先日、二週連続でそれぞれの方へ対面での「バーストラウマ・再誕生講座」でした。
そこで改めて感じたことがありました。
この講座はテキストレクチャーがほとんどですが、ある部分だけ結構セッションのような感じになることがあります。
対面講座ではテキストのあるページのチェック項目をそれぞれ読みながらチェックしていっていただくのですが、これがまたやはり人によって反応する場所が違うので、そこからいろいろ思い出すことや気付くことが出てきたりします。(講座なので深くまではいきませんが)
なので、みなさんがみなさんというわけじゃないですが、バーストラウマ・再誕生講座の対面講座では、このチェック項目の部分で結構時間を使ったりします。(それまではテキストのレクチャーがほとんどですが、この部分はみなさんの内側から出てきやすい部分なのかもしれません)
そして、そのチェック項目の中で、「0か100か」というものがあるんですが、これ私も昔は結構そうだったし、今でもうっかりするとそう思いそうになってしまうことがあります。
これもまた思考の習性のようなものなんでしょうけれど、そんな時、「あ、これもまた私は0か100かで決めようとしていたな」と思うことで徐々に変わっていくことができると思っています。
バーストラウマもアダルトチルドレンも言葉にしばられることはなくて、一番大切なのは、今をこれからを生きやすくするということ。
そのために出来ることは何かのか。
やっぱり気付くこと、理解すること、そこから変えて行くことだと私は思っています。
結構この講座を受けてくださって、「あ、自分はだからこういう考え方を今までしちゃっていたんだ」とか「だからあの時ああいうことになったんだ」とか「だからあの人はああいうことを言ったんだ」とか「だから私はこう育ったんだ」など、理解される方が多いです。
理解が進むと本当に物の見方が変わったりします。
0か100だけじゃない見方が出来ると楽になるんですよね。
例えば何かをやっていて問題が起きた。
0か100かで考えてしまったら、
「じゃ、それをもう全部やめる!」となるかもしれない。
「もういい!」と自暴自棄になるかもしれない。
「なんて自分は駄目だったんだ」と自分責めに入るかもしれない。
自信をなくしてやる気もなくなってしまうかもしれない。
でも、現実は何なのか。
問題が起きたところだけ修正していけばいい。
これから、やり方を変えて行けばいい。
例えば友達から何かを言われた。
それって、自分自身全部を否定されたのか。
もう縁を切りましょうと言われたのか。
いや、そういうわけじゃない。
その指摘された部分について反省するところがあるならしていけばいいし、友達は何もあなたを嫌いになったと言っているわけじゃないのかもしれない。
むしろあなたとこれからもいい関係を築いていきたいからそう言ったのかもしれない。
全部が全部、自分から0にしなくていいんだよ。
0だと思わなくていいんだよ。
自分だけだとなかなかみえないことも、
いろんな問題にはまってしまってみえないときも、
そんな時こそ、客観的に考えたり、みれるようになると少し楽になれるのではないかと思ったりします。
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