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​2歳 発達ゆっくり息子
臨床心理士、臨床発達心理士、保育士資格持ち母ちゃんが息子のおうち療育をしています。
おうちでできる療育•知育情報を発信中です。


発達ゆっくりっ子は新しいことを覚えるのが苦手な傾向があります。


•安定が好き

•模倣が苦手

•興味の幅が狭い

などが理由としてあげられますね。


今日は発達ゆっくりっ子に新しいことを教えるときのポイントを紹介します。



  その子の好きなことから!


△ひらがな覚えよう!あいうえお!


子どもは好きなことをしている時が伸びる時です。

新しいことを覚える時には好きなこととセットにしてみると良いと思います。


•挨拶を教えたい→絵本好きなら絵本で楽しく

•ブロックをして欲しい→好きなキャラクターのブロックでやってみる

•身体の部位を教えたい→おうた好きな子は歌で(あたまかたひざポンなど)


などなど、お子さんの好きなこととセットで教えていくと興味を持ってくれる可能性があります。



  スモールステップで


△パズルはめられるかなー?


完璧を目指さず、まずは簡単なことから始めてみましょう。


•パズルはペグパズルを取るところからする

•縄跳びは縄を回すところからやってみる

•積み木を投げたり噛んだりして積み木を好きになってもらうところからスタートする


などですね。

一つできたら次の段階に進むこと、簡単なことでもできたら褒めること、がポイントです。



  達成感を味わえるようにする


△バナナむいてみようか!はい!


お子さんが「これ楽しい!やってみたい!」と思えるためには、達成感を味わえた体験が大切です。


•ボタン止めの最後のところだけやってもらう

•平均台はまず一歩歩けたら褒めてハイタッチ

•塗り絵は色を塗る箇所が少ないものからスタート


などですね。

少し頑張ればゴールがある課題から始めて、少しずつ難易度を上げていきます。



  我が家の取り組みかた


•身体を洗う練習の前に泡でたくさん遊び、まずは泡を好きになってもらう→難易度を低くして、足に泡をゴシゴシつけられたら褒める


•積み木をさりげなく部屋に置いておく→可愛い目立つキャラクターの積み木を買う→手を添えて積み木を積む→褒める


•大好きな絵本で野菜の絵をたくさん見る→実物のにんじんを見せる→手を添えてにんじんの皮をむいてみる


など

好きなこととセットで楽しく、少しずつ練習して、できたら褒める

を意識しています。




こうすることで、子どもは「練習させられてる」というよりも、「遊んでいる」という感覚でスキルを学ぶことができます。


ぜひ遊びのなかで!

チャレンジできたらたくさん褒めながら、新しいことを学んでみてくださいね。