いつも当ブログをお読みくださりありがとうございます。
今回は、
心の問題やスピリチュアルな知識を学び、
癒しのステップを進む中で陥りがちな現象についてのお話です。
私たちが、「こころ」と呼んでいる場所には、
感情と精神かあります。
一般的には「精神」とか「メンタル」と呼ぶと、
感情も精神も一緒に指すことが多いかもしれません。
身体（肉体）とは別のカテゴリーとして総称されてしまっているるため、混同している人が多いですが、
実際にはこの二つは全くの別物です。
感情は、文字通り感じるものであり、論理的ではないし、
理性では片づけられません。
精神は思考力や分析力に関係し、
建設的批判力や論理的思考に関係しています。
感情が生まれること自体は、
私たちの意識ではコントロールできません。
ある意味「勝手に」生まれるものです。
そのため感情は精神では片付けられません。
感情をどのように出すかは、コントロールできます。
そのため私たちは、
見ないようにしたり、
感じないようにしたり、
説得を試みたりして、
なかったことにしようとするのです。
それはつまり、
感情を抑圧するということ。
その結果、
心が病んだり、
体が病気になります。
特に体は、
抑圧された感情、
認めることができなかった感情をリリースしようとして
様々な反応をします。
だからこそ、
体がどのような症状や病気を出したかを見れば、
抑圧した感情がなんであったかの推測ができるのです。
症状の激しさは、感情の激しさ。
症状の深刻度は、抑圧された感情の深刻度。
こころのことやスピリチュアルなことを
「学び、理解する」のは精神の領域になります。
学ぶことはとても素晴らしいことでし、
そのプロセスで自分を癒していくのは大事なことですが、
ここで問題が生じることがあります。
感情を精神で分析し、
わかったフリをしてしまう、
ということが起こりがちなのです。
この状態に陥ると、
「どんなことを感じましたか？」
という質問に対して素直に答えられません。
はぐらかすような答えをしたり、
分析したような答えをします。
感情が健康であるということは、
感情が自由であるということ。
負の感情であっても
まずは素直に感じられることが大事なのであり、
感じなくなるのが健康なことではなく、
癒しのステップとして進んでいるわけでもありません。
しかし、
「私はもうそこは乗り越えました」
というような人を時々見かけます。
本当に乗り越えたなら、
エネルギーは高く、明るく、強く、
感情が「豊か」であるはずです。
感情が豊かであるということは、
ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情でも
感じられて、表現できるということです。
しかし、このような感じの方は、
薄い笑顔を浮かべていて、
エネルギーは弱くなっています。
それは、「片付いたフリ」をするために、
感情を抑圧したからです。
残念ながら、ポジティブな感情だけを豊かに感じる、
ということはできないのです。
だからこそ、負の感情を「感じないように」してしまうと、
一緒にポジティブな感情もあまり感じられないようになってしまいます。
その結果、「薄い笑顔でごまかす」ようになってしまいます。
人間なのですから、
日々生きている中で
嫌なことや悲しいことがあって当たり前。
それを感じていないなら、
認知できていないなら、
感情はバランスを崩しており、健康とは言えません。
感じすぎてヒステリックになっているのはまた別の話で、
まずは感じたものを認め、
それに囚われすぎずにうまくリリースできるようになることが
感情が健康であるということなのです。
（正直になってええんやで）
色々学んでくると、
「おりこうさん」になるので、
自分が抱えているものに対しても
感じる前に理屈で片付けようとしてしまう、
ということが起こりがちです。
理屈が納得できることが
『わかったこと』
『ステップアップしたこと』
にすり替えられがちなのです。
でも、理屈がわかることと、感情が癒されることは別の話。
感情は、
そうやってなだめられようとすればするほど深刻度を増します。
「うまく片づけた」ならなおさら、
奥の方にその爆弾を押しやることになります。
それは密かに大きくなり続け、
ある時に爆発することになります。
あなたも心当たり、ありませんか？
（ブチギレたニャ～！！）
現代の人は
少なからずこころを病んでいる人が多く、
精神面もバランスを崩している人が多いですが、
精神よりも感情については
誰もが何らかの問題を抱えているといえます。
それはなぜかというと、
私たちはこころの仕組みや感情のケアについて学んできていないからです。
これは非常に深刻な問題です。
学校では教えてくれず、
協調や我慢ばかりを刷り込まれ、
感情のケアについて知ることがどんなに大事かを知らずに
大人になってしまっています。
親になっても知らずに子育てをしますし、
学校の先生も子どもたちの心の扱いを学んでいません。
結果として、
誰もが何らかの心の問題を抱えることになります。
危うい状態でがんばって生きているので、
何かがあると簡単にくずれてしまう人（心の病気になる人）が多いのです。
それは、単にその人が弱いという問題ではありません。
心が健康であるとはどういうことなのかを知らなければ、
自分がバランスを崩しているかどうかもわからず、
どこに向かえばよいのかもわかりません。
迷子の状態で嵐の中、
必死に倒れないようにしがみついているのが私たちなのです。
5月に開催するワークショップでは、
誰もが知っているべき
心のしくみと心の病気について学ぶことができます。
心が健康であるということはどういうことなのか、
心のバランスを崩すとどのような状態に陥るのか、
心のバランスを取り戻すにはどういうアプローチがあるのか。
あなたも知ってみませんか？
そして、自分でできること、
自分ではできないことを知り、
自分にも他人にも優しくなりましょう。
リアル参加のお席はあと少しだそうです。
録画受講も可能です。
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<ホメオパシー講座2024 in mendika＞
●1日目
5月12日（日）15:00〜19:00
【基礎講座〜体と心、病をホメオパシーで語る〜】
¥5,500 (リピーター割¥500off)
●2日目
5月19日（日）15:00〜19:00
【心の病にホメオパシーで出来ること】
¥5,500 (リピーター割¥500off)
※当日はリアル開催のみ（20名）
※※12日の基礎講座を受講、
もしくは録画視聴された方のみ19日に参加可能
※※※ご参加者は後日の動画視聴可、当日レジュメ配布あり
【動画視聴の申し込みについて】
※動画視聴のみの申込可、レジュメ配布あり¥5,000
（視聴期間は1日あたり3週間、期間中は何度でも視聴可能）
※※動画視聴にはGmailアドレスが必要になります。
お申し込みの際にお伝えください。
【開催場所】
お問い合わせ先は、mendikaさんまで。
（メール）info@mendika.jp
「ホメオパシー講座申込」と記載し、
ご希望の日程（1日目のみ、または2回とも受講）、
お名前、連絡先メールアドレス、
動画用Gmailアドレスをお伝えください。
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＜お知らせ＞
HPを全面リニューアルいたしました！
よろしければぜひご覧くださいませ。
なお、コラムのページはまだ工事中です。
以前よりも見やすい形でオープンいたしますので、
もうしばらくお待ちください。
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