昨日、はるが珍しく、反りかえるほどのギャン泣きをした。
普段だったら、「どうしたの~?大丈夫、大丈夫。あはははは~」って笑いながら、抱きしめる余裕がありますが、昨日は、辛かったぁ。
東京に戻る新幹線で眠くて少しだけ、フニャフニャ言ってたはる。あと少しで寝るなと思ったから、抱きしめて背中をトントンしてたら、
ちっ。うるさいなぁ、なんとかしろよ~。
とばかりに、前に座る女性が何度も振り返る。
す、すみません…。
と、私は、はるを抱っこしてデッキに向かう。その後、何とかはるは寝つき一安心。
とりあえず東京に着いて、JRに乗り込む。その瞬間、はるが反り返りながら泣き叫ぶ。一体、どうしちゃったの~?すると、側に座ってる男子高生3人が両手を
パンッ!パンッ!パンッ!
って何度もたたく。
はる、ビックリして一瞬泣きやむものの、さらにギャン泣き。
そして、
あ~、うるせ~なぁ。泣きやませろよ。
(あまりに怖くてしっかりとは覚えていませんが)と言うようなことを聞こえるように言ってくる。
なんとかしなくちゃ、って思うけど、はる泣きやまない。すぐに次の駅で途中下車。こんなにも一駅が長いと感じたのは初めて。
まだ反り返って泣く、はる。なんだか、私までホロリ来てしまった。新幹線、3時間長かったよぅ。しかもたった30分のJRのはずなのに、まだ家に帰れない。疲れたよぅ。はるも疲れたって泣いてる…。どうしたらいいの。あと2駅なのに遠いよ…。
そしたら、おばさんが近寄ってきた。泣いてるはるを見て、「あらあら。どうしちゃったの。泣いてるの。」って声をかけてくれた。(私まで泣いてるのには気付かなくて良かった。)私が電車の中でのことを話すと、
あら、まぁ。あの子たちも、小さい時、おなじだったこと忘れてるのね!
って。確かに。
そう思うと気がラクになった。はるも気付いたらニコニコして、おばさんに話しかけてる。良かったぁ。なんとか次の電車に乗って無事に家に帰れました。
子連れでの移動って本当に大変だと身にしみました。
そして、母親はやっぱりどんな時もしっかりしなくちゃ、とも思いました。
あの時のおばさん、どうもありがとうございました!