身体の不調を読み解いて
毎日の食を通して
未病のうちにバランスを整えるお手伝い
和学薬膳®博士
薬膳食療法専門指導士
かみのかよ です
初めましての方へ
5月13日は愛犬の日だそうですね
11月1日が犬の日だと思っていたので
意外な感じがして調べてみると
戦後創刊された雑誌
『愛犬の友』を出版していた誠文堂新光社が
昭和30年代の5月13日に
犬のイベントを開催したことが由来しているとされています。
そんなふうに書かれていました
愛犬の友！なつかしい
そういえば
私が初めてアフガンハウンドに出会った
先代の子が実家に迎えられたときに
成犬になったその子と一緒にやってきたのが
愛犬の友 犬種別シリーズの
アフガンハウンドについて書かれたこの本
最初に飼われたお家で
お子さんが生まれ飼えなくなり
次に貰われたお家で
主にお世話をされていたご主人様の方に
介護を必要とされる方がでて飼えなくなり
3回めのお家として迎え入れたのが私の実家
その子のおかげで
Afghan Haundの魅力を知り
今に至るのですが
私が家の子達を育てるうえで
大切にしてきたのが
食と健康の繋がりでした
西洋医学で身体のデーターを取りながら
中獣医学や薬膳の知識を活かし
日々の暮らしのなかでバランスを整える
そうして育てた子達が
ここでご紹介していたお嬢さんとボクです
いまでは中医学と薬膳の知識と
中獣医学の学びを落とし込み
食べることは生きることとして
わんちゃんの薬膳講座も開催しています
タイトルから少し話がそれました
GWが明けたころから
急激に増えているわんちゃんのご相談に
むくみ
胸やお腹に水が溜まる
てんかん様の発作（痙攣やめまいなどを含む）
食欲が減退して元気がなくなる
夜に徘徊をしはじめた（夜鳴きが激しい）
皮膚炎が悪化した
などがありました
こうして書くと
それぞれ別の症状にみえますが
共通しているのは
身体のなかの 余分な水 の存在
中医学的な切り口でみてみると
この余分な水がトリガーの１つとなり
症状を誘発していることがわかります
じゃぁ水を抜けばいい
そう簡単にいかないのが
身体のメカニズム
冷えて水が溜まったのか
巡ぐらせる力が衰えて水が溜まったのか
器質の問題で水が溜まったのか
それぞれにアプローチは変わります
先日も同じことを書いていますが
大切なのはいまのうち
これからやってくる梅雨は
水はけが悪くなる季節なので
そうなる前にしっかりと
余分な水のコントロールを行いましょう
これは最晩年に心膜に水が溜まり
むくみと呼吸困難が出ていたころのお嬢さん
全身が浮腫んでいるのが分かります
この頃には酸素を上手く取りこめず
苦しそうだったので
酸素濃縮器を使っていた時期
腎臓に負担がかかる利尿剤の投薬を微調整しながら
薬膳の知識をフル活用してなんとか抜け出したお話は
講座でお伝えしています
愛犬の不調は
オーナーの皆さんにとってもツライものです
どうか一日もはやくよくなりますように
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食材にはそれぞれに
特徴的な効果や効能が備わっています
天候や身体の状態に合わせて
最適な効果を持つ食材を選ぶことが出来れば
あとはその材料でご飯を作るだけで
身体に効かせる薬膳の出来上がり
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