.8再び旅に出る
2026.1帰国

自分、南極について今一度語っていいっすか。(いいよ)


あの南極行きから早1ヶ月以上が過ぎた。なんだか今になってじわじわと南極の格別感が湧き上がってきている。時差すごい。リアルタイムで書いた記録と重複する内容もあるが、あらためてあの南極行きを書き記しておきたい。


まず、あの氷の青さ。



青い。

あの曇り空の灰色の世界で一際目を奪う青さ。なぜ青く見えるかというと、色んな色が混ざった太陽の光が厚い氷を通過するうちに赤色が吸収され、青色だけが残るためだ。普通の氷は表面にたくさんの気泡があり、光が乱反射することで白っぽく見えるが、氷河や南極の氷は長年圧縮されて気泡をほとんど含まないために光が内部まで入ることができ、その過程で赤色が吸収されるというわけだ。

あのちんぷんかんぷんだった英語の船上講義でもきっとそんなことを話していたと思われる。なるほどなるほど。



理論はそこそこに、とにかくあの青が忘れられない。特に南極最終日のボートからみたデカすぎる氷の壁。



写真右の巨大な穴ボコ。一般的な洞窟の暗闇じゃない。奥深くまで青色。奥に行くに従って濃くなるグラデーションに吸い込まれそう。べったりとした青色でもなく透明感があり、氷自体がぼんやりと光を放っているような色でもある。あのラピュタの飛行石の洞窟みたいな、壁の内側から光っているような…うーん、あそこまでピカピカでもないんだけど。うまく言えねえ。

それにこの大きな穴ボコだけじゃない。細かな割れ目全てが青いのだ。目を奪われるとはこのこと。取り憑かれたようにいつまでも見ていたかったし、未だに忘れられない魅惑の青色だ。



あとツアー序盤で見たこの海の青色。これまたなんとも言えぬ濃い青。海は青いなとは言うけど実際の海が間近でこんなに青く見えたことはない。



南極はどこも絶景ではあったが、個人的には南極3日目に行ったPleneau Islandの景色が一番印象に残っている。抜けるような青空の輝く広大な景色ではなく、このどんより曇天のうっすら霧がかった景色だ。



この静寂。

写真から伝わるだろうか。かすかに聞こえるウシュアイア号のエンジン音もゾディアックボートで遠ざかればほとんど聞こえない。ボートが前進する時のモーターも切ってしまえばあとは慣性で進むボートが鳴らすぴちゃぴちゃとした水音だけ。


あまりにも静かで、人を寄せつけない聖域みたいな雰囲気があった。話すのも憚られる空気。9人が乗っているボートで誰も口を開かず波のない水面をすーっと漂うひと時。あの静寂も相まってあの極端に彩度の低い景色が幻か何かのように強烈な印象として脳に刻まれている。



私がそんなヒリついた雰囲気に呑まれているのに、お構いなしにペンギンがいる。



ふりむけばボートのすぐそばを5、6羽でぴちゃぴちゃスイスイ。自分たちの領域でのびのびと好き勝手にやっている。完全にこっちがペンギンたちの住む場所にお邪魔してる立場だ。ルールとして謎の病原体を持ち込まないために南極動物から5mは距離を保たなければならないし、海や地面を汚染しないために消毒など徹底するのも当然のマナーと言えよう。



クジラももうすぐそこに。南極ツアー中にクジラは幾度となく見たけれど、高く噴き上がる潮や背びれ、そして一瞬この尾びれが見えるだけで結局その全体像を見ることはなかった。一度ウシュアイア号の下を通ってくれたがはっきりとは見えず。



南極にいるクジラはシロナガスクジラ(体長25メートル超)、ナガスクジラ(20メートル超)、ザトウクジラ(15メートル)、ミンククジラ(10メートル以下)と色々いるらしい。チラッと調べた感じ、よく見たのはミンククジラな気がするなー。……分からんな。いったいあの水面下にどれほど大きな姿を潜めているのか。


こんな幻のような景色の中にかわいくて小さな生き物がぴょこぴょこしていたり姿の見えない巨大生物が蠢いていたりする様は、まるで異世界転生モノのアニメに飛び込んでしまったみたいだなと思ったりした。転生される主人公ってこんなかんじか。



他には気がつけばそこに寝そべっているアザラシ。



この時期レアなシャチ。



延々と舞い続ける巨大なアホウドリ。

(カモメじゃなかった。Albatross、アホウドリ。カモメもいることにはいる。)


南極ならではの動物はわりと見られたほうだと思われる。



もちろん光あふれる壮大な景色にも素晴らしかった。南米大陸南端から遥々2日かけてやってきた地点は南極大陸にぴよっとのびる細っこい半島の先っちょでしかなく、あの奥に見える沿岸の向こうにあのオーストラリアよりも大きな大陸が広がっていると思うと圧倒される。地球、広すぎ。



他のどことも違う見ず知らずの自然がまだまだ続いているというのだから、私ってちっぽけだナとか思ってしまうのも仕方がない。ペンギンも人間も同じぐらいのちっぽけさ。



でもなんだろな、実はこういう景色は私にとって人生を揺るがす大感動‼︎ってほどではなかったことをここに正直に記す。

素晴らしいのは確かなんだけど、白い雪と氷に覆われた陸地は雪山登山で見る景色とも通ずるところがある。高いところから見渡せるのもあって、心を打つレベルで言えば登山で見る景色のほうが感動的だった。


たぶんツアーで連れて行かれているのも案外感動しなかった一因だと思う。ぼーっと船に乗っているだけでハイッと景色を見せられても、それがどこなんだか何なんだかよく分からないままにまた次へ連れて行かれる。あのアメリカのジョンミューアトレイルだって自分で地図を見て己の足で歩いたからこその感動であり、あれがバスで絶景ポイントを巡るだけのツアーだったら一生物の思い出にはならなかっただろう。


団体ツアーは異文化なツアーメイトと英語で(時にはスペイン語で)コミュニケーションを取らなければならない心のハードルとか、移動範囲や時間の制約も疲れちゃう。南極に限らずツアーはだいたいこういうことに気を取られて疲れてしまって、見たものに大感動した覚えがあまりない。

とはいえ南極に自分で舟を漕いでいけるはずもないんだから仕方がないんだけど。



自分のコミュ力や協調性不足を棚に上げて文句ばかり言っているけれど、幸い私には日本語で通じ合えるツアーメイトがいてくれたし、船で出会った皆さんもとても親しく良くしてくれた。皆さんが今どこでどうしてるのかなとふと頭をよぎる。みんな南極というおそらく一生に一度の体験を時たま思い出してはじんわりと浸っていることだろう。



南極ツアーの最中や帰還直後はその場その場を凌ぐことや旅を進めることに必死で南極自体に没入できず、上記のとおり景色の感動も程々で、大金叩いて行ったのに案外感動が薄かったなとちょっとがっかりしたところもあった。「南極どうだった!?」と期待の眼差しで聞かれるたびに答えに困ってしまう始末。(なので率直に7大陸踏破した達成感を挙げていた。)


それが1ヶ月以上たち、旅を終えて快適な日本に帰ってきた高揚感も落ち着いてきた今、ようやく南極のことをじっくり振り返る余裕が出てきて、世界でも特別なあの場所に実際に行ったことに今更ながら感動しているのである。そして冒頭に戻る。

悠久の時を経て青く輝く氷山や自由気ままに生きる野生動物達の姿、静寂の音やほのかなペンギンのウンコの匂い、頬を撫でるひんやりとした空気。それらの記憶が本当に南極に行ったことを実感させてくれる。やっぱりあの時大枚叩いて行ってよかった。



世界一周して7大陸踏破も果たして燃え尽き症候群とリアルタイムの記録に書いているが、南極ツアーで一緒だった人が「じゃあ次は世界のミステリースポット制覇だね!」とかいうようなことを言っていた。え、まだ制覇するものあんの?たしかにエジプトのピラミッドとかは見たことないけども。

とにかく、まだまだ世界は広いということで。


リアルタイムで書いた以上に思いが募ったので改めて南極について書いてみました。満足満足。

1月27日に帰国して、一時帰国をはさみつつ2025年8月から始まった長旅が終わった。帰国翌日に実家住所への転入届を出し、国内に住所があるただの無職に転生した。帰国日をパスポート印で確認される。(なければ帰国航空券などでも可) 翌年の住民税節税のためにわざわざ海外転出したわけだけど、結局1年未満で帰国したので意味をなさず。ただただ手間がかかっただけだったなと遠い目をしてしまう。とにかく健康保険は手にしたので歯医者さんとか行っちゃおうかな。


それではアジア旅をまとめる。そんなまとめるほどの長期間でもなかったんだけど後々の思い出振り返りのためにやっとく。


旅期間

2026年1月12日〜1月27日 16日間


行った国

ラオス・ベトナム・シンガポール


これな〜、前回記事でも書いたように南インドとスリランカがメインでもあったわけだから、ベトナムとシンガポールよりも先に旅の意欲があるうちに行っていればよかったかなーなどとは思った。ベトナムとシンガポールももちろん良かったんだけど、濃密なバックパッカー旅っていうよりは定番観光スポットをまとめて巡った感じでぶっちゃけ誰かとワイワイしながら旅行した方が楽しかったかもしれない。もしくは日本の日常から現実逃避しに来るとか、後々の単発旅行の楽しみにとっといてもよかったかなぁ。あくまで個人の感想です。


費用

総額15万円

内訳

  交通費9.2万円

  食費1.9万円

  宿泊費1.3万円

  観光費1.8万円

  雑費0.8万円


交通費は主に航空券。全て機内持ち込み。アジアのLCCは荷物重量のチェックが厳しかったな。制限重量は完全にオーバーしていたが、これまでの旅より断然荷物が軽かったので多少遠くても徒歩で済ませられたのはよかった。とはいえベトナム市内でGrabバイクの楽さを知ってしまってからは気軽にGrabを呼んでしまう。


食費はほとんど屋台や食堂のローカル飯。さすがアジア、何食べても美味い。



このベトナム、ハノイの露店で食べたキャッサバ餅デザート、美味かったな。また食べたかったのにその後のダナンやホーチミンでは見つけられず。こういうもちもち餅食感なものってアジア特有なのか?アメリカ大陸旅ではお目にかからなかったような忘れているだけのような。

宿泊費は安くて心配になる。ホステル併設カフェのキャラメルマキアートより安いのには戸惑った。旅行者にとっては嬉しいけど、もう少しお金をとってもいいのではと思ったりもする。元が安いので多少条件にこだわっても高が知れている。私が泊まったところはどこもホットシャワーが出た。


観光費は象使い免許ツアーやミュージアム入場料など。


雑費にお土産代も入れてみた。



ラオス、ルアンパバーンのナイトマーケットで一目惚れしたポーチ。



BATTERY LOW!
3万ラオスキープ(210円)。

海外旅行保険はクレジットカード付帯を利用。現地SIMはなしで、ベトナムとシンガポールは楽天海外ローミングが使えた。ラオスでは3Gは繋がるようだけど実質使えず。そういえば空港Wi-Fiも繋がらなかったな。宿Wi-Fiだけで乗り切っていたということか。別に不自由はなかった。


総括

アジア旅はまさに我らアジア人の領域って感じで親近感もあり、プレッシャーが少なく居心地がよかった。日本人がいても不自然じゃない環境、楽。治安の心配もほとんどない場所だった。ただし文字や発音は難解で英語圏やスペイン語圏より難しかったと感じる。グーグル翻訳様に頼りっきりだった。アジアは近いからいつでも行けるとは言うが、東南アジアだと案外片道6時間もかかる。今回ちゃっちゃと帰ってきてしまったのはやはり惜しかったかなあとは思わないでもないけど、帰ってきてスッキリしているのも事実なのでこの選択で良かったんだろう。


これでしばらく海外旅行はお休みすると思われる。たぶん。と言うことで

次は日本国内を巡るぞーい!

フゥー!

国内も知らないところ、行ったことないところがいっぱい。楽しみ楽しみ!とはいえまずは生活再建、ガクンと減った貯金回復に努めまーす。現実現実ぅ!

1月27日(火)


1/26 

22:35 シンガポール

↓1時間

23:40 クアラルンプール(マレーシア)

1/27

2:15 クアラルンプール

↓6時間

9:45 関空

エアアジア 約21,000円


帰国しました。

えっ、またしても突然に!

今回の帰国は私にとってもけっこう突然で、決めたのは4日前のことだ。


本当はシンガポールの次は南インドとスリランカを訪れて、その後帰国のつもりだった。

インドは前の世界一周旅でも訪れたことがある。気合い十分でビザを用意して、インドって国をじっくりたっぷり見て回ろうと意気込んでいた。ところが実際はあのザ・インドなガンジス川流れるバラナシに6日間滞在しただけで出国。暑さと喧騒と下痢に疲れ、平穏を求めて退散した。

私はインドに負けたのだ。

あんなに周到に準備して行ったのになんという体たらく。このままでは私のインドは終われぬ。


インドの中でも北と南ではずいぶん雰囲気が違うらしい。前回行ったバラナシ、それにタージマハルや首都デリーも含む北部は思い描くカオスなインド。一方で南はもう少し整然としており、人も穏やかだとか。食文化も異なる。南インドは良いよ〜と色んな人から聞いており、それがどんなふうに良いのか気になる。ずっと気になる。

南インドのベストシーズンも乾季の11〜3月だ。これは今行かないといけないやつだろう。あの時見ずして去った南インドを見に行かねばならん。そして南インドに行くならそのすぐ横のスリランカも行っとくべし。


という感じで今回のアジア旅が始まる。メインはラオスで象に乗ることとこの南インド、スリランカ。インドとスリランカはビザが必要なのでまずは取得しておく。インドビザは5年間有効のeビザで25USドル(約4千円)。7年前は大使館にパスポートを郵送したり数週間かかったりと非常に手間だったインドビザだが、今現在はオンラインで3日もあれば取れてずいぶんお手軽になっている。スリランカビザもオンライン申請。日本人は無料。

ベトナムとシンガポールは単発旅行でも行けるかと思ったけど、航空券が安かったのでじゃあこの機会に行っちゃおうとルートに入れ込んだ。出発前にできるだけ調べ物手配を進めてシンガポールから南インドのバンガロール行きの航空券を購入したところで時間切れ。

そしてベトナムのホーチミンに辿り着く。そろそろインドの行程を考えないと。


でもー、なんかー、

疲れたな〜。

どうにも旅のモチベーションが低迷している。せっかく現地を訪れているのに観光に出かけるのも億劫。出かけて何かを見てもふーんってかんじで、かつての目新しさやワクワク感もない。ドミトリー部屋で旅人と交流するのも面倒で殻にこもりがち。調べ物もなかなか進まない。『深夜特急』1巻を読んでいて己のそんな状況に気づいてハッとする。

え、なんかダメダメじゃない?全然旅を楽しめてなくない?私はいったい何のために旅をしとるんや??


こんな状態で旅を続けたってはっきり言って時間とお金の無駄である。訪れる国や町にも失礼っていうか。やっぱりあの南極大陸を踏んだ時点で私の旅人人生は終わっていたのかもしれない。それぐらいの充足感があの瞬間(正確には南極ツアーの費用を払った瞬間)にはあった。


インドやスリランカに行くのは今じゃないのかもしれない。遠いアメリカ大陸に比べればアジアは来るのも帰るのも簡単だ。仕事をしながら休みをとって行くことも不可能ではないだろう。またの機会に半年ぐらいワクワク準備期間楽しんで、いざ現地は120%満喫したほうがよっぽど良い旅になるはずだ。


せやな、帰ろか!

帰国決定。

実際のところ散々悩んだ末の決断だった。予測不能なインドやスリランカに行くには時間がたっぷりある今がベストなのではないか、また世の中が変わってしまってインドやスリランカに行けなくなる将来もあるかもしれない、年々変わりつつある現地の今を見られるのは今だけ…。

けれども先のことを懸念したって仕方がない。今現在の私は旅を切り上げて早く次のページへ進みたい。決めた後はめちゃくちゃスッキリ。やっぱりこれでよかったのだ。


シンガポールまでは航空券も宿もキャンセル不可なので行くとして、シンガポール→バンガロール航空券はキャンセルする。デリー乗継13,000円のうち運賃とキャンセル手数料を合わせた8,000円は返ってこないが、この先も旅を続けた場合の出費を考えるともうええかなと。てか明細をよく見たら運賃5,000円だったんですけどどんな格安?


同時にシンガポールからの帰国便も手配する。関空直行便で帰ってしまいたいところだけど、少しでもキャンセル料を取り戻すべく安い乗継便を選択した。


まだしばらく続くと思っていた旅が突然にあと4日で終わることになった。そしてたぶん旅人人生もこれで終わりの予感。単発旅行は全然行くけどこんなふうに長旅バックパッカーをするのはこれが最後な気がする。

なんか…しんみりしちゃう。

と感傷に浸るのはまだ置いといて。おうちに帰るまでが遠足です。



シンガポールの搭乗口前。ほんとにラグジュアリー空間だわあ。そういえば木があるわ。しかもこんなにずらりと。電源も完備だし、マジで世界最高の空港だ。

エアアジアは機内持ち込み7kg制限のためまたしっかりとポケットにイン。けれどもシンガポールでもクアラルンプールでも量られなかった。そういうこともあるんや〜。



結論から言うと、2便とも定刻運行で何事もなくスムーズに帰国できた。特筆することは何もない。

ただいま日本!

つい2週間前に出たばっかやけど。

てか寒!この冬一番だかなんだかの寒気が押し寄せているらしい。常夏の東南アジアから帰国した私が装備する防寒具はULダウンのみ。さすがに脆弱すぎ。メンズ4XLサイズはポケット詰め込み作戦や空港泊ブランケットとしては大活躍したが、町なかで服として羽織るにはあまりに不格好だ。


ピピッと自動ゲートを通過できるけど、諸々の手続きのために帰国日が分かる帰国印を押してもらう。



関空でリッチなおいしいメロンパンをいただく。うまうま。



SEIKOの時計、めっちゃシンプルイズベストで日本らしいな。シンガポールの空港にかけられている某ブランドの時計がだいぶギラギラしていたのが印象的だったので。



シャトル船で一気に神戸空港まで。電車の乗り換えやバスの渋滞を気にしなくていいし、大阪湾という地の利を活かしているところが気に入った。



ポートライナーで市街地へ向かう。神戸の景色が見えてきた。あーやっぱり、

だいたいシンガポールやね。

ちょっと小ぢんまりさせたかんじよ。あとはマーライオンがあるかないかの違いやね。うんうん。



途中でお昼にカレーを食べる。ジャパニーズカレーうまうま。

カレー…インド……スリランカ…。

今回行かなかったインドとスリランカ。特にインドは25USドルのビザ代がかかっているので、これを無駄にするわけにはいかない。5年間のビザ有効期間中に必ずや行かねば。それまでしばし旅の英気を養う。


ここでカレーを食べたのはインドとスリランカには全く関係なかったんだけど、なんかええ感じに繋がるやんと思って書いてみた。

無事に帰宅してアジア旅編が幕を閉じる。

お疲れ様でした!

1月26日(月)

 

昨日やってきたシンガポール、早くも今晩出ていく。バックパッカーには物価が高すぎると聞いていたのでほんとにチラッと見るだけ。

 

体調はなんとかなりそう。まずは昨日辿り着けなかったガーデンズ•バイ•ザ•ベイ。今日は確実に行けるように電車で行った。

 

 

広々静かな公園歩きから。大都会の真ん中にこんな緑溢れる場所があるのって贅沢。

 

 

カワウソ横断の看板。えっカワウソってこんな人間の近くで生息してるもんなんや。

奥に見えるドームはクラウドフォレスト。人工の森で色々な植物を見られるらしい。

 

 

人工の大きな滝も見られるとか。って、外からも見えたな。

もうひとつフラワードームというこれまた珍しい世界各地の花を観察できるドームもある。ガーデンズ•バイ•ザ•ベイは無料で散策できる広大な公園で、この二つは有料エリア。初めは入ってみようかなと思っていたんだけど、滝も外から見えたことだし…まあいっかなって……。

 

 

そんでこれが本命のそそり立つ人工の大木、スーパーツリー•グローブ。おお〜!でかいねぇ!

デザインの発想力がすごいと思った。それを実際に作っちゃったところも。

 

 

こんなスタイリッシュでイケてるシンガポールでどこからかニワトリのコケコッコーがきこえ、おもむろにその姿を現した。なぜここにいるのかは知らんが、さすがシンガポールに生きるニワトリなだけあって小綺麗で色合いも派手。

 

 

夜の便まで時間があるので、昨日見えた白い建物アート•サイエンス•ミュージアムへ行ってみる。入り口前には蓮の池。いちいちスタイリッシュでイケてるな。

 

 

上から水が落ちてくるやつ。シンガポール、この落ちてくる水好きだな。

アート•サイエンス•ミュージアムでは無料の荷物預かりサービスがあった。今日はこのまま空港へ行くつもりでザックも背負ってきている。預けられて嬉しい。

 

 

チームラボの展示を見てみる。わざわざシンガポールで。お値段は35SGD(4247円)。日本と同じぐらいっぽかったので空いてるしここで見てみようかと。ブログ情報によると日本のよりは規模は小さいらしい。

なるほどこれがあの有名な光の部屋か〜。

 

 

すぐ横のマリーナ•ベイ•サンズのショッピングモールを歩いてみる。世の中にはこんなにたくさんのハイブランドがあるんだなァっていう感想。全くもって色褪せたよれよれTシャツで来るところではない。テロテロのキャミソールワンピースにヒールサンダル、何も入らなさそうな小さなバッグで友達もしくはお金持ちの彼氏と来たい。

 

どこかの機内映画で見た『Crazy Rich Asians』がそのままシンガポールのイメージになっているんだけど、ああいう超富裕層の人たちもこういうところを歩いたりするんだろうか。それともそんな天上の人々はショッピングモールなんて行かないんだろうか。

 

 

そんなマリーナ•ベイ•サンズにも一番下の階に行けば馴染みある庶民的なフードコートがある。空席がないくらい賑わっていて、同じ階層の人たちがこんなにいることにホッとする。3SGD(364円)のペットボトルのオレンジジュースを買って休憩。

 

 

そういえば、マリーナ•ベイ•サンズのホテルも入るだけなら入れるよな、と行ってみる。誰が実際に宿泊する人でどこの階に泊まる人なのかは分からんけども、ここもとにかく豊かな雰囲気がある。

 

ひとしきりうろちょろしたら満足したので早めに空港へ向かう。世界最高の空港チャンギ空港はただ飛行機に乗るための場所ではない。

 

 

なんか滝がある。

滝のほかに森、そして広大なショッピングモール。ジュエルというこのアメージングな施設を楽しむためにもチャンギ空港で過ごす時間も確保すべし。

 

 

地下階へ行くと滝はガラスの筒の中を流れ落ちる。いちいち発想力がすげーな。

 

 

空港ターミナルへ戻る通路を歩いていると横をターミナル間トレインが通った。ミッキーたちがプリントされている。ここは実はディズニーランドなんだよと言われればそうだったのか…とうっかり信じてしまうぐらいにエンターテイメントに満ち溢れた空港だ。

 

たった2日間の滞在、しかも体調不良で半分ぐらい寝てたけど一応シンガポールに来たら最低限押さえるべきところはざっくり押さえられたかな。

物価が高いこと以外はとても快適な国だと感じる2日間だった。どこもかしこも美しく整っていて、多民族国家なので歩いていても目立たない。電車内では静かにするとか、ポイ捨てしないとかマナー、モラルもきちんとしている。(ポイ捨ては罰金があるらしい) 現地民の押しも強くない。なんとなく色んな感覚が日本と似ているなと思った。だから快適だと感じたのかもしれない。こんな国は初めてかも。

結局のところ日本が好きなだけやないかい

と愛国心を再確認したところでシンガポールを後にする。

1月25日(日)

【予定】

8:50 ホーチミン(ベトナム)

12:05 シンガポール

ベトジェットエア 7000円



お次はシンガポール。ホーチミンからまさかの7000円ぽっきりで飛べるというので、じゃあどんな国か見に行ってみよっかなみたいなノリでルートに加えた。


空港近くの宿から歩いて空港へ。ベトジェットエアもまた身の回り品と機内持ち込みでトータル7kgと厳しい。ポケット詰め込み作戦でカウンターでの測定はクリア。

搭乗口では油断して服の下に入れていた荷物を手に持って行ったら「ちょっと量らせてもらえますかー?」

えっ…

8kgだった。


「1kgオーバーしちゃってますねぇ……」

あー…えっ、とぉ……

「ちょっと……ポケットにPut inしてきていいですか!?」

「どうぞどうぞー」とあっさり解放される。またしっかり服の下に収納して7kgをクリア。無事通過できた。ユニクロULダウン メンズ4XLサイズ、今回の旅に持ってきてよかった物ナンバーワン。

もはや恥じらいはないが虚しさはある。私はいったいいつまでこんなみみっちいことをしているんだろう。


座席についてほっと一息つくも、なかなか飛行機が動き出さない。どうもまた機材トラブルっぽい。この前のエアアジアといい今回のベトジェットエアといい、どうなってるんですか?定刻までにちゃんと出発できるか確認してから乗客を乗せるもんなんじゃないんですかぁ?ネチネチネチネチ



きっかり1時間遅延してシンガポールに到着。高層ビルが立ち並ぶ都会。

ホーチミンからは時差1時間進む。日本からは1時間遅れ。



空港に降り立つ。すごい、なんだこの高級ホテルみたいな空間は!ここチャンギ空港は世界最高の空港ランキングの上位常連であるとは聞いていたが、これほどとは。


道なりに進んでいって入国審査。ここでオンラインで入国カード記入が必要であったことを知る。ゲートの前でスマホをぽちぽちするイケてない我。

ゲートには数名の係員がいるだけで、自動ゲートをピピッと通過。シンガポール、めちゃくちゃクール。



到着フロアも美しい。日本以上。デザインもよい。壁や床だけでなく、トイレも広々キレイ。蛇口も水垢ひとつなくピカピカ。しかもなんかいい匂いする。裕福な匂いがする。

いくら美しくてもそのうち薄汚れていくものだと思うけど、どこを見てもピカピカなのを維持できているのがすごいと思う。

ちなみにシンガポールは水道水が飲めるし、トイレに紙を流せる。


ここでなんでシンガポールがこんなずば抜けてイケてるのかを当たり前に繋がる空港Wi-Fiで調べる。製造業の強化と輸出政策、低い法人税率による外国企業の誘致、金融の自由化と安定した法制度で発展したとAIが答えてくれた。ふーん、なるほどなるほど。



電車で市内まで。クレジットカードをピッで乗れる短期旅行者に優しいシステム。(手数料はかかるっぽい)

電車も当然美しく、分かりやすい。



難なく乗り換え。エスカレーター、めっちゃ速い。

シンガポールは中国系、マレー系、インド系など多民族国家であり、容姿や服装などいろんな見た目の人がいる。ここに日本人がいても全然浮かない。(と思う)



チャイナタウンで下車。チャイナタウンってどこの国も雑多な印象だが、シンガポールのはどこかオシャレな雰囲気すらある。

この近くにある宿へチェックイン。イケてるシンガポールだけど、その分物価が高すぎて宿の選択肢がほとんどなかった。今日の宿は最安帯の3700円。


さて、物価の高いシンガポールはサクッと1泊2日だけの滞在だ。早速観光に出かけたいところ。けどもどうにも体調が芳しくない。咳鼻痰。そのせいで寝不足もある。

けどアレを見に行かないといけない。

アレを見に行って…



マーライオンを見に行ってがっかりしないといけない!

世界三大がっかりの一角、マーライオン。どれほどがっかりするのか期待大。



少し仮眠したあと歩いてマーライオンまで。道は広々で整然としている。なんか高そうな車がとってもスマートに走っている。こう言っちゃなんだが、バイクがひしめくベトナムと大違い。

今日は日曜日だからか街はとても静か。閉まっている店やビルがほとんど。



お、あれがかの有名なマリーナベイサンズか。映画で見たことあるやつを見れてシンガポールに来たことを実感する。



ザ・シンガポールみたいな景色の場所に到着。でもなんだろな、なんか、

神戸に似てない?

おこがましすぎか。たぶんあの観覧車と白い建物(アートサイエンス・ミュージアム)がそう思わせるんだと思う。



振り向けばギラギラミラービルが乱立している。ビルもどこかデザイン性があってオシャレ。



いざマーライオン。世界中から集まる観光客に取り囲まれている。



さてその実物を見ての感想は、

言うほどがっかりしなかった。

何ならマリーナベイサンズのほうが「思ってたより小さいな〜」とか思っちゃったぐらい。ベルギーでしょんべん小僧を見た時もそんなにがっかりしなかったし、むしろ「これがあの有名な…!」とときめいた。あの時と同じかんじだ。



別角度から。ザ・シンガポール。



もうひとつ感心したのがこれ、トイレ。マーライオンのすぐ後ろにある。ここらでトイレに行きたくなったんだけど、こういう観光客が集まる場所はトイレなんてないもんだ。それがここは例外。しかも無料。さすがにピカピカとまではいかないが、それなりにキレイでペーパーもちゃんとある。驚きと喜びで写真を撮ってしまった。


続いて、近くの観光スポット、ガーデンズ•バイ•ザ•ベイに歩いて向かってみる。あのバオバブの木のようににょきにょきと人工の大木がそそり立つ景色もシンガポールに来たからには見とかないと。

だが歩いても歩いてもなかなか着かない。地図では近くに思えるんだけど。ていうか敷地が広すぎてどこが入り口なんだか何なんだか分からん。



あー、あの奥に見えるあれだな、そそり立つ木。けど遠いな。しんどいな。だいぶ体調がしんどいな。



もうこのクレーン車がそそり立つ景色でいっか。


もう正直どうでもよかった。一刻も早くベッドで横になりたい。 こんなに瀕死の状態であの人工の木見に行こうとするのは私ぐらいだったと思う。



帰り道、セブンイレブンで今晩の夕食と明日の朝食を調達して宿へ戻る。体調が悪い時に馴染みあるものがある安心感すごい。ただしシンガポールのセブンイレブンの普通のおにぎり1個4シンガポールドル近く。つまり485円。えっ…!スーパーを探したり安い食堂に入ったりすればもっと節約できたのかもしれないが、このときの私にはそんな力は残されていなかった。


シンガポールに来たからには夜景のザ・シンガポールも見ておきたかったんだけど、全部キャンセル。さっさとシャワー食事を済ませてお布団にイン。シンガポールに1泊2日で来た人間でこんないい子の夜を過ごしているのは私ぐらいだったかもしれない。


とりあえずマーライオンはこの目に収められてよかった。ああ、やっぱり健康第一。明日はまた回復していますように。

1月24日(土)



今日も自分ちかのように床でひんやりする野良。



体調は快方に向かっているため今日はホーチミンの街散策に出かける。まずはサイゴン中央郵便局。フランス植民地時代に建てられたゴシック建築。



なるほど、ヨーロッパっぽい。郵便局っていうか駅舎かと思った。



中にはお土産屋さんのほか、普通の郵便業務も行われているそう。世界中から来ている観光客が各々手紙を書いている。そういえば南極のウクライナ観測基地から送ったハガキはどうなったんだろう。



すぐ近くのブックストリート。本屋さんが軒を並べ、古本も並んでいる。カフェもあり、ちょっとしたステージもあり、なんだか心踊るエリア。



本に囲まれる空間、だいぶ素敵で楽しい。



つづいてベトナム戦争証跡博物館。入場料40,000ドン(240円)。



一見カッコいい戦車に軍用ヘリ、戦闘機が入り口すぐ近くに展示されている。ヘリのプロペラってこんなに長いの。中に入れば写真と文章、少し現物が展示されている。一部日本語解説もあり。英語解説を読むのは大変だし人も多いので日本語解説だけざざーっと読んだ。

大変恥ずかしながら、これまでベトナム戦争のことを何ひとつ知らずにここまで来てしまった。ここで学ぶ機会を持ててよかったということで、無知をさらけ出す。


1955年〜1975年ということは、鉄道で出会ったベトナム人Tさん(80歳…本当に?)はこの戦争の経験者だったのか。ダナンからホーチミンへの鉄道旅ではただただ美しいね〜と感心する景色だったが、それほど遠くない昔にこんなとんでもねえ戦争が起こっていたとは。「統一鉄道」という名称にも深みが増す。ハノイ-ホーチミン全線は長すぎるからダナンからにした〜とか言ってる場合じゃなかった。全部乗るべきやったんや。


枯葉剤による奇形の写真も数多く展示されている。ベトちゃんドクちゃんの存在をテレビで見たことはあるけど、どこの国の話でなんでそんな姿で生まれたのかまでは記憶になかった。全く関心がなかったんだろう。

アメリカ軍が敵の潜むジャングルを枯らして隠れる場所をなくしたり、農作物を汚染させて食糧を奪う目的で撒いたというが、それが世代を超えて様々な健康被害を及ぼしているのだ。

愚かな人類の歴史すぎるやん。


ネット調べで、かつてその枯葉剤散布の拠点だったのがダナン空港だという。えっ、私も降り立ったあのダナン空港!?2018年には除染作業が完了したとされている。意外と都会〜とか言って何も知らずに歩いたダナンだが、重ね重ねそんな過去があったことに驚く。


私が出会ったベトナム人は一様に優しさが滲む人たちだった。「全開!」じゃなくて「滲む」。そんなベトナムの一般市民が戦争に振り回され苦しめられたのかと思うとたまらない。

ベトナム戦争や枯葉剤の健康被害について教科書的に学んだことはたぶんあったはずけど、どこか遠い国の遠い昔の話でしかなく、そんな知識はテストに回答を書いたらあっという間に脳内から削除されてしまう。それが現地を訪れ目にすることで知っている場所の話になり、忘れられない記憶になるのだ。これこそわざわざ足を運んで旅行をする意味なのかも。今一度学びたい地理や歴史、宗教が盛りだくさんだ。



明日は朝から空路移動のため空港近くの宿へ移る。Googleマップで調べた通りに、125番バスに乗車。5000ドン(30円)。相変わらず交通量は多いがスムーズに移動できた。



夕食は宿近くのCơm Rang Dưa Bòという食堂にてチャーハン。

これが信じられないほど美味しい。

店の前で豪快に鍋を振っていてやたら美味しそうだな〜とつられるように入ったら想像を上回る美味さ。パラパラチャーハンにカリカリおこげがミックスされている。味も当然美味い。大胆にのっかっているチキンもパリパリ。



この年季の入ったメニュー表の一番下に何の変哲もなく書かれている「Chicken And Rice」がこんなダークホース的に美味いだなんて。スープもついて40,000ドン(240円)。一般的な食堂価格である。ホーチミンに来てからというもの安くても50,000ドン(300円)で、都会だから仕方ないのかなと思っていたけどどうやら観光客の多いエリアだったからっぽい。昨夜ベンタイン市場で食べた60,000ドン(360円)もするわりに残念だったご飯はいったいなんだったんだろうとか思ってしまう。



このお店の売りはおそらくフォーなのだと思う。こんなにでかでかと書いてあるし。でも周りを見れば地元民っぽい人も全員チャーハンを食べていた。フォーもまた美味しいのだろう。食べてみたかったな。

店のおっちゃんに「ベリーーーデリシャス‼︎」と渾身の感想を伝えて店を後にした。


さくさく移動したようで意外と10日間もいたベトナムも本日で終わり。バリバリ観光地は友達とキャイキャイ言いながら旅行したほうが楽しかったかなとか思ったけど、ベトナム鉄道や戦争証跡博物館など記憶に残る場所もあり、濃い10日間だった。

明日の空路移動がスムーズにいきますように。

1月23日(金)


今日はそうですね、ホーチミンの街歩きに出かけようと昨日の晩まで思っていたんだけどね、そっから急激に鼻喉痰の調子が悪化。この前からどうも怪しかったけど治ったと思っていたらここにきてぶり返してきたかんじ。


ということで食事に出かける以外宿に引きこもり。ずーっと動き続けるスケジュールでここらで疲れる頃だろうとホーチミンの日数に余裕を持たせていて、我ながらナイスだね。だからってほんまに体調不良にならんでもええんやで。



宿はベンタイン市場の近くにとってある。昔ながらってかんじの市場の背景には近代的な高層ビル。



ベンタイン市場内の飲食エリアは観光客向けなのもあってかややお高め。道沿いにぐるぐる歩いていると露店を見つけたのでそこでお昼ご飯。50,000ドン(300円)。まあこれもここまでの町に比べればお高めではある。都会ホーチミンだからかな。具がもりもりで栄養満点って感じだったからよしとしよう。



ひきこもり読書のお供に甘い練乳入りベトナムコーヒー25,000ドン(150円)。 テイクアウトというとだいたいどこもこの手提げをつけてくれる。甘くて美味。カロリーは高そう。



夕食はベンタイン市場で。豚肉のっけたご飯。60,000ドン(360円)と量に対してかなり割高に感じる、正直。

べつに市場や露店で食べなくても飲食店は無数にある。でもレストランに入るとどうも高いしね〜。ちなみにぐるぐる歩いているときにCoCo壱や丸亀うどんも見つけた。


ああ、一刻も早く体調復活しますように。

1月22日(木)

1/21 9:40フエ

1/22 5:45 ホーチミン着


ベトナム鉄道は平均して時速60kmで走行。ガタンゴトンけっこう揺れるしうるさい。そのわりには眠れた方だと思う。

午前5時ごろ起き出して身支度。5:45定刻でホーチミンのサイゴン駅に到着した。



定刻すぎてまだ真っ暗。

まさかこんなにぴったりしっかり到着するだなんて。事前情報では遅延しまくりだったので、大体2時間ぐらい遅延してくれればいい感じの時間帯に着けるな〜と見越していたのに、良くも悪くも予想を裏切ってくれたベトナム鉄道。



めっちゃでかいサイゴン駅の表示。「GA」が「駅」なんやな。


同コンパートメントのおじさんTさんと上段のお姉さんに別れを告げる。(もう一人の男性は途中下車していった。手を振ってくれた。) ああ、Tさん、あなたの親切に本当に感謝です。どうかお体に気をつけて、バイク事故のないように、アメリカ旅行も楽しんでください。



万が一暗闇の定刻に到着した場合に備えて、オンラインチケット購入時にラウンジを使えるオプションをつけておいた。20,000ドン(120円)…だったかな。安全でクーラーの効いた部屋のベンチに座れればそれで良いと思っていたら思いの外ちゃんとラウンジ。



クーラーはもちろんのこと、椅子やソファーはふかふか。Wi-Fi完備。トイレあり。位置によっては電源あり。ペットボトルの水が無料でもらえて、カウンターでは食べ物や飲み物を注文できる。コーヒー一杯30,000ドン(180円)。

これは何時間でもおれるやつ。けれども一応2時間制限あり。ちゃんと出たけど2時間を過ぎたら声をかけられるのかな?



ここでTさんが朝食に持たせてくれたご飯をいただく。昨日一緒にいただいた笹の葉ちまきっぽいのとピーナッツせんべい。それだけでもありがとうございますなのに、袋を開けてみればまさかのティッシュとスプーンも入れてくれていた。

気遣いの神すぎて。

いくら良い人だからって、一期一会の外国人にここまでできるか?私だったら最後にスプーンとティッシュも入れといてあげようだなんて気がつきもしないかも。


私はTさんにとって親切にしてよかったなと思える人間だっただろうか。Tさんのお心遣いに充分に応えられていたんだろうか。

ちょっと今すぐ走っていって今一度お礼の気持ちをGoogle翻訳経由で伝えたいぐらいだったが、Tさんの姿はもうどこにもない。おかげ様でひとりのベトナム旅行者に一生忘れないであろう良き思い出が出来たことをTさんが分かってくれているといいけど。



2時間しっかりとラウンジを利用してから本日の宿へ向かう。徒歩40分。朝で涼しいし街を見るのにもちょうどいいので歩いていく。ホーチミンもやはりバイクがすごい。



バイクすごい。

バイクレースでも始まるんか?

歩いて行くのはいいけど歩道があるようで色々障害物があって(停めてあるバイクとか)まっすぐ歩けないし、道を渡るのはまた面倒だし、排気ガスで空気も悪い気がしてつらい。



朝だからか、コーヒーの露店があちこちにある。ベトナムのコーヒーは濃いめ。私はブラック派だけど今調べたら濃く苦いコーヒーに練乳を入れて甘くするのがベトナムコーヒーだそうなので、明日はそれで飲んでみようかな。



市民の憩いの公園って感じのタオダン公園。何人かで集まって体操をしたり、太極拳みたいなのをしていたり。


宿に荷物を預けてちょっと休憩。



ここの看板犬みたいなくつろぎようやけど君、野良犬やんな。



このひんやりした床から動けませんわ〜ってか。



すぐ近くのベンタイン市場へ行ってみる。肉コーナー。



食べるとこエリア。客引きがすごい。

衣類やお土産屋さんなんかもある。大都会ホーチミンにもこんな場所があるもんなんだな。


朝はあんなに涼しかったのに一気に気温上昇。本日は気温31℃/22℃、湿度78%。あっつ。暑さが全ての気力を奪っていく。

カフェにでも入ってみようかと思ったが、どうもオープンカフェが多い。道の喧騒や排気ガスが気になる。テイクアウトで涼しく静かでWi-Fiも電源もある宿でのんびりした。



夕食はあえてのセブンイレブンのおにぎりを食べてみる。スパイシーサーモン、チーズスパイシーポーク、ツナマヨ。スパイシーがわりとちゃんとスパイシーで喉が渇いた。米は日本のコンビニおにぎりみたいな米だったかな。ちょっと固めだったかな。レンジで温め推奨とベトナム語で書いてあった。宿にレンジはなかった。


明日は涼しい午前中のうちにでかけよう。かな。

1月21日(水)

9:40フエ

翌5:45ホーチミン

ベトナム鉄道

寝台車下段 128万ドン(7624円)

 

さあ、お楽しみのベトナム鉄道寝台車でホーチミンへ向かう。このハノイからホーチミンまで細長いベトナムの南北を繋ぐ南北統一鉄道は世界の良き鉄道旅ランキングにたびたびランクインする人気の路線だ。それは知らなかったけどなんとなくベトナムといえば鉄道旅と脳にインプットされていたので、ベトナムに行くとなればぜひこの鉄道に乗らねばと思っていた。

チケットは公式HPで予約しておいた。待合室の出入り口で目視確認される。

 

 

早めに駅へ。9:20ごろ、列車が来るので準備するようアナウンスがあり、ぞろぞろとホームへ向かう。

 

 

9時半過ぎに列車がやってきて定刻運行だった。発車も遅れるだろうと思っていたのにこれは意外。

 

 

寝台コーチの通路。フエ→ホーチミン方向ではこの通路側にハイヴァン峠の景色が広がる。

 

 

本日のお部屋。座りやすいよう下段を確保しておいた。綺麗なシーツがすでに敷かれている。テーブルやゴミ箱、読書灯、コンセントもある。Wi-Fiはない。

乗ったときは冷房が極寒であわてて防寒具を着込んだ。夜にはちょっと蒸し暑いぐらいで服装調節難しい。

 

 

トイレは普通に使いやすいトイレだった。清潔度もまあまあ普通。ちゃんと紙もある。(降りる頃には切れてた) ブログ情報で悲惨だったと見たのであまりの普通さに拍子抜けするほどだ。

ちなみにベトナムのトイレは全般的に紙はゴミ箱に捨てる式。

 

 

快適な列車旅ができそうなことに安堵して座席に落ち着く。窓ガラスになぜか貼ってあるクリスマス仕様のネコチャン。

 

そこへ本日のルームメイトがやってきた。ベトナム人おじさんのTさんだ。この方もこれまで出会ったベトナム人同様にまあとにかく良い人だった。Tさんのおかげで今回の鉄道旅が大変良き思い出となる。

 

 

まずめっちゃ食べ物くれる。

結局食べ物かい。

いや、違うんです。私は私でちゃんと食料を持ち込んでいたんだけども、なぜだかTさんは一人旅にもかかわらず2人分の食料を持ち込んでおり、自分が食べるもの全部私にも渡してくれる。初めから同乗の人にあげるつもりで買ってきたんだろうか。そこは聞いていないけど、見たところ十分に食料を持っているようだったのでお言葉に甘えて一緒に食事を楽しませていただいた。

 
 

まずはこれ、ちまきみたいに笹っぽい葉に包まれたもち米。Tさんは笹の葉を開いてくれただけでなく、自分で持ってきたスプーンまで貸してくれた。気遣いがハンパない。

 

 

中にはインゲン豆をつぶしたやつみたいなのが包まれていた。見た目はちまきだけど味は全然違う。なんとなくカレーっぽい味がしたような?違うか。これがインゲン豆の味か?全然言語化できないがおいしい。

 

 

夕方になるとこちら。これまたもち米にピーナッツを砕いたやつと塩が混ざった粉をまぶしてスプーンで食べる。意外な組み合わせが美味。

これも付属の使い捨てスプーンが軟弱すぎて食べにくいからと金属の持参スプーンを貸してくれた。優しすぎ。

 

 

途中の駅で停車した際に買ってきてくれたおやつ。薄いウエハースにピーナッツが固められてる。あのあれ、なんか昔懐かしの…鬼おこしみたいな味がする。美味い。

 

持参した温かいお茶も注いでくれる。ベトナム北部のお茶だそうで、しっかりめの苦味があるがそれがまたおいしい。

 

待って待って、なんでそんなに良くしてくれるの。

あまりに良い人すぎて何か裏があったらどうしようとか思っちゃった。現地人の親切を純粋に喜んで受け取るわけにはいかない旅人の身ゆえにそんな荒んだ考えが頭をよぎってしまう。

でもTさんと話をするうちにその親切に心を委ねてみようという気にもなってくる。

 

Tさんも英語はそれほど得意ではないようで、挨拶の後はGoogle翻訳経由で会話した。やりとりがゆっくりでもたどたどしい英語の口頭会話より断然スムーズに込み入った話ができる。文明の利器に感謝。

 

Tさんはホーチミン在住。ベトナムにはいつ来たのかとかどこに行くのかといったありきたりな世間話から始まる。

「何歳に見える?」というので、ちょっとだけ遠慮して60歳ぐらいかな?と答えるともっと上だと。まさかの80歳だった。

えー!見えなーい!(ガチ)

スマホをサクサク使いこなし、動きもきびきび。どうやったって80歳の高齢者には見えない。あれ、もしかして私騙されてる?

 

毎朝5時起きで5kmのウォーキングを続けている。酒やタバコはやらず、食事もベジタリアン。何より心を豊かに過ごすのが若さの秘訣だって。なるほどたしかに。笑った時に見える歯並びもやたら綺麗なので「自分の歯なんですか?」とずけずけ聞くと、これは入れ歯だった。

 

ベトナムはバイクの数がものすごいですよねと話題にしてみると、二輪車は安価だからベトナム人の収入に見合っているのだという。てっきり車だと渋滞に巻き込まれやすいからすり抜けられるバイクが便利なんだと思っていた。バイクでも渋滞では普通に身動き取れなくなるらしい。たしかにそれほどまでに凄まじいバイクの数だ。

 

いかにも事故りそうなのに全然事故を見かけないので、みんな器用に走るんですねと聞けばもちろん事故はあるらしい。交通ルールに無頓着な一面はやはりあるんだと。

Tさんもその歳でバイクを活用している。どうか気をつけてくださいませ。

 

ホーチミンでは物をなくさないよう気をつけてと言われる。窃盗のことだ。いつも通り外国での危機管理はやっているつもりだが、治安が良いように見えるベトナムとあって気が緩んでいたところはあったかもしれない。

昨今ベトナムは失業者が多く、窃盗や詐欺などが蔓延しているらしい。Tさんも騙されたんだって。そうか、気をつけないとな。

だからとにかく良い人に思えるTさんにも完全に心を許すわけにはいかないんだよなと後ろめたい気持ちにもなる。

 

車窓に見える田んぼは稲が植えつけられたところのようだ。ベトナムはこの時期に稲を植えるんですね。Tさんにきけば、年に2つ、時には3つ作物を作るそう。輸出による収益獲得に貪欲で、それがベトナム人の意地汚いところでTさんは嫌いだという。日本人は自然を愛して美しいから好きですねと褒めてもらえる。うーん、まあ日本にも二期作とか多毛作とかあるし、他の面で意地汚いところはいくらでもあると思うけどね。

 

結局たくさんの国を旅行していろんな物事を目にしたところで、その国の上辺だけを見ているに過ぎないんですよね。

その通りだね。

 

Tさんには娘さんとお孫さんがおり、現在アメリカのテキサスに住んでいるそうだ。3月に会いにいくんだって。JALで成田経由でヒューストンに飛ぶとのこと。それはまたロングフライトだけど楽しみですね。

娘さんがテキサスに住んでいるぐらいだからTさんに関しては問題ないのかもしれないが、気になるのがお金のことだ。

 

ネット情報によるとベトナム人の平均年収は48万円ぐらい。とにかく物価が安く、ローカル飯だと一食240円程度。先日泊まったホステルは一泊360円で簡単な朝食つき、設備も清潔度も申し分なかった。その後ちょっと条件にこだわっても一泊1000円程度だ。日本人の私も安いと感じるが、欧米人からしたら楽園のようなものだろう。そりゃこぞって旅行に押し寄せるわなとも思う。

 

逆にベトナム人は外国へ旅行に行けるんだろうか。(不法滞在は論外として) 旅中にも何人かベトナム人旅人に出会ったことがあるけど(覚えているのはロシア、キルギス、チリにて)、お金はいったいどうなっているんだろうと思わずにはいられなかった。そんな不躾な質問はさすがにできなかったので、ずっと気になっている。

 

 

車窓には田舎町の風景が流れている。ハノイの他、ダナンやフエも思いの外騒がしい都会の喧騒でちょっとイメージと違ったななどと思っていたけど、こう言う静かな風景もちゃんとあった。

 

 

時々通過する踏切。ここは無人だけど、やはりバイクがたくさん待機しているところもある。

 

 

広い田んぼ。そのあいだにポツポツとお墓らしきものが見える。どれも棺みたいなのが真ん中にある大きめのお墓だ。

ネット情報によるとベトナムでは火葬が一般的になりつつあるが、まだ土葬が残る地域もあるそう。

 


奥に水路と思しきものがある。めちゃくちゃ長い。

農作業をする農家の方を目にするが、どうも機械でガーッと作業している姿を見かけない。まさか手作業ってことはないよね…?

 

こういう色んなベトナムの景色が見たくて長距離鉄道に乗った。それなりにちゃんと見られてその甲斐あったと言うものだ。



やがて日が暮れていく。

途中から上段ベッドにベトナム人の男性と女性がそれぞれやってきた。やはりみなさん感じよく挨拶してくれる。

 

Tさんと話す以外は『深夜特急』を読んでいた。主人公の旅の序盤シーンを読んでいると日々目にする色んなものに興味を持ち関心を寄せ、身を投じてみる姿にハッとさせられた。気がつけばそんな旅の日常のおもしろさを忘れていたんじゃないだろうか。陸路移動をめんどくさがって空路で飛んじゃったり、大通りをめんどくさがって観光スポットに行かなかったり。旅という最高にめんどくさいことを好き好んでやっているからにはめんどくさがっていてどうする。まあそうは言ってもめんどくさいもんはめんどくさい。ああ、めんどくさい。

 

それにしても、Google翻訳もGoogleマップもスマホのメモ機能もなかった時代の旅っていったいどうなっているんだと思わずにはいられない。私もギリギリそんな旅の余韻が残る時代に海外旅行をしたけど、もうどうやっていたのか全然分からない。

言葉の通じない現地の人と身振り手振りと紙とペンでコミュニケーションをとり絆を深めるシーンを読んでいると最高に旅っぽくて羨ましくもなる。だけど今日のところはGoogle翻訳様のおかげでTさんとよき時間を過ごせて、この時代の旅人でよかった。

順調にホーチミンに着きますように。

1月20日(火)


7:45 ダナン

11:26フエ

ベトナム鉄道 シート席

180,000ドン(1084円)


今日はダナンから鉄道に乗って3時間のフエへ向かう。



ベトナム旅の私的ハイライトはベトナム鉄道に乗ることだ。ハノイ-ホーチミンの全区間鉄道移動は長すぎるので中部のダナンまで空路移動したわけだが、南北に長いベトナム鉄道で最も景色が美しいとされている区間はフエ-ダナン間のハイヴァン峠にあった。そしてフエにも空港がある。それを知ったのはダナン行き航空券を手配した後だった。


フエに飛べばよかったぁぁぁ

そしたらフエからホーチミン方面に順当に南下してハイヴァン峠の景色も見られたのに。ミス!


フエは元々行く予定ではなかったが、ハイヴァン峠のことを知ったからにはやはりその景色を一目見たい。ダナン-フエ間はバスもあるけど、それだとトンネルを通ってしまって肝心の景色が見られないらしい。やはり鉄道でここを通るしかないか。


などの経緯があり、今日はダナンからフエへ鉄道移動。明日フエからホーチミン行きに乗るというめっちゃ効率の悪い行程を組むこととなってしまった。まさかのハイヴァン峠往復。

まあ2回も通れば万が一どちらかの天気が悪かったとしてもちゃんと景色を見られる確率も上がるから良しとしよう。


鉄道チケットは公式HPでオンライン予約しておいた。ハイシーズンは満席になることもあるそうなので早め手配すべしだそう。



早朝、ダナン駅へ向かう。私的に程よい宿が駅から徒歩30分の距離にしかなくて止むを得ず歩くつもりだったが、ベトナムに来てみればGrabバイクがわんさか走っている。ザックも大きくないので背負ったままバイクの後ろに乗れる。この距離なら100円程度。もう気軽に使っちゃう。事故らないようにだけは願う。

到着したダナン駅はネオンがチカチカしていて一見パチンコ屋のように見えた。



7:45発の列車で早め早めに7:05頃には到着。しばし待機。



アナウンスがあり乗車。前後幅が広々、キレイなシートだ。

座席はほぼ埋まっていたと思う。私はハイヴァン峠の景色を見やすいように進行方向右側の座席を確保しておいた。(ダナン→フエ方向の場合)


ピッタリ定刻で発車。



用意しておいた電子書籍を取り出す。列車旅といえばやっぱり『深夜特急』だよね〜。

これをちゃんと読んだのは世界一周旅の前だったと思う。今改めて読むと共感できることや旅あるあるが続々と出てきてニヤリとしちゃう。主人公は私には出来ないようなディープな旅も臆することなくやってのける人物だと記憶していたが、序盤では結構びびっていたり不安を抱えたりしているので、ああこの人もそんなふうに普通に臆病な一面があるんだと親近感を感じた。

ああ、夜な夜な『深夜特急』を読み耽りたい。



そのうち風光明媚な景色が流れ始める。おお、これは美しい!海と峠の雄大な光景だ。車窓からこれを見るってのがまた良い。



電線がだいぶジャマだったけど。なんでこんな背の低い電柱なんや。写真撮影のタイミングを逃すべからず。



序盤は工事現場が眼下に広がっていて、うーん惜しい!ってかんじだったが、そのうちただただ緑と海の景色になる。良き。

この波打ち際で釣り糸を垂らす人たちが何人かいた。どうやってそこに行けるん。



お目当てのハイヴァン峠を過ぎた先のPhu Loc駅で結構な人数が下りていった。同車両に乗っていた日本人ツアーグループも下りる。ここからバスに乗り換えるらしい。なるほど、景色がキレイな部分だけ見て次へ行くわけか。ツアーならではの効率良さ。



私は峠を過ぎた後のこういう田園風景もベトナムっぽさがあってめっちゃ良いと思ったけどな。農家の方は暑そうだ…。



車道と並走。



やがてフエの市街地に突入。



定刻15分前にフエ駅に到着した。ベトナム鉄道は1、2時間とか余裕で大遅延すると下調べで見たのでやっぱバス移動にしとくべきだったかと後悔しかけたけど、まさか前倒しで到着するとは。



長ーい列車。ハイヴァン峠あたりは時速20km以下という超のんびり走行だったが、市街地に近づくにつれスピードアップして時速60kmぐらいは出ていたと思う。



フエ駅。観光客やタクシーなどで賑わっている。すぐ前に飲食店やコンビニもあり。


さて、ここでラオスで別れたYとの再会が待っていた。出た、また日本で!と言って別れた旅人と思いの外すぐ会えるやつ。Yはあのあと数日ラオスを楽しみ、同じようにベトナムへやってきた。今日はフエからダナンへ鉄道移動するとのこと。まさかのすれ違い。私が定刻で到着できたのでフエで2時間ぐらいおしゃべりすることができた。あれこれ喋って楽し。こんなことならベトナムも一緒に旅行すればよかったわね。



Yを見送ってからGrabバイクで宿へ。フエも交通量の多い賑やかな町のようだ。



チェックインを済ませたらフエの観光スポットであるフエ王宮へ歩いて行ってみる。川の向こうのあれか。



あの門の向こう側っぽいな。



でもな、その前の大通りもまあ交通量が多いんよ。しかもどうやら赤信号でも場合によっては右折は可らしい。じゃあ歩行者はいつ渡ればええねんと。こっちはちゃんと青信号やのに全然歩行者優先じゃない。


まあそんなわけでね、とにかくものすごい交通量が文字通り私の行手を阻むのでね、



王宮には行きませんでした。

門にすら辿り着かず。私がフエに来たのはハイヴァン峠の景色を見るためだから。まあべつにいっかなって。


ホーチミン行き列車に持ち込む食料を調達して宿へ戻り本日終了。昨日大汗をかいたのに洗濯できなくて服が最悪に臭い。それをザバザバ洗ってすっきり。明日の本命鉄道旅に備える。