夢で会いましょう -31ページ目

たりないピース

たりないピース。






宮崎あおい恐るべし。


宮崎あおいには感謝してます。

去年に観た映画で一番衝撃的な映画『イノセント・ボイス~12歳の戦場~』 にも出会わせてくれた。

そして、この本。


インドのコルカタで見たもの、感じたもの、聞いたこと、出会った人、モノ。

それを見て、「今の自分に何ができるか。」

その問題を解決できない心の葛藤。


同じことをいつも東南アジアに行くたびに感じます。

そして、「自分には何ができるのか。」

これは、大学1年の時に行ったフィリピンでのボランティアから今まで、

ずっと心の中に潜む最大で難解な課題です。


怪我をした女の子に手術費を渡すことは果たして良い事なのか。

宮崎あおいはこのプロジェクトで遭遇した出来事に対し悩む。


同じような事で悩んだ僕の考えとしては、

国際協力はお金の支援じゃないと思う。

もちろん、お金は必要だ。

だけどお金を与えて、それに依存してしまうようなら支援にならない。

服従関係が生まれてしまうだろうし。

対等に同じ目線でできることに、意味があるような気がする。


ただ、お金をあげる事が間違いかって言われると自信がない。

緊急の手術が必要でそれが目の前で起きたことなら、お金を出すと思うし。


「何ができて、何ができないのか。」


その境界線はとても難しい問題。

いつまでたっても明確な答えが出てこない。

それでも思うのは、一番初めにできることは、こういった情勢がある事実を「知る」ことだと思う。

自分が「知る」こと、そしてそれを周りに「知ってもらう」こと。

「知る」ことで、自分が「変わる」。

そして、周りも「変わる」、かもしれない。

少なくても、僕は知って変わった。


だから、お薦めします。

みんなに知ってもらうために。




※ 今年は2人の「あおい」を追っていこうと思います。

  宮崎あおいと蒼井優。

  芯の強い女性には頭が上がりません。

日本がアジアをむしばむ

日本で捨てられたテレビや冷蔵庫がどこへ行くか、知っていますか。


3割は海外に売られているそうです。

特に途上国であるアジアへ。

先進国では次々に新しいものが作られていく家電製品。

使えるのに捨てる。

こういった習慣が身についている。

捨てられた廃家電は海を渡り、アジアで壊れるまで使われている。

捨てずに直す。

かつては同じ光景が日本にもあったはずなのに。



現在就活中の僕は、新聞に目を通す機会が多い。

「社説」から始まり、政治欄、経済欄、国際欄と。

そんな中で年明けから朝日新聞で始まった「エコ・ウォーズ」という特集に目が留まった。


今回の題は「廃家電 アジアむしばむ」


東南アジアによく行く機会がある僕は、行くたびに日本製の家電の多さが目に付いていた。

特に闇市では、どっから持ってきたんだと思うくらいの家電の数々。

もちろん、日本製のものがほとんど。

市場の人々は日本人の僕を見つけると声を揃えて言う。


「ニホン、ニホン!!ソ○ー、○芝、パナ○ニック!!」


日本製品が世界をリードする家電製品の裏側には、こんな現実が隠されているのだ。

なんだか、複雑な心境になる。


考え方によれば、アジアで中古品としてよみがえり、日本で埋められるよりは環境に良いのかもしれない。

でも、問題も数多くある。


廃家電からは金、銀、銅、アルミ、鉛などが取れる。

金属資源の世界的な高騰によって、その資源は富へと変わる。

純度を高めた金属類はまた、先進国へと輸出される。(ん?)

しかし、その過程のずさんな処理が大気や土壌を汚染し、それに携わる人の体を病気へと侵す。

重大な健康・環境問題になってしまっている。


将来の家電リサイクルはどうあるべきか。

一つは、国境を越えたリサイクル制度をきちんと構築すること。

つまり、「国際的な循環型社会を形成し、国際資源の適切な越境移動」を目指す。

これに対し、廃家電の越境に規制を強め、先進国は国内での処理を徹底すべきという意見。

廃家電が途上国に流れるのはリサイクル費用が安いから。

でも低コストは、環境対策や公害規制の未整備、低い労働条件の上に成り立つ。


どっちが良いか言いがたい。

でも、作ったものには責任を持つべきだ。

責任が取れないのなら、メーカーはメーカー内でのリサイクル制度を確立させなければならない。

途上国への押し付けは間違ってる。

途上国で問題となる「環境汚染」。

その引き金を引いているのは、先進国。

「可哀相だね。」

の一言で片付けず、自分たちの責任の軽さに問題があることをしっかりと認識してほしい。てか、認識したい。


タイでスピードメーターが壊れている車に乗って、

「これ、壊れてるじゃない??」

と聞いたら、

「メーターなんか壊れても十分走れる。日本人はどうして、すぐ車を買い替えるんだ??」

「車なんて直して乗れば100万キロは走るぞ。」

と言っていたドライバーの言葉が蘇る。


なんでもかんでも、新しいものに走ってしまう先進国文明。

使えるのに捨てて、廃棄物が増えたら途上国へ押し付ける。

先進国の身勝手さを思い知らされた。






東京タワー

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』





今更ながら観ました。


感動。


樹木希林良すぎだよ。


娘の内田也哉子さんの空気感もはまってた。


小林薫はいつも少しの登場時間で映画全体を締めてくれる。


カッコ良過ぎるオダギリも、なんでだろ親近感が湧く。


いつもだけど、カッコ良過ぎると浮いたりするのに、オダギリは浮かない。


しっかりと違和感なくそこにいる。ここが上手いんだろうね。


良い時間を過ごしました。ありがとう。