【復興応援部会】までっこ鶏スペアリブ・カレーだっ手羽! | コン美味食文化論2

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東日本大震災被災地を中心に、食べて復興応援!
時に風味舌禍な「いけずな京女」のブログです。


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 コープ、あるいは生協と呼ばれる「生活協同組合」は。
 そもそもは消費者が共同で出資して食料品や日用品を買い、分け合うとりくみから始まりました。
 つまり「消費者の、消費者による、消費者のための組織です。


 近年は小売業者というかチェーンストア化してしまい、本来の精神が薄れているような気もしますが。
 商品開発に組合員(消費者)が主体的にかかわる部分はまだ健在です。


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 「までっこ鶏スペアリブ・カレーだっ手羽!」という、ちょっとダジャレ入った生協(パルシステム)の商品は。
 パルシステム山梨商品開発チーム「こぴっと☆ちきん'ず」の皆さんが開発に協力しました。


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焼く前の状態です


 若鶏のスペアリブ(手羽なかの半割り)を、カレー味のタレに漬け込んであります。
 まずは、チームの皆さんのおすすめコメントをどうぞ。


音譜までっこ鶏の素材のよさを生かしつつ、大人も満足するカレー味になりました。
音譜解凍して焼くだけと忙しいときにも便利。
音譜身離れがよく食べやすい手羽で、これからの時季はビールのつまみにもおすすめ。


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 “開発に協力”というからには、単に試食して感想を言うだけのモニターではありません。
 原材料選びから味、量目、調理のしやすさ、使い勝手、さらには値頃の価格まで。
 消費者の視点でメーカーと生協に提案し、開発の最初から完成までかかわります。
 もちろん、商品のネーミングも、自分たちでニコニコ


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 今回選ばれた鶏肉は、パルシステムの産直鶏肉である「までっこ鶏」
 このブログでも何回か取り上げていますが、改めて。


1岩手県二戸市を拠点とする生産者グループ「までっこチキン生産者連絡協議会」から届きます。
 ここではひなの生産から飼育、鶏肉の解体までを一元管理しているので鶏肉の履歴が明確で、安心。

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2「までっこ鶏」とは、「までに育てた鶏」のこと。
 岩手のことばで「丹念に」とか「ていねいに」という意味です。
 抗生物質や合成抗菌剤を使わない分、手をかけ、暇をかけて大切に育てられた鶏なので。
 くさみのない締まった肉質と、あっさりしていながらも旨みはしっかりあるのが自慢。


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 製造は、岩手県八幡平市・岩手農協チキンフーズ株式会社
 なんでも最新の生産設備を持つ、大規模な鶏肉加工工場やそうです。
 日立の「H-NET」というシステムを導入して省エネ・環境へのとりくみで大きな実績を挙げており。
 2011年には、経済産業省 東北経済産業局主催の「東北再生可能エネルギー利活用大賞」で、エネルギー管理優良工場として表彰されたとか。


 ていねいに育てた鶏肉が、環境に配慮した工場で美味しいチキンになるって。
 ええ話やわ~。


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 さて、「までっこ鶏スペアリブ・カレーだっ手羽!」ですがこれがまた完成度高い。
 さっと焼くだけですぐに火が通って、自分で味付け不要。
 骨離れがむっちゃええから、すごく食べやすいです。


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 カレー味はしっかりスパイシー、でも辛すぎず、鶏肉の旨みが味わえる。
 ビールのおつまみにも、ご飯のおかずにもおすすめでござい。
 ♪やめられない止まらない


 実際に使って食べる人が、多くの消費者の声を代表して開発したものですから。
 メーカーの都合やコスト感覚で押し付けられた商品とは、ひと味違いますのよ。ξ^∇^ξオーホホホ




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