◆アメリカを売った男 | シネマと書店とライブハウス ~ 映画と本と音楽と少し旅 ~

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アメリカを売った男 [DVD]/クリス・クーパー,ライアン・フィリップ,ローラ・リニー
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いつの時代も、情報の時代。


きっと、今から20年、30年先でも。



現代は、情報の時代である。



なんて言われているんでしょうね。



そんなわけで、意外と

真面目な切り口で、映画紹介をば。



2001年2月18日


ヴァージニア州ヴィーナにある

フォックストーン・パークで、一人の男が逮捕される。


男の名前は、ロバート・ハンセン。


職業は、FBI 捜査官。


1979年から

2001年にかけての22年間。


アメリカの機密情報をソ連、ロシアへと

流し続けていた、スパイ活動の容疑。


その見返りとして

ダイヤモンドなどの宝石や。


現金で、1億4000万円以上、受け取っていた。



といった実際にあった事件を基にした作品。



物語の主人公は、エリック・オニール。


ロバート・ハンセンの下に

配属されたことになった若手捜査官。


共に仕事をしつつ、監視役も務める。



猜疑心。


信頼。


善と悪の定義。


心理・クライム・サスペンスです。



飾り気のなさが、より一層

重苦しい雰囲気を、増している感じ。


ロバート・ハンセン役を演じる

クリス・クーパーが、また、怖い感じで。


どわわ~ん。


と、不気味なオーラを漂わせて。



情報。


国家。


真偽。


ちょいっと、立ち止まって

色々と考えさせられる作品です。



そんなわけで

心理的な怖さを感じる。


2007年に公開された、ずわわ~ん

と重い響きを持った映画なのでした。



今日の音楽の箴言


時代は変わる。


by ボブ・ディラン