先日バーストラウマ・再誕生セッションを受けてくださった方のレポートについて、承諾をいただきご紹介いたします。
＜お空の場面＞
空から下を眺めている。誰もいない。青空。横には雲があるけど、雲に乗っているわけじゃなく浮かんでいる。地球（というより宇宙？）を眺めている。
お母さんはわからない。「生まれたい」というよりも「行かなきゃ」「守らなきゃ」（涙）
※なぜかこの「守らなきゃ」という言葉が出た時、ご本人もなぜかわからないけど強くこみ上げるものがあったようで一気に涙が出てきた感じでした。
胸が苦しい。（目を閉じている状態ですが）右の方が光っている。頭がずきずき締め付けられる。お母さんは決まっている。
＜おなかの中＞
一瞬紫色に光っている。うずまいている。シルバーとか黄色とか青とかいろんな色。綺麗だなぁ。
＜三ヶ月＞
「早く行かなきゃ」「生まれなきゃ」「守らなきゃ」「そばにいなきゃ」
お母さんはまだ妊娠に気付いていない。静か。お母さんは何か辛いことがあって悲しんでいる様子。
（※ここで寒気。お母さんのストレスを感じヒーリング開始。嫁姑でのストレス。「頑張っても頑張っても認められない」という思い。
藁のビジョンがみえたのでお伝えすると農家などをされていたところに嫁がれたそうでした。あと家畜の世話なのか、牛小屋の藁とか草を先がフォークのようになっている棒（何という名前かわからない）で牛などにあげているビジョン。
（お嫁に来たこともありお母さんの）アウェー感。居場所がない。寒気が強くなる。孤独。また、言葉で傷ついているような印象。ハートにガラスのようなものがささってちくちく痛い感じなのでそこもヒーリングしていく）
＜五ヶ月＞
何も変わらない。何となくなんていっていいかわからない。嬉しいか嬉しくないかもわからない。
どうしてそうなったのか。
「（お母さんはたぶんいろいろ大変すぎて）感情をなくしている」
（※ヒーリング開始。板挟みのようなビジョン。お母さんが何かに押しつぶされているような感じ。実際お姑さんや旦那さんなど誰も味方になってくれる人はいなかったとのこと。
それでもお母さんは何事も投げ出さない人、愚痴を言わない人、弱音を吐かない人だった。昔は辛いなんて言わないのが当たり前。弱音を吐いたら立てなくなってしまうと思っていた。
だから感情を感じなくしてしまっていたのではないか。ただここでヒーリングをしていくとたくさんのおしこめていた感情が出て行き、お母さんの中からたくさん言葉が出てきました）
「無気力。仕方ない。やることやるしかないし。やってられない。
昔を思い出したらやっていけない。淡々と生きるしかない。
なんで（お姑さんたちに）こんなこと言われなくちゃいけないの？
何が悪かったの？何か悪いことしたのかな。
こういうもんだと思っても辛い。どこにも行くところがないし。
なんでこんなところにお嫁に来なくちゃならなかったんだろう。
こんなに弱いとは思わなかった。嫁だから仕方ない。
何が悪かったのかな。何か憎まれることしたのかな。でも仕方ないし。
あまりにも（お姑さんが）強すぎて何も言えない。
何を言っていいのかわからない」
これらのお母さんがこれまで無意識に押し込めていた感情、思い、気持ちを、胎児ちゃんも感じられていたのではないかと思いました。
お母さんのおなかの中のストレスを、セッション中、胃痛や頭痛で感じられる方が結構いらっしゃいましたが今回は頭痛が強く出たようでした。
（これまでの方もそうですが実際、セッションが終わると何も無くなりますので、おなかの中にいた胎児ちゃんがお母さんのストレスを感じ、その苦しみを体のあちこちの痛みとして再体験させられていたのではないかと感じます）
＜八ヶ月＞
嫌だなぁ。お母さん疲れている。
お母さんの本心を感じてもらうと「自由に行きたい。好きなことをしていろんなところに行ったり楽しくいきたい」
＜臨月＞
「怖い。お母さんを守れないかもしれない」
「外が怖い。頭が痛くなるから」
「感情が入ってきて怖い。いろんな人の感情を感じてしまうから」
（※ここでもヒーリング開始。まず最初の「お母さんを守れないかもしれない」、という言葉も自然に出てきたようでしたが、最初、生まれる前に「守らなきゃ」と言っていたのはお母さんのことということもあったようでした。
ただ、「守らなきゃいけない」のはお母さんだけでもないようだと後からおっしゃられました。そして、胎児の間ずっとお母さんのストレスを感じて頭が締め付けられるように痛かった胎児ちゃんなので、生まれてからもなおその痛みが続くと思っていたのではないかと感じました。だから「外に出るのが怖い」という言葉になったのではないかと思いました。
また、「感情が入ってきて怖い」、という言葉も自然に出てきたようだったので掘り下げて聞いていくと、お母さんのおなかの中にいた時、家族や周りの人、道行く人のマイナスの感情をたくさん感じていたようでした。
人の怖い思いがいっぱい、人間の二面性、裏の部分、そういったものが「おそろしい」、というのを胎児のころから敏感にキャッチしていたようでした。そのためか、今は逆にエネルギーや他の人の感情などもあまり感じなくしているような印象を受けました。もしかすると胎児のころの強烈すぎる体験が今にも影響しているということなのかもしれません）
＜誕生＞
誰かの手から誰かの手へ。
どう感じる？
「突き放された」
誰から突き放された？
「自分のそばに一緒にいる人から」
お母さんは「生まれたなあ、無事に生まれたなあ、生まれてよかったなあ」と思っている。
ここで、「突き放された」ということについて掘り下げていくと
「皆と離れた」
みなって？
「人じゃない。でも今はわからない。いつも一緒にいたのに離れちゃった（涙）」
（ここで強い感情がこみあげてきたようでした）
「さびしい。ずっと一緒にいると思ったのに突き放された。本当の一人になった。どうやっていいのかわからない。離れちゃった。自分から離れて行ったんだから（みんなは）自分のことを嫌になっちゃったんじゃないか。約束したのに。ずっと一緒にいるって約束したのに。見守るって（涙）」
「普通の人間だものわからない」
「帰っておいで、と言っている」
どこに？
「言えない」
高次の存在からメッセージをいただくと
「今はわからなくていい。そのうち（これらの存在と）コンタクト出来る。今はこのままでいい」
先ほど再誕生した赤ちゃんは？
「看護師さんに抱っこされて眠っている。ここに生まれたくて生まれてきた。守らなきゃ（涙）」
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今回もお母さんが妊娠中に受けていたストレスを強烈に感じていた胎児ちゃんがいました。
結構こういったケースがこれまでも多かったですが、お母さんがストレスを感じていて、それを我慢していたりするとお母さんの胎内にそのストレスが取り込まれている感じで、だからこそお母さんの体の中にいる胎児ちゃんはそれらを全身、全細胞で感じてしまうのかもしれないと思いました。
そういう意味では、胎児ちゃんをヒーリングというのはつまりは胎児ちゃんがいる環境、お母さんの子宮、つまりはお母さんのその時の状況を知り、気付き、そして癒していくことが必要になっていくのだと感じます。
また今回もまた初めてのケースが出てきましたが、生まれた瞬間に「突き放された」と感じられた胎児ちゃん。
最初は母子分離という意味かなと思って聞いていましたが、どうもお母さんから離された、というのとはまた違ったものを感じました。ただ、何から離されたのか、何から突き放されたと感じられたのかは今回は突き止められませんでしたので今後また何かわかることがあればお伝えしたりご報告をいただければと思います。
ご本人も今回まさかここまでいろいろと自分の無意識から出てくる感情や言葉があるとは思われていなかったようで、大変驚かれていましたが、魂部分は徐々に気付き始めている、というような印象を受けました。あとはパズルのピースが一つずつはまっていくように、いろんなタイミングでみえていくのではないかと思います。
他の方でもそうでしたが、このセッションがゴールではなく、ここからさらに次の課題や次のステップへと導かれる方もいらっしゃいます。ここをやったからこそ次が出てくる、次が見えてくるということなのかもしれません。
それにしても、みなさんそうですが、本当に生まれる前からの意識、生まれてくる理由というものがそれぞれにあって、それを自分の中の魂部分はちゃんとわかっている、ということなんですよね。
まだまだこのセッション奥が深そうなので、私自身もっともっと経験を積ませていただきたいなと思いました。
これまで受けてくださったモニターの方でもその後こんな風に変わってきた、とかこんなことに気付きました、（再誕生した赤ちゃんが）こんな風に成長してきました、などありましたらご報告お待ちしています。
受けていただいているみなさん、ありがとうございます。
今月もこのセッションを受けてくださる方がいらっしゃいますがよろしくお願いいたします。
引き続き、このセッションのご感想をいただきましたので、次の記事でご紹介させていただきます。
