保険代理店の役割は終わりつつあるのか? | こうぼうのブログ

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こんにちは。





自動車保険は、これからの時代はネットで申し込むようになる。
だから、自動車保険を主体に活動している保険代理店の今後は暗い。
個人物件主体では、手数料が今後さらに低く抑えられる傾向だ。






若い人たちは、通勤中の空き時間などを利用して携帯電話などで
自動車保険の更新手続きをやってしまうだろう。
首都圏では、現実にそうらしい。





すると、保険代理店の役割が減ってしまう。

このような話を最近ではよく耳にするようになった。
確かにそのような傾向にはあると感ずることもある。
しかし、本当にそうなるのだろうか?





疑問もある。






保険商品の仕入れ先である保険会社の戦略ではないだろうか?
あらかじめこのような将来像を振りまくことで、保険代理店の
方向性を操作しようと、保険会社が仕掛けているのでは?
多分にそう思うときがある。






顧客は、保険屋さんを本当に不要と思っているのだろうか?
不要であるとする最もな理由は、保険料(料金)が高いから。






これって、ヘンだ。





ネットに移行すると主張する人たちは、第一に料金の高さを
述べる。
お金だけで保険の優劣を考えがちな思考の狭い人たちである。






ネット完結が今後の主流であるとすれば、
顧客が、保険商品をどれだけ検索しても結局、自分で決められない
という、揺れ動く心理状態をどう説明できるのだろう?






忙しい社会生活だからといって、保険を自己責任で管理することが
本当に可能だろうか?





新規契約に入る手続きは、誰も助けてはくれない。
特定の保険に入る必要性を、顧客自身でうまく発見できるかどうか?
保険の内容に変更があったときの連絡は確実にできるのか?
保険の更新手続きミスを絶対しないという強い意思が求められるが、
実際に可能なのか?
保険相談をネットで行い、数多くの意見から自己責任でもって選択
するってこと、本当にできる?






現場感覚では、人に直接出会うということについて、
コミュニケーションの不得手な人たちか、
あるいは、面倒くさがり屋の人たちが、
ネット完結を希望すると思われてならない。
いわば、少数派。






忙しいのであれば、保険のプロに聞いた方が早くて確実。
自分でネット検索することは、合理的に見えても時間のロス。
そう、貴重な時間と、お金のバランス感覚も大切だ。