昨日、子供の頃、両親がまたいつ喧嘩するかびくびくしていたり、気を使っていたとか、母がヒステリックに怒ったり愚痴を言うのを聞く役、なだめ役だったと書いたけど、そのあと自分でインナーチャイルドヒーリングをしてみた。
そしたら出てきました。
どかーんと。
何度も何度も
「怖かった、怖かった、怖かった、怖かった」
って。
吐き気がするほど、何度も何度も、怖かったっていう言葉が出てきた。
そして涙がどばっと。
おえーんおえーんって私のインナーチャイルドは泣いた。
ヒーリングしながら、でもなぜか感じるのは小さいインナーチャイルドじゃなくて「13歳」だった。
「え?なんで13歳?」
と自分で感じながら考えてみた。
13歳といったら中学生くらいだよね、と思ったら思いだしたことがあった。
そう言えば私は中学生になったとき、
「やっとこれでお母さんにたたかれなくなる」 と思ったということ。
中学生になったら大人として扱ってもらえると思ったのか、母親の態度が何か変わったのか記憶が定かじゃないけど、確かにこう思ったのは覚えている。
激しく叩かれたとかじゃないし、そんなにぶたれたとかそういう記憶はないけど、とにかく怒ると怖かったからそう思った記憶は確かにある。
そしてなぜ13歳のインナーチャイルドなのかと感じたら、私のその13歳のインナーチャイルドは、私の中にいるそれより小さいインナーチャイルドたちのお姉ちゃんとしてみんなを守ってくれていたようだった。
(え?こんなことあるの?と思ったけど、そういえばお客さんのインナーチャイルドヒーリングした時も似たようなことがあったと思いだした)
13歳の私は、みんなの分まで踏ん張って歯を食いしばって怖がっている私のインナーちゃんたちを頑張って守っていたんだね、と思った。
そこに今回今の私が行ったから。
一気に張りつめていたのがゆるんだみたいになって、「怖かった、怖かった、怖かった、怖かった」って、泣きじゃくった。
ずっと怖かったんだね。
怒鳴っている人を見るのが。
喧嘩している人をみるのが。
怒鳴り声を聞くのが。
我慢させてごめんね。
「やめて」って言えばよかったんだね。
「私怖い」って言えばよかったんだね。
今まで言ってあげられなくてごめんね。
でも、これからちゃんとあなたを守ってあげるからね。
と私はその13歳の私に言った。
いつもそうだったわけじゃない。
いつも両親が喧嘩していたわけじゃない。
たくさんの愛情も感じていた。
大好きだった。
でも、そうやって喧嘩している両親やヒステリックに怒る母親は好きじゃなかったしとにかく怖かった。
そういうことを子どもの頃の私は思ったこともなかったし、それが当たり前だったから怖かったなんていうことさえも自分自身気づいてなかったかもしれない。
でも、子どもにとってそういう記憶ってすごく刻まれる。
二階にいると、急に一階から両親の怒鳴り声が聞こえてきたり、茶碗とか投げ合っているのかがちゃーんとかすごい音がしたりして、「あ~また始まった」って思っていたのを覚えている。
お母さん怪我しないかな、お父さんとお母さん離婚しないかな、離婚したら私はどっちについていくかな、いろんなことを子供ながらに考えていた。
そういうことを、自分が大人になって壊れて、そこから自然にインナーチャイルドというのを知るようになって、そしたらなぜか自分がインナーチャイルドを他の人にセッションしたり講座をするようになって、そこから思いだした。
子どもの頃あんな風に思っていたな~って。
怖かったインナーチャイルドは、本当に奥の奥にいた。
だって出てこれないよね。
怖かったんだから。
言えないよね。
怖かったんだから。
いろんなインナーチャイルドを癒してきて、ようやく奥深くにひとりでいたインナーチャイルドが出てきてくれた感じだった。
先日、インナーチャイルドセラピスト認定講座を受けてくださった受講生にインナーチャイルドヒーリング実践でしてもらったとき、その方がふとおっしゃった言葉が、自分の中でつながった部分があった。
あ~そうだったのかと。
いろんなことが全部少しずつつながっていって、少しずつ癒されていく