こんにちは。
「日本の優秀企業研究」によれば、
自分たちが分かる事業を、やたら広げずに、
愚直に、まじめに自分たちの頭できちんと考え抜き、
情熱をもって取り組んでいる企業を優秀企業と呼ぶ。
優秀企業に共通する条件のひとつとして、
「分からないことは、分けること」というのがある。
経営者が自分で分かっていない事業を
自分の責任範囲の事業として手がけてはいけない。
そういうときは他に分けなければならない、というものである。
優秀企業の経営者は、自企業が取り組むべき事業の
範囲を明確に認識している。
特に、その会社が取り組むべきでない事業が明確であり、
経営者が分からない事業は決して手がけない。
独自性の発揮とは言っても、他社と違う事業をやると
いうことより、むしろ他社がやるからやる、ということをしない。
すなわち、「やらない勇気」を持つことの方が大切である。
分からないのであれば、分割する、捨てる、やめる、
ということが重要である。
社長が分かったふりをして経営しているケースが最も
成果が悪い。