身体の不調を読み解いて
毎日の食を通して
未病のうちにバランスを整えるお手伝い
和学薬膳®博士
薬膳食療法専門指導士
かみのかよ です
初めましての方へ
愛犬とわたしの食養生講座を受講して下さった方からこんなご相談がありました
ここ２～３日食欲がないなと思っていたら
急にグッタリとして起きてこないので
病院に連れていきました
お腹がキュルキュル鳴っているので
胃腸風邪ですねと言われてお薬が出されました
食養生ではどんなことに気を付ければいいですか？
写真はイメージです
お腹が鳴るといっても
どの様な状況で鳴っているのかによって
その子の状態が違ってきます
元気でイキイキとしているときにキュルキュルと鳴る
胃腸が食べたものを消化しているときに
働きが活発になってキュルキュル音がすることがあります
元気な子で食後なら生理現象である可能性が高いので
特に心配するほどではありません
他の症状を伴ってキュルキュルと鳴る
・変な物を食べた
・下痢や嘔吐を伴う
・よだれを垂らしている
・ぐったりとして動けない
このような時にはカラダに異変が起きているサインなので
状態によっては早急に病院への受診が必要になります
誤飲や膵炎、腸閉塞など緊急性を伴う場合や
病原菌やウィルスへの感染、胃腸炎などの場合もあります
今回のケースは
2～3日前から食欲がなかった
ぐったりとして起きてこないといった症状がある
そのうえでお腹がキュルキュルと鳴っていることから
生理現象ではないことが分かります
こんなときにはムリに食べさせず
胃腸が回復できるように
休ませてあげることが大切になります
食べる事ができるようになったら
一度に普通のゴハンに戻すのではなく
・少しずつ
・消化によいものを
・消化によい食べさせ方 で与えます
いま多い胃腸風邪は
急激な気温の上昇に身体が追い付かず
消化・吸収・排泄のリズムが乱れて
胃腸で炎症が起きていることが多いので
お家でできるお手当はこの３つ
① 炎症が起きている胃腸を休ませる
② 中医学的な視点から
脾（消化・吸収・排泄のシステム）が弱る原因を取り除く
③ 脾の状態を整えるために必要な食材をプラスする
ご相談下さった生徒さんには
エアコンの設定温度の見直しと
使っていただきたい食材や
生活上のアドバイスをさせていただきました
登壇が決定しました
今年も特設ステージで
犬の食養生のお話しをさせていただきます
11月17日（日）開催
大阪住之江公園わんにゃんマルシェ
詳細は追ってお知らせさせていただきます
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ごはんを手作りしたいけれどよく分からない
おうちで出来るケアを知りたい
最後まで元気に過ごさせたい など
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かみのかよ
大型犬２頭との生活のモットーにしていたのは
「美味しく・楽しく・健やかに」
中医学や薬膳の知識を使いながら身体の状態を読み解いて
手作りごはんをプラスしながら体調管理をおこなうことで
15歳の最後の看取りまで
美味しくご飯を食べてくれる生活を過ごさせることができました
その経験を必要な方に届けることをライフワークの１つにしています
彼女たちの養生はこのブログ内にある
【愛犬の薬膳ご飯】というテーマでご覧いただけます
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食材にはそれぞれに
特徴的な効果や効能が備わっています
天候や身体の状態に合わせて
最適な効果を持つ食材を選ぶことが出来れば
あとはその材料でご飯を作るだけで
身体に効かせる薬膳の出来上がり
ご自分のお身体の状態や
大切なご家族のお身体の状態に合わせて
最適なご飯をつくるためには
ちょっとした知識が必要になります
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