こんにちは。
一見して非合理な戦略を目指している。
他社との違いをつくっても、すぐにマネできるような
ものであれば、一時的に優位性を獲得できたとしても、
すぐに違いがなくなって、利益が期待できなくなる。
だから、カンタンにはマネのできないような違いを
つくる戦略が課題となってくる。
誰でもすぐに思いつくのは、いち早く市場に参入して
先行優位の特権でもって、すばやくお客さまを囲い込んで
しまうことであろう。
ここで問題となるのは、後追い的に参入できるかどうかは
別にして、競争相手としては
「利益が見込めそうなので、できることならマネてみたい」
そう思っていることだ。
ところが、一見非合理な戦略においては、
今やっていることが、非合理なことと相手が考えたとしたら、
あるいは、
そもそも競争相手がマネてみようといった動機を持って
いなかったとしたら、マネなどされるわけはない。
マネしてもできなかったのではなく、
マネしようと思わなかった。
そんな、とても非合理な会社をつくることに専念中の現在である。