アンビバレントな私たち (パニックの原因となるもの) | ヒーリングルーム Angel touch

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ヒーリングルームAngel touchのブログです。
【より善く生きるためのヒント】
として、
癒しのステップに役立つヒントを綴っていきます。

 

 

いつも当ブログをお読みくださりありがとうございます。

 

以前のホームページにはコラムがありましたが、

まだまだ整理中のため、

少しずつ書き直してこちらにアップしていきたいと思います。

 

 

今回はパニックアタック(パニック障害)についてのお話です。

 

 

(まぁ、落ち着け)

 

 

 

私たちは、

常にアンビバレントな(相反する)感情や思考を持っていて、

それに振り回されています。

 

どちらにするのか、常に選択を強いられます。

 

人生は、「選択と決定の連続」です。

 

ところが。

決められない、決めたくない、という場合もたくさんあります。

 

やりたい、でもやりたくない。

やりたくない、でもやりたい。

 

欲しいけど、欲しくない。

 

癒やされたいけど、癒やされたくない。

 

治りたいけど、治りたくない。

 

などなど。。。。

 

 

そうやって、葛藤しています。

 

そしてそれが手に入りそうになると急に不安になったり、

怖くなったりします。

 

やっぱりいいや、とか言ってみたり。

 

あんなに「欲しい」と言っていたはずなのに。(苦笑)

 

 

私たちは、自分自身に対してツンデレなのです。

 

 

 

 

(抱っこしてほしいなんて、言ってないニャ)

 

 

 

さて、

このアンビバレントな状態は、

もちろん人によって程度は異なります。

 

あまり葛藤せず、のんびりふんわり生きている人もいます。

 

選択と決定に、

特にストレスを感じないでいられる人もいます。

 

しかし、葛藤がエスカレートして、

テンションが増しすぎると、

 

結果として「パニックアタック(パニック発作)」になります。

 

パニック障害を持つ人は、

自分の内側にある、

この相反するエネルギーに気づいていません。

 

それが『ある(存在する)』ことに気づいていたとしても、

その本当のボリュームはわかっていません。

(自分がわかっている何倍ものボリュームなのです)

 

そして、

『私にはどうすることもできない』

と思い込んでいる。

 

「行き場がない」「逃げ場がない」

と思い込んでいる。

 

つまりそれは、

「自分の感情の行き場がない、逃げ場がない」

と思い込んでいる、ということ。

 

でも、それが本当かどうかは、別の話。

 

 

 

(…ほんとに?)

 

 

 

 

私たちは

相反する感情や思考を持ちながら生きています。

 

それ自体をそんなに深刻に捉える必要はありません。

 

そんなものだからです。

 

絶対に決めなければならないわけではないし、

どうにかしなければならないわけでも、

どちらかが絶対的に正しいわけでも良いわけでもない。

 

そんなに深刻にならなくていいのです。

 

もっと柔軟に、

もっとリラックスしていいのです。

 

人生は、なるようになっていくのだから。

 

どんな体験も、良いも悪いもなく、魂の経験なのだから。

 

ところが、

パニック障害に陥っている人は、

苦しいこと、行動ができないことそのものを問題とします。

 

それができるようになれば、

体の症状が治まれば、「私の問題は解決するのだ」

 

と主張しますが、

 

それは本当の問題ではありません。

 

 

本当の問題を見ているわけではないので、

もしも「それ」ができるようになり、

体の症状が治まっても、本当の意味では解決しません。

 

そのうち再発したり、

別のシチュエーションで同じようなことを繰り返すことになります。

 

本当に自分の問題を解決したいなら、

内側にある葛藤を見つめる必要があるのです。

 

 

いったい、何に対して

『こうでなければ!』

と、こだわっているのでしょうか?

 

 

「それが私の問題だ」と言い続けるならば、

「認められない感情がある」ということを見ようとしていない、 見たくない、と言っているということなのです。

 

それを続けている限り、解決には向かいません。

 

というよりも、

「解決には向かわずに済む」のです。

 

それを見たくないからこそ、

葛藤が高じて「パニック」になっているのだ、

ということを知る必要があります。

 

自分で自分をがんじがらめにしていた感情は

本当は何なのか、

ということに気づくことができれば、

パニックはおのずと改善されていきます。

 

シチュエーションを変えて同じようなことが起こることもなくなっていきます。

 

つまり、

「本当に問題となっている部分」を、

正直に見つめることができるかどうか、

ということなのです。

 

ご相談に来て話をしている間に

「息苦しさが治まった」というクライアントも少なくありません。

 

見つめていくには勇気が必要ですし、

本質的な変化を促していくには

ホメオパシーやヒーリングはとても有効ですが、

 

「本当は自分はこういうことにストレスを感じていたのだ」

とわかる、気づいていく、

ということが大前提となります。

 

問題点がずれていれば、

どんなセラピーを受けても的外れな結果になってしまうからです。

 

そしてそれができるだけで、

「苦しさ」は随分と楽になります。

 

その感情を受け入れ、

吐きだすことができるようになるので、

物理的にも呼吸が楽になってくるのです。

 

 


(深呼吸やで)

 

 

 

パニックアタックを心配している方は、

「パニックになりそう」という不安が持ち上がってきた時、

その不安で「盛り上がって」しまいます。

 

だからこそ、盛り上がりすぎる前に

「あれ?」と、視点を変えるようにすることが大事です。

 

「あれれ?おかしいよね?

そんなにパニックになる理由ってあったっけ?」

 

と、自分に言う癖をつけていきましょう。

 

そして深呼吸をして、

「そんな理由はないのだ」と、思い直してください。

 

パニックアタックに陥る時には、

「自分の感情(不安や恐怖)だけで盛り上がっている」

ということを理解しましょう。

 

 

『こうでなければならない』

 

『絶対にこうしなければ』

 

『こうなってしまうに違いない』

 

というエゴを手放しましょう。

 

そう、

そんなにがんじがらめになってしまうことなど、

本当はどこにも「ない」のです。

 

私たちのちっぽけなエゴでは、

絶対的に正しいことなんてわかりません。

 

リラックスして流れに任せたほうが、

守護天使さんや守護霊さんも力を発揮できるというものです。

 

『私』の『魂』を信頼しましょう。

 

そしてあなた自身を、もっと自由にしてあげてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(もうすぐ夏。。。)