東京瘋癲酔人日記 -37ページ目

東京瘋癲酔人日記

夜の街で飲み歩く、私、安吾の日記。

キャバクラ、BAR、居酒屋などで見かけた様々な事柄を綴りながら、自作の小説も発表しています。

 明日から三連休、三日仕事して、また、三連休である。

 日曜・祭日休みの店も23日は営業するところもあるようだ。プラザ系や365系のように年中無休のところは、3日目が大体悲惨な入店状況になるので、躍起だろう。TAROなどは吉例スタンプラリーをやっているし、三連休にイベントを打つ店も多い。
 さて、私と違って家庭がある方々は、やはり「ゆっくり同伴」という訳にはいかないのだろうと思う。そうすると、案外空くのか。しかし、独身で「三連休は、キャバクラしか行くところがない」と思ってる方(私だけか?)も結構多い気がするので、混むのか。
 三連休も営業する店に勤めるキャストは「連休なんだから、同伴してもらおう」という思惑を持っているだろうし、三連休が店休になる店に指名嬢を持つ方々は「いつもより休みが多いんだから何とか店外デートを」をいう思惑を持っているだろう。
 様々な思いが渦巻くダブル三連休である。
 ちなみに私は、まだ、予定が決まっていない。引きこもって「24」パート4を全巻見るかな。
 街で指名嬢や、指名はしてないが仲の良いキャストに会ったとき、どうなさってるのか。

 向こうに時間がある場合は、お茶したりするが、立ち話で「○日イベントだからお店に来て」と営業されたり、夕方に出逢った場合は、同伴に持ち込まれたりする。こういう場合は「何かの縁だ」と思い、諦めることにしている。
 こちらが、一人、もしくは友人などと数人で飲んでいるところへ、向こうが同伴で現れる場合もある。そんな時は相手が気づいても「素知らぬふり」をすることにしている。私はそうされても気にしないが、同伴している客のタイプによっては、同伴時に他の客と会話を交わすのを嫌がることもあるようだからだ。知り合いのキャストならそれで終わりだが、指名嬢だと「どんなタイプの客なんだ」と非常に気になる。かといってあからさまに注目するわけもいかず、難しいものである。
 私が店にいることに気づいた場合、同伴客がトイレに行ってひとりになった時などに、眼で挨拶されたり、指名嬢の場合は「後できてね」などと営業されたりする。ところが、こちらが「素知らぬふり」をしているのに、客の目の前でこちらのテーブルにきたりするキャストがいる。こういうキャストは、いい子なんだが回りが見えないタイプが多く、こちらの気遣いなどわかっていない。話しかけてくるので、簡素な言葉を返して席に戻そうとするが、それさえわかってもらえず、しょうがないので「お客様がまってるだろう」と言って戻したりする。
 アフターで出会うこともある。新宿なんかだと、アフターで行く朝までやってるショークラブなどで、おもしろいところは限られてるため、向こうは他の客、こっちは他店の指名嬢という組み合わせで、会ってしまうのだ。
 こういうときも、気まずい。指名嬢ではないが、指名嬢がいる店のキャストの子が来ていて、翌日、指名嬢から「なんで私とはアフターしないのに」と苦情の電話がかかってきたりする。
 新宿MAXがB2にあった頃の指名嬢は、店で指名した回数より、某ショークラブで上述のような形で会うことの方が多かった。
 本当にもうしわけない、思うが、こればっかりは許してもらうしかないな。
 目の前を通り過ぎるあの子は、指名嬢。楽しげに腕を組んでいる。

 前回と同じ前振りだが、見つけてしまうことがある。
 日曜の午後、私が一人歩く渋谷で、男の人と楽しそうに買い物をする指名嬢の姿を。
 アフターあけで酔っぱらった私が、一人佇む歌舞伎町午前8時、男の人と楽しそうにタクシーに乗り込む指名嬢の姿を。
 次のアポイントに遅れそうな私が、出発間際に飛び乗った電車の中で、男の人と楽しそうに話をしている指名嬢の姿を。
 どう見ても同伴には見えない、アフターにも見えない、独特の空気が流れている。こんな時は、気が付かないふりをする、慌ててあらぬ方向を見上げたりして。私が悪いわけでもないのに。相手に私がここにいることをわからせたくないからだ。「知らなかったこと」にしておきたい。特に、その子がもうお水をあがっていた指名嬢の場合は。
 現役の指名嬢の場合、その後のことは、その子への思いこみによって違う。一人だけ、本気ではまってる指名嬢のそんな姿を見たことがあり、このときは、店に行くのをやめた。店に行くと彼氏の話を問いつめてしまいそうだったからだ。指名嬢からは「どうして最近来ないの」と連絡が来たが、いいわけを重ね、その理由もなくなると返事さえ返さなくなった。知人の聞いた噂だと、しばらくしてお水をあがったということだった。なんだか、ホッとした。
 最近だが、反対に「彼氏がいること」を指名嬢から言われたこともある。というか、営業態度や諸々から「そんな匂いがする」ので、こちらから「正直に言ってごらん」と言って白状させたのである。今は、彼氏の相談までされる。
 こうなれば、もう一歩である。何が、もう一歩なんだか、、、。